皆様、こんにちは。
講習会登壇後は、30分くらい魂が抜ける"のぐお"です。
こちらのページでは、受験記コラム第2回のExtra(おまけ)として、Ciscoが提供する資格(シスコ技術者認定)について解説したいと思います。
また、あらかじめお断りさせていただきますが、資格の紹介となりますので"残念ながら真面目"な内容にならざるを得ません。
どうか、ご容赦ください。
わたくしの第1回コラム、ご覧いただけたでしょうか?
※ご覧になってない方は こちら(第1回コラム)まで!
わたくしの主な担当コースからお察しいただけるかと思いますが、普段はネットワーク関連コースの中でも、特に「Cisco」のコースを担当しております。
「Cisco」とは正式には「Cisco Systems, Inc(シスコシステムズ)」のことで、世界的に大変有名なネットワーク機器開発メーカーです。
(現在では、ネットワーク機器開発以外の事業も行っています。)
「世界的に大変有名」ということは「世界的にシェアが高い」ことを同時に意味しています。
そのため、Ciscoの機器を上手に扱える(設定や機器の状態確認ができる)ということは、(極端かもしれませんが)「現場で役立つスキルを保有している」とも言えるのです。
またCiscoでは、ネットワーク知識及びスキルを判断する資格として「シスコ技術者認定」という資格を提供しています。
その中で、最も有名で日本国内でも目指される方が多いのは
「CCNA(正式にはCCNA Routing and Switching)」であり、今回、わたくしが目指す
「CCIE(正式にはCCIE Routing and Switching)」は、その上位に位置する超難関資格となります。
※実は同じCCNAでも「CCNA Security」や「CCNA Wireless」など、いろいろ種類があります。
その中で、ネットワークの最も基礎となる「ルーティング」「スイッチング」について問われる
「CCNA Routing and Switching」の資格が最も有名で、入り口となります。
昔は単に「CCNA」と呼んでいたのですが、前回の改定にて正式に「CCNA Routing and Switching」と改名されました。
(以上、雑学おわり)
ちなみに、これまで私はCCNP(正式にはCCNP Routing and Switching)まで取得して"いました"(過去形)。
実は恥ずかしながら、2015年末に有効期限(3年)が過ぎ、失効してしまったのです......
CCNPはCCNAとCCIEの中間に位置する資格と考えていただくとわかりやすいと思います。
つまり、
CCNA ⇒ CCNP ⇒ CCIE
の順に、難易度が高くなっていくということです。
※CCNAのA:Associate
※CCNPのP:Professional
※CCIEのE:Expert
さらに現在ではCCNAの下位資格としてCCENTという資格もあり、徐々にその知名度が高くなっています。
(昔からシスコ技術者認定の入門と言えばCCNAですが、今後、その役割がCCENTに代わるかもしれませんね。)
いかがだったでしょうか?少しでもシスコの資格についてご理解いただければ幸いです。
ちなみに、CCIE Routing and Switchingを取得するためには
の2つの試験いずれにも合格する必要があります。片方だけ合格しても認定されません。
そして、この2試験はいずれも
English
でのみ、実施されます。
"のぐお"の運命や、いかに!
Please back to my second column.
CCNA⇒CCNP⇒CCIEの順に難しくなるので、この難易度順に資格が作られたと思っている方が多いですが
実際にはCCIEが最初にできて、その後、下位資格が整備された、というのが正しい歴史です。(参考:「シスコ技術者認定の歴史」)
まぁこの事実を知っていたところで、合格に直結はしないわけですが......(トホホ)
当社「シスコ技術者認定」関連コースはこちらをご覧ください。
(2016/03/17)