ブログをご覧のみなさん。こんにちは。
富士通ラーニングメディアでコンサルティングスキルやSEの上流工程の研修を担当している今垣 勝雄(いまがき まさお)です。
突然ですが皆さん、コンサルティングスキルというと、
などと考えていませんか?
そこで、今回は、公私共に役に立つ、コンサルティングスキルについて、以下の順でご説明したいと思います。
日常生活において、さまざまな問題に遭遇することがあると思いますが、その時は、どのようにして解決策を考えたのでしょうか。
コンサルタントに相談しましたか?カウンセラーに相談しましたか?
おそらくは、ご自身で、問題の解決に当たられたのではないでしょうか。
仕事においても、日々さまざまな問題に遭遇していると思います。
その時は、どのようにして問題を解決していますか?
コンサルタントに相談しているでしょうか?
おそらく、社内のメンバーなどと問題に対する解決策を検討したのではないでしょうか。
このように、プライベートでも、日々の仕事でも、常にさまざまな問題が発生しています。
そして、その都度、皆さんご自身で、または社内のメンバーが集まって、
ことに取り組んできたと思います。
コンサルタントは、上記の3つの手順について、分かりやすく納得性のある進め方で解決策を導き出すことをお手伝いしてくれます。
つまり、コンサルティングスキルとは、問題について、分かりやすく納得性のある進め方で解決策を導き出すことができるスキルといえます。
皆さんも、少しのスキルや思考法を身につければ、分かりやすく納得性のある進め方ができるようになります。
ビジネスの環境は、ICTの進化もあり激しく変化してきていますが、思考法の基本は変わりありません。
是非、みなさんもこれらのスキルを身につけていただければと考えています。
コンサルタントは、上記の3つの手順を進める上で、自分なりの
を持っています。
また、いろいろなフレームワークを使って整理・分析することにも長けています。
最近では、デザイン思考やビジネスモデル・キャンバスなどのフレームワークがトレンドになってきており、私自身も研修の中に取り入れてみたいと考えています。
しかし、多くのフレームワークを使いこす必要はありません。
自身が気に入ったフレームワークを使いこなせるようになれれば十分です。
これらの検討技法を効率的に進めるために
のスキルを習得することで、真に必要な情報を収集する力を高め、情報を分析した内容を論理的に説明し、相手を納得合意に誘導することができるようになります。
普段の仕事の中で上司や関係部署を巻き込んで組織を動かしていくためにも、ぜひ習得していただきたいと考えています。
これらの、技法やスキルは、研修で学ぶだけでは体得することはできません。
など、普段の仕事や生活の中で意識しながら考えることを習慣化することが必要です。
特に難しいことではありません。
日頃から新聞を読み、仕事への影響を考えてみましょう。
入手した情報を整理することを習慣化し、自分なりに整理する枠組みを作って蓄積しましょう。
また、時々本屋に立ち寄って、世の中で話題になっている本など見てください。
そして、発想法などを時々活用してみて、世の中がどうなるのか考えることもしてみてください。
これらを繰り返すことで、コンサルティングスキルの基本を自分のものにしていくことができるようになっていきます。
慣れてくれば、新しいフレームワークを習得するなど、幅を広げるようにしてください。
最後に、当社ブログの名物コーナー【講師オススメの本】で、参考になる書籍をご紹介します。
コンサルティングに関連する書籍は多く出版されています。色々な書籍を読むことも必要ですが、知識を習得する上で、コンパクトにまとめられている書籍を2つ紹介します。
一つ目は、日経文庫で、
ビジュアル ビジネス・フレームワーク 著者:堀 公俊(ほり きみとし)
ISBN:978-4-532-11927-0
二つ目は、PHPビジネス新書で、
戦略プロフェッショナルが選んだ フレームワーク115 著者:丹生 光(たんせい ひかる)
ISBN:978-4-569-81668-5
立ち読みでも結構です。知識を得るには、十分と思います。
ご紹介している書籍以外に、私が担当している
コースもおすすめです!
主にICT業界にて、営業やSEを経験し50歳より講師。
お客様や多くの方々に支えられ、培ってきたものを、少しでも皆さんの仕事に役立てていただければという思いで講師の道を 選びました。
受講者の方から多くの気づきをいただきながら、まだまだ勉強、研鑽する毎日です。
いつまでも気持ちだけは若く熱き思いを持っていたいと考えています。
趣味は、ヘボゴルフと鮎の毛バリ釣りです。
月1ゴルフですので、なかなか上達しませんが、 メンバーとわいわい楽しんでいます。
鮎の毛バリ釣りは、年数回、釣り仲間と川原で酒を酌み交わすのを楽しみにしています。
(2014/02/27)