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富士通ラーニングメディアがお届けする ~人材育成最前線~ 人材育成に関するコラムを掲載中!

みなさん、こんにちは。株式会社SHIFTの岡野です。普段は、ソフトウェアテストに関する研修を担当しています。

「お客様の求めるものをより迅速に提供したい!」
「企業戦略上、コスト・開発期間双方の競争力の強化が必要!」

システム開発企業や事業現場では、このような声を良く耳にします。
課題解決のためにアジャイル開発(大きな単位でシステムを区切ることなく、小単位で実装とテストを繰り返す開発スタイル。従来の開発手法に比べて開発期間が短縮されるとされる。)やDevOps(DevelopmentとOperationsを組み合わせた造語。詳細は後述します。)を取り入れる組織が増えてきていますが、社内でのノウハウや知見の成熟が追いついておらず、思うように導入が進んでいないケースが多いようです。

今回は、DevOps を取り上げ、DevOpsにおける課題や、その解決案についてご紹介します。

 

<まず、DevOpsとは?>

●DevOpsとはなに?
DevOpsとは、Development(ソフトウェアの開発担当)と Operations(導入・運用担当)を組み合わせた造語で、ソフトウェアの開発担当だけではなく導入・運用担当とも密接に連携しプロダクトの価値を世の中により早く届ける取り組みのことを言います。2009年カリフォルニア州サンノゼで開催されたVelocity 2009というイベントで発表された Flicker社のエンジニアによる「10+ Deploys per Day: Dev and Ops Cooperation at Flickr」というプレゼンテーションがこの DevOpsという言葉の起源といわれています。

●DevOpsの課題
では、DevOpsを進めるうえでどのようなことが課題となっているのでしょうか。

調査データ「アジャイル白書2017」(株式会社SHIFT調べ:図1)によると、 「アジャイルやDevOps」の取り組みで発生している主な課題は以下のようになっています。(上位3位)

 1位「部署やチームによって理解や熟練度が異なる」
 2位「組織全体への適用が難しい」
 3位 「アジャイルやDevOpsでのテストのやり方が確立されていない」

(図1)アジャイルやDevOpsの取り組みで発生している課題 (件数)

[[クリックすると拡大します]]アジャイルやDevOpsの取り組みで発生している課題

●課題を解決するためには?
上記、1位、2位の課題に対しては、DevOpsを正しく理解し、その理解度や熟練度を高めながら、組織内で成功事例を積み重ねていくことが効果的です。3位の課題に関しては、アジャイルやDevOpsにおいては「早く」「必要十分」なテストを行うことが求められているものの、そのやり方が良くわからないといったことが問題となります。それに対しては、必ずしもこれといった1答えがあるわけではありませんが、その重要な手がかりとなりうるのが「リスク」です。
リスクとは、将来、否定的な結果を生む要因のことで、通常、発生確率と影響度として表現されます。これら2つの要素を手掛かりにテストすることで、「早く」「必要十分」なテストを行うことができるようになります。こういったリスクをベースにテストを行う手法のことを「リスクベーステスト」と言います。
DevOpsにおいては、リスクベーステストを行う際、リスク抽出・リスク分析にも極力時間をかけないことが求められます。つまり、従来のウォーターフォール型の開発時とは異なるリスク抽出・分析方法を学び、活用できるようになることが必要です。

(図2) リスクポーカーを活用したリスクに応じたテスト方法の選択例  イメージ画像

(参考書籍) Agile Testing Foundations: An Istqb Foundation Level Agile Tester Guide

DevOpsに関しての基礎的な知識や、より具体的な課題解決法を学びたい方へ「DevOpsテスト入門」をお薦めします。この研修コースでは、DevOpsの基礎から「リスクポーカー」を用いた具体的なリスクベーステストを実際に体感し、リスクに応じたテスト技法の選択を検討したうえでの効率的・効果的な自動化テストを行う方法を学ぶことができます。 

 

