富士通ラーニングメディアでは、人材育成に関する最新動向の定点調査および当社社員の育成を目的に、毎年5月に米国で行われる世界最大規模の人材育成、組織開発カンファレンス「ATD International Conference and Expo(以下、ATD IC&E)」に参加しています。
今回、ATD IC&Eには当社若手講師2名と営業1名の計3名が参加しました。気づきや学びのあったセッションの一部を読者のみなさんにご紹介したいと思います。
タイトル:「E-Learning and the Science of Instruction: 2016 Update」
講演者:Ruth Clark氏(Clark Training & Consulting)
トレーニング設計では「Evidence-Based Learning」がポイントになります。下記のような最新のトレーニング手法でも、学術的な論拠に基づいたトレーニング設計が重要です。
学習者やゴール、学習手法などによって効果が違うことが学術的に論じられている点が印象的でした。
コンテンツを提供する際に効果を最大化するためには、学習目的を達成できるようなコンテンツを学術的に選択する必要があります。しかし、ビジネスという観点で考えると、必ずしも「学習効果が高いコンテンツ」が売れるコンテンツとはいえないところもあり、質を追求することは難しいです。いかにベストなコンテンツを作りつつ、収益を上げて教育ビジネスを成り立たせるかが研修ビジネスのキモであると感じました。
翔泳社の「資格Zine」サイトの『もうExcelに戻れない! データを簡単に視覚化・分析できる「BIツール」体験はマストです』でも、講師として活躍。
主な担当コース
データ分析、UNIX/Linux関連コースを中心に担当
趣味:行きつけの居酒屋めぐり、阪神タイガース、某ジャンルのカラオケ
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(2016/10/06)