最近のデジタルネイティブ世代に対する指導方法、そのポイントとは...!?

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みなさん、こんにちは。
富士通ラーニングメディア 新人育成サービス部の菅原です。

先日、2年ぶりにホノルルマラソンへ参加してきました!
フィギュアスケートの浅田真央さんの参加が話題になっていましたが、浅田さんは目標の4時間30分をほぼ達成されていて、アスリートの底力を感じました。私は足元にも及びませんが、一応、自己ベストは更新できました。沿道で応援していた方が持っていた「You are All Winners!」というメッセージボードが印象に残っています。

さて、いきなり余談から始まってしまいましたが、前回のコラム「Java それとも C#?新人育成担当者の悩みはつきない・・プロが語る新人研修検討のポイントとは!?」はご参考になりましたでしょうか?
今回は「最近のデジタルネイティブ世代に対する指導方法」というテーマについて、お話していきます。

デジタルネイティブ世代の新入社員のエピソード

  • 【Episode 1】
    大学の卒業論文は、スマホにフリック入力で下書きし、最後だけPCを使用してWordに清書する。
  • 【Episode 2】
    4月からの新人研修へ向けた事前課題を動画コンテンツに変更したら、取り組み状況が大幅に改善された。
  • 【Episode 3】
    研修期間中に講師が個別に伝えたアドバイスが、現場でも支えになり、後日、育成ご担当者様経由で新入社員から御礼のメールが届いた。

デジタルネイティブ世代の特徴

上記は一部のエピソードですが、最近のデジタルネイティブ世代の特徴として、以下のようなことをよく聞きます。

  • PCよりもスマホ/タブレット
  • 文字入力といえばフリック
  • Webでの検索が得意
  • 動画に馴染みがある
  • 短文ベースのメッセージでテンポの良いコミュニケーションを好む

また、上記の最後のエピソードから、

  • 個別に伝えられたメッセージは、より自分事として捉えてくれる

という特徴もあるようです。

デジタルネイティブ世代に対する指導方法・対処法

職場ではPCの操作や、Officeの使用、メールや文書の作成が求められますが、上記の特徴から、デジタルネイティブ世代はこれまであまり経験がなく苦手/自信がないという人が多いように感じます。
また、このことは本来習得してほしいITスキルなどの学習に影響が出ることもあります。これはもったいないですよね!
いずれも、できれば入社まで(遅くとも入社後すぐ)に身につけておきたいスキルです。

これらの習得を促すには、とにかく手を動かす機会を設け、経験させることが重要です!
新入社員研修の序盤に「Office」「文書作成」の学習や、キーボードのタイピング練習を取り入れるお客様が増えています。
また、最初にインプットするだけでなく、研修期間中に日報や週報を作成しフィードバックを受け改善するなど、継続してアウトプットやPDCAサイクルを実践する機会を設けることも必要です。

また、個別のフィードバックも重要ですね!時間はかかりますが、一人ひとりにメッセージが刻み込まれ、今後の大きな支えになると思います。

最後に

最後に、デジタルネイティブ世代へオススメのコースをご紹介します。

ICT基礎知識(eラーニング)
内定者のためのシリーズ(コンピュータ基礎サーバ基礎
Office(eラーニング)
よくわかるシリーズ(WordExcelPowepoint
文書作成(eラーニング:文書添削コース)
文章力を鍛える! ビジネス文書作成トレーニング【文書添削】
アルゴリズム(ロジック研修~アルゴリズム編~) など

<参考サイト>

菅原 良介(すがはら りょうすけ) 

講師経験:8年(担当分野:アプリケーション開発)、営業経験:2年(担当業種:金融系)を経て、現在、新入社員研修を中心に若年層研修のコーディネーターを担当。
3年程前からランニングを始め、年に何度かマラソンの大会にエントリー。運動後の食事とお酒を楽しみに、日々の業務と週末のトレーニングに勤しむ。

(2017_Finish時)

(2017/12/21)