<関連コースのご紹介>

DevOps における課題解決に役立つオススメのコースをご紹介します。

そのほか、レビュー/テスト技術関連コースはこちら

 

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みなさん、こんにちは。富士通ラーニングメディアの萬(よろず)です。普段はインフラエンジニア向けの研修を担当しています。

現在、ビットコインなどで注目を集めている仮想通貨。その仮想通貨を支える技術がブロックチェーンです。しかし、ブロックチェーンは仮想通貨やFinTechといった金融分野だけで利用されるものではありません。IoTなどと組み合わせることで様々な産業での活用が期待されています。今回は、このブロックチェーン技術を効果的に身につける方法をご紹介します。

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プロフィールイメージ画像

萬 尚樹(よろず なおき)

VMware認定講師としてサーバ仮想化やネットワーク仮想化を担当するほか、Infrastructure as Codeなどインフラエンジニア向けの研修を幅広く担当。
またブロックチェーンのような新しい技術も担当しています。

大学時代は機械体操部に所属しており、飲み会での鉄板ネタは「エアあん馬」。

  

<まず、ブロックチェーンとは?>

●ブロックチェーンとはなに?
ブロックチェーンとは、ネットワークで接続された複数のコンピュータで、同一の台帳を同期させて保持する技術です。分散型台帳技術と捉えることができます。同一データをすべての参加者が保持しているので、データの改ざんが難しく耐障害性も高いデータ管理の仕組みです。

●ブロックチェーン技術の今後予測
経済産業省は2016年4月末に、ブロックチェーンの潜在的な国内市場規模は67兆円になるとする予測を発表しました。ブロックチェーンは参加者すべてが台帳に記録された取引履歴を共有でき、改ざんも困難なため、特定の組織が一元的にデータを管理する必要がなくなります。これにより取引コストの低下が見込まれます。また、参加者が情報を共有することで、仲介者なしに参加者間の取引が完結できるため、銀行や証券会社、不動産会社などの企業構造や社会構造に大きな影響を与えると考えられています

ただ、ブロックチェーンの普及には解決すべき技術的な課題がまだまだ多く、ブロックチェーンを活用したビジネスの実例も少ないため、短期間ですぐに社会に影響を与えるとは考えにくい状況です。とはいえ一度導入が進み始めると、そのインパクトは非常に大きなものとなるので、技術を習得し変化へ備える必要があります

●どういう業界・人が対象?この技術が必要な人はどんな人?
ブロックチェーンは様々な分野での活用が期待されます。例えば製造業であれば、原料から製品を顧客に届けるまでを管理するサプライチェーンマネジメントでの利用が考えられます。トレーサビリティを確保しつつ効率的な管理が期待できます。また、IoTとの組み合わせも考えられます。デバイスが取得した大量のデータをブロックチェーンで取引し、自律的なデータ利活用を進めることが期待できます。新たなビジネスを企画する方や、既存のビジネスの効率化を考える方にとって、注目すべき技術です。

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<ブロックチェーン技術を身につけるにはどうすればよい?>

ブロックチェーンには、誰でも参加できるパブリックチェーンと、許可された者だけが参加できるプライベートチェーンがあります。社会により大きなインパクトを与える可能性を持つのはパブリックチェーンですが、解決すべき課題も多く、時間がかかると考えられます。短期的なスパンでビジネスへの活用を目指すのであれば、プライベートチェーンの利用を検討する必要があります。

現在、プライベートチェーンで大きな注目を集めるOSSがHyperledger Fabricです。Linuxなど様々なOSSの開発をサポートするLinux Foundationのプロジェクトの1つであり、富士通やIBMなど多数の企業が開発に参加していますまずはこのような代表的なブロックチェーンのソフトウェアを動かしてみることが重要です。

