皆さん、こんにちは。
富士通ラーニングメディアで、ネットワーク関連コースを担当している日高です。
私が担当しているネットワークはさまざまな通信を支えるインフラで、縁の下の力持ち的な役割を持っています。関わる方が多い分野でもあることから、「ネットワークの基礎(UJE92L)」コースは当社の約800コースある講習会において、受講者数No.1を記録し続けています。
一方で、ネットワークは最新の技術をドンドンと取り入れるというよりは、枯れた技術を使った安定した環境が求められる傾向があります。そのネットワークの分野において、ここ数年注目されているキーワードとして挙げられるのがSDN(Software Defined Networking)とネットワーク仮想化です。
今回のコラムでは、このSDNとネットワーク仮想化に特化したコース『体験!SDN ~概要からAPIによるネットワーク機器の管理まで~ (ULF61R) 』をご紹介します。
では、さっそくですがここで質問です。
SDN(Software Defined Networking)やネットワーク仮想化と聞いて何を思い浮かべますか?
違いは何ですか?
何を実現できると思いますか?
本コラムをご覧いただいている皆さんは何と答えるでしょうか。
ちなみに、私の周囲の人からはこんな回答がありました。
「ネットワーク仮想化は、VLANでしょ?」
「物理的な機器構成に関係なくネットワークを作れるんですよね。」
「SDNとネットワーク仮想化は同じことだと思ってますけどあってますか?」
「SDNは解散したアイドルグループで...(以下省略)」
近年は「仮想化」が一般的になり、さまざまな分野で仮想化技術が使用されています。
また、ネットワークの分野においては従来から仮想化技術はあったものの、改めて仮想化やSDNという新しいキーワードを見かける機会が増えてきました。
一方で、キーワードとしては目にするものの、登場してきた背景や両者の違いについては把握できていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、SDNやネットワーク仮想化においては各社が独自の呼び方で機能として製品に組み込んでいるものもあり、インターネットを使って調査をしても関連性を把握しづらく整理が難しいという特徴があります。
そこで、情報収集するための取っ掛かりを作りたい方、特徴や違いを整理したい方におススメなのが『体験!SDN ~概要からAPIによるネットワーク機器の管理まで~ (ULF61R) 』コースです。
本コースでは、SDN関連技術やネットワーク仮想化技術が登場してきた背景や、各要素の共通する観点をまとめることで整理しやすくなるよう工夫しました。
SDN関連技術においては、SDNというキーワードが生まれるきっかけとなったOpenFlowに加えて、利用した製品が提供されつつあるOpenDaylightについても触れています。
また、「SDN環境の体験」の実習もご用意しており、講義で聞いていただいた内容を実践で確認できます。
【SDNによるネットワーク機器の集中管理】
【実習の概要】
1日間で、SDNとネットワーク仮想化の概要を効率よく学習できます。
SDNやネットワーク仮想化に関する知識を得たい方や導入を検討している方におすすめです!ぜひご受講をご検討ください。
みなさまと講習会でお会いできるのを楽しみにしています!!
ネットワークカテゴリコースの全般を担当しています。
SE時代には金融系のネットワークSEとして奔走していました。
最近は家で燻製を作ることを覚え、燻製片手にお酒を楽しんでいます。
(2015/10/15)
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