皆様の職場では、感謝の気持ちをどのように伝え合っていますか?
当社において、「一人ひとりが明るく、元気で、前向きに、楽しく働ける」風土づくりで効果をあげている、サンクスカード活動をご紹介します。
サンクスカードとは、社員同士で感謝・讃える気持ちを手書きで書いて、相手に手渡すための名刺大のカードです。
2006年から始めたこのカードは、社長、役員含め、当社で働くすべての人が書いており、活動5年目を迎える現在は、毎月約2,500枚(6.0枚/人)の交流があります。
今年から、"電子版"サンクスカードも開始しました。
Web上で、30種類のイラストから好きなカードを選択し、メッセージを書き込み、グリーティングメールのように相手に送信します。
当社のサンクスカード活動は、一人ひとりが、この活動に共感して取り組むことを大切にしてきました。
これは、心と心の交流を育てていきたいという思いからです。
サンクスカードの交流で、人と人のつながりが広がり、会話が増え、コミュニケーションがしやすくなりました。
サンクスカードを使うと、小さなことでもさりげなくほめることができます。
上司と部下、仲間同士で、「さすがだね!」、「素晴らしい!」と讃える気持ちをカードという形に
して伝えることで、やる気や元気を生んでいます。
サンクスカードを書くには、相手のことを理解し、良い所を感じることのできる気づきの力、感性が必要です。
サンクスカード活動に寄せられた「社員の声」を見ると、サンクスカードが、一人ひとりの気づきの力、感性を磨くことに役立っていると実感できました。
カードに書かれたメッセージや、社員の声を見ると、サンクスカード活動は、社員のマインドを豊かにし、「心と心をつなぎ、喜び、嬉しさ、楽しさが感じられる風土」をつくり、組織の活力を高めることに役立っていることが分かります。
また、やる気を喚起し、気づきを促し、感動を与える、本活動は、個人と組織の成長のきっかけを与えてくれています。
皆様も、身近な方に、日々の感謝の気持ちを伝えてみてください。何かが変わるかもしれません!
(2011/12/15)
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