しかしOSSを使用するには自分で技術情報を収集する必要があります。特にこういった新しい技術分野では、公開されている日本語の情報が少ないことがあります。また実際に動かすには検証環境が必要です。Hyperledger FabricはLinuxで使用するコンテナ技術であるDockerを使用して提供されており、Dockerが動作する環境を自分で用意する必要があります。

情報の収集や検証環境の調達を簡単に行いたい場合にお薦めするのが、【クラウドラボ】実機で体験ブロックチェーン(Hyperledger)編です。
このコースでは、パブリッククラウド上のLinuxの仮想マシンを1台使用し、Hyperledger Fabric v1.0を動作させる実習を行います。初めてブロックチェーン技術に触れたいが、どのように技術習得を進めればよいのか迷っている方に適したコースです。パブリッククラウド上の実習環境を使用しますので、いつでも簡単に実習を始めることができます。
初めてのブロックチェーンを「【クラウドラボ】実機で体験ブロックチェーン(Hyperledger)編」で動かしてみませんか?

 

<関連コースのご紹介>

ブロックチェーン技術習得にオススメのコースをご紹介します。

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イメージ図2018年5月17日、シェラトン都ホテル東京にて、「Java Day Tokyo 2018」が開催され、多くの方が参加されました。

「Java Day Tokyo」は、 日本オラクル社が開催しているJavaの日本最大級のイベントで、今後のJavaの動向や技術情報などが様々な側面から紹介されます。

海外からのスピーカーも多く、国内のJavaエキスパートのスピーカーと共に、最新のJavaトレンドをたった一日で把握できるセッションが25以上も開催されました。

このセッションの1つ「プログラムの世界へようこそ! Javaではじめるプログラミング」を、当社講師 七條が担当させていただきました。

<七條の所感>

今回担当したセッション「プログラムの世界へようこそ! Javaではじめるプログラミング」は、Javaをこれから始める方、興味を持っている方などを対象にした、ビギナー向けのセッションです。

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事前予約の時点ですでに満席で、会場内に椅子を追加いただいたにもかかわらず、立って聞いてくださっている方々もいらっしゃいました。
Java技術者がこれからもどんどん増えていきそうな雰囲気を感じて、喜ばしく思いました。
また、会場全体も大変盛り上がっており、Java技術へ関心の高さを感じました。

私自身もJava技術者の一人として、今後も、Java最新技術動向をウォッチしていきたいと思います。

<Java技術者育成をご支援するコースのご紹介>

富士通ラーニングメディアでは、Javaを初めて学習する方を対象にしたコースから実践的なコースまで、数多くのコースをご用意しています。
また、集合研修(講習会)はもとより、eラーニングや動画、ドリルやクラウド実習環境で学習するコースなど、お客様のご希望に応じて、学習形態も選択ただけます。
ぜひ、Javaのスキルアップにご利用ください。

Javaプログラミングの基礎を習得したい!

Javaプログラミングの基礎を、自分のペースで学習したい!

※クラウドラボとは、クラウド環境上で、実機演習を通してスキルの定着が図れるコース

Java言語でのWebアプリケーション開発スキルを、短期間で習得したい!イメージ図

>>【Javaプログラマー早期育成シリーズ】

【Javaプログラマー早期育成シリーズ】では、七條が講師として登壇しています。

・コースマップ:Java
・コースマップ:Java(Oracle社認定コース)

みなさん、こんにちは。富士通ラーニングメディア 新人育成サービス部の吉岡です。
前回のコラム「新入社員が身につけるべきビジネススキル"知っている"から"できる"へ変えるためには」は、ご参考になりましたでしょうか。
今回は「現場でも成長し続ける新入社員を育成するポイント」についてお話をさせていただきます。

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<成長する新入社員、成長しない新入社員の特徴>

新入社員研修で成績がよかった新入社員が、配属された現場で伸び悩むことがあります。そのような新入社員は、「同じミスを繰り返す」という傾向があります。

  • 仕事の量や質がなかなか向上しない
  • 先輩や上司から何度も同じアドバイスや指摘をされている

新入社員研修では生き生きとしていたのに、配属先で成長が止まってしまったかのように停滞してしまう人に多くくみられる特徴です。
対して、現場でも成長し続ける新入社員は、同じ失敗を繰り返すことは少ないのではないでしょうか。もちろん、全く失敗をしないわけではありません。
成長し続ける人は、ミスをしてしまったとしても、周囲の指導やアドバイスを素直に受け入れ、行動を改善していくことができているのではないでしょうか
自分の思考や行動の何か、を積極的に変えていくことで、目標を達成していく。
新入社員研修中でも、全くの言語未経験者なのにグンと伸びる人がいるのですが、この成長ための基本行動がしっかりできている人が多いと感じます。

 

<新入社員の成長を促す施策>

では、どのようにすれば新入社員を成長させ続けることができるのでしょうか。
新入社員研修でビジネススキルやITスキルを学ばせるだけではなく、研修中に、先ほどお伝えした基本行動自分の思考や行動の何か、を積極的に変えていくことを実行させ、その結果として「成長できた。」と新入社員自身が実感することでその後の成長が変わっていきます。

弊社の新入社員研修では、以前から「失敗や成功を振り返る」ことをカリキュラムに組み込んでいたのですが、これだけでは振り返りの気づきが浅かったり、行動に落とし込まれなかったりすることがありました。
そのような中でも急成長する新入社員がいて、私は「なぜだろう」と思い、彼らをよく観察してみました。
彼らは、講師や教育担当者からの指導やアドバイスだけではなく、自分と同じ立場である新入社員のフィードバックからも気づきを得て、行動に変えていることが分かりました。

  1. 周囲のアドバイスやフィードバックを積極的に受け入れる
  2. 自分の課題に気づく
  3. 自分の何を変えるか考える
  4. 行動に落とし込む

このようなフィードバックサイクルを回し、成長に繋げていたのです。

 

<新入社員の成長を促すフィードバックサイクルとは>

この成長を促すフィードバックサイクルを新入社員研修に効果的に組み込めないか?と考え、企画、開発したのが2018年4月からスタートする「ビジネススキル総合演習++」研修です。
「ビジネススキル総合演習++」では徹底的にPDCAを回し続け、新入社員同士で効果的なフィードバックを行うことを通して、「成長する」とはどのようなことなのか、を体験しながら理解します。

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この研修のポイントは「フィードバック」と「具体的な行動に落とし込む」ところで、以下のような仕掛けを入れています。

  • 「相手の成長のために」という目的で、フランクにフィードバックができる場作りをする。
  • 発信側、受取側でフィードバックの目的が一致しないと、受け取ることが難しくなる場合があるということを段階的に経験して理解する。
  • どんなフィードバックも、指導として受け取り、気づきを得ることができることを体感する。
  • 気づきを具体的な行動に落とす、自問自答の技術を習得する。
  • フィードバックもPDCAを回す。
  • 「ビジネススキル総合演習++」後の新入社員研修でも、フィードバックを繰り返すことを推奨し、他者からのフィードバックを効果的に自分の成長に活用するコツを覚え、配属された現場でも成長し続けられる下地をつくる。

成長し続ける新入社員の特徴を、講義や演習で実践できるよう、落とし込んだのが「ビジネススキル総合演習++」です。
研修として設計するのは難しいかもしれませんが、以下のポイントを意識して指導するだけでも、新入社員の行動は変わってくると思います。

  • 自分では気が付けないことがあり、他人の指摘が成長のために重要と理解させる
    (ご参考:「ジョハリの窓」を活用、公開の窓を広げる)
  • フィードバックには感謝、評価、指導などの目的があり、効果的に実施するには、発信側、受取側で、目的を合わせる必要があるということを理解させる。
  • フィードバックを推奨する雰囲気作りとそれを通した絆の構築。
  • 具体的な行動に落とし込めるまで、「ではどうする?」を繰り返す。

 

<まとめ>

いかがでしたでしょうか。「現場でも成長し続ける新入社員の特徴」と、そのような新入社員に育成するための研修期間中の対策について、弊社の新入社員研修の企画や実施での取り組みをまとめました。
現場で生き生きと活躍する新入社員に育成するための教育や指導について課題をお持ちの方が、少しでもヒントを見つけられたら幸いです。

 

<関連コースのご紹介>

新入社員のビジネススキル習得におすすめ!

<関連コラム・サイト>

 

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2018年2月15日、ヴイエムウェア株式会社が主催する日本におけるVMware Education Partner AwardとVCI Awardが発表され、当社は「VMware Education Partner Award 2017を受賞しました。

本賞は、VMware認定トレーニングコースのオープンコースおよび富士通グループを中心としたオンサイトトレーニングによる販売実績、また、自社会場での開催以外でもvRealize Automationのトレーニングコースなどの販売への取り組みが評価され、昨年に続き2年連続での受賞となりました。

>> ヴイエムウェア社の紹介ページ (ヴイエムウェア社サイトへ)

受賞の風景

左:ヴイエムウェア株式会社 上級執行役員  副社長 山中 直様
中:株式会社富士通ラーニングメディア ナレッジサービス事業本部 執行役員 古川 勝久
右:ヴイエムウェア株式会社 教育本部 本部長 西井 篤様

当社は、VMware Education Partnerとして2009年よりVMware認定トレーニングコースを富士通ラーニングメディアのラーニングセンター(東京、名古屋、大阪)やお客様先で個別開催しており、これまでに1,700名を超える富士通グループをはじめとするお客様に受講いただきました

今後もVMware認定トレーニングをはじめ、人材育成・研修サービスの提供を通じてお客様のビジネスに貢献してまいります。

 

<受賞のコメント>

・株式会社富士通ラーニングメディア
  ナレッジサービス事業本部 第二ラーニングサービス部
  VMware認定インストラクター 西田さん、萬さん
  『VMwareトレーニング提供を通じて富士通グループの人材育成に貢献していきます。』

・株式会社富士通ラーニングメディア
  富士通グループプロジェクト推進室 田畑さん
  『このような栄誉ある賞をいただき、関係者の皆さまに感謝しています。』

 

関連リンク>

みなさんこんにちは。富士通ラーニングメディアの講師部門で主にシステム運用管理分野を担当しているタナカです。

今回は、"要件定義の「超」入門"コースが新しく開講されるということで、要件定義未経験者の私が講習会に潜入してレポートします!

現在の部署に異動する前は、開発現場と運用現場の業務を担当していましたが、要件定義は未経験です。
システム開発や運用の現場では様々な問題が発生します、原因を分析すると要件定義にたどり着く、ということが多々ありました。要件定義が大事だということは分かっていましたが、具体的に何をどう定義するのか漠然としていて、また、お客様から挙がってくる要望は膨大なので全ての要件を実現するなんて、そんな膨大なお金がかかりそうなことって本当に実現できるの?などなど・・・、積年の疑問を解消しようと今回潜入してきました。

はたして、本当に「超」入門なのか、要件定義未経験の私がしっかり見極めてまいります。

 

<入室!いつものテキスト以外に一般書籍が!>

研修は9時半スタート。

デスクの上には"テキスト"のほかに、あっ、IPA(※)の書籍「ユーザのための要件定義ガイド」もある! なんだか得した気分です(笑)

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※IPA(独立行政法人 情報処理推進機構):利用者視点に立った複雑、膨大化する情報社会システムの安全性・信頼性の確保を理念としてさまざまな活動に取り組んでいる団体

今回の研修は海老原講師。
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海老原講師は長年プロジェクトマネジメント分野、特に上流(要件定義)を中心としたコースの開発・講義を担当している方。にこやかに、かつ快活な説明でどんどん引き込まれます。

研修は、要件定義未経験者向けの初歩的な説明から始まりました。
講師は、家を建てることに例えながら、要件定義の目的を分かりやすく説明しています。
 
本コースの受講対象者は「要件定義未経験、または携わって間もない方。要件定義の基本的な事柄を知りたい方」です。今回の受講者は、様々な業種や年齢の方々で、システムプロジェクト経験は、未経験から3年程度の方が多数でした。

そして、いよいよ本題スタートです。


<いよいよ本題スタート!初めて会うのに白熱する会話!>

あれっ? ページを進めると、受講者に対するいくつもの問いかけが・・・
例えば・・・
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なんて初歩的な疑問!
しかし、いざ説明しようとすると言葉が出てこない(汗)

講師は数問をピックアップし、「グループのみなさんで意見を出し、ホワイトボードに書き出してください」と説明しています。

おお、さっそく討議が始まりました!受講者のみなさんは熱心にグループ内で意見を交換しています。発注側(ユーザ側)の立場の方や開発者側の方もいらっしゃったので、様々な視点の意見が出ていました。
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講師も状況を見て、グループに刺激を与えるような言葉をかけたり、ヒントを与えたり。みなさん熱心にご自身の意見を話したり、周りの意見を聞いたりして討議しています。
 
討議した後、グループ毎に見解を発表し、クラス全体で様々な視点を共有します。
あるグループから出た意見は、

要件を定義しないと、

  • ゴールを見失って仕上がりがあいまいになる。
  • やるべきことがわからなくなる。
  • 手戻りが発生して納期が遅れる。

「開発者と顧客の認識のすり合わせ」を通じて、要望からやるべきことを明確にするから要件定義は重要である。

みなさん熱心に聞き入っています。

発表が終わると、テキストやIPAの書籍を用いながら講師が解説していきます。

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今回の疑問に対する解説のポイントは

要件を定義しないと、以下の問題が発生することが考えられます。

  • 低品質、予算オーバー、スケジュール遅延などを引き起こす(スケジュール遅延理由の50%以上は要件定義に起因した調査結果あり)
  • 仕様変更が多発する(あいまいさを残して設計工程にはいる)
  • 最終的にビジネス目的を達成できなくなる(目的を理解せずにプロジェクトを進めることとなる)

発表内容と概ね一致していたので少しホッとしました。そして解説の中で根拠となる調査結果や講師の体験談などを聞くことで、深く納得できるように感じます。

みなさん、テキストや書籍に付箋を貼ったり、マーキングしたり、熱心に解説に聞き入っていました。
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<受講者直撃>

講習会も終盤になったころ、受講者二人にお話を伺いました。

■受講者Hさん(20代・システム開発業務に従事)
Hさんは若いながらもグループディスカッションで熱心にご自身の考えを説明したり、グループのみなさんに意見を聞いたり、非常に熱意をもって参加している姿が印象的でした。普段は開発者・ベンダー側の立ち位置で業務をされており、お客様と要件を詰める対応も若干経験されているそうです。

 Q    -どうしてこのコースを受講しようと考えたのですか?
 Hさん -会社で推奨コースの一覧が配られて、その中にこのコースがありました。普段要件定義については「こんなものかな?」と経験的にわかっているつもりでしたが、現場で知ったことと一般的な定義や考え方を結び付け、足りない知識を身につけたいと考えていたので、このコースを受講しようと自分で決めました。

 Q    -受講してみてどうでしたか?
 Hさん -一番印象的なことは、グループ討議を通じて普段聞けないユーザ側の視点を知れたことが、非常に新鮮でした。自分では考えつかなかったことが多く、とても参考になりました。そして感覚的だった知識は、論理的・体系的な知識となりました。講習会で身につけた知識を活かして、これからは無駄な要件を見極めていけそうです。また、より効率的な要件定義ができそうだと思ったので、会社に戻ったら周りに働きかけていきたいと思います。
今まで受講した研修は前を向いて講師の説明を聞く形式ばかりで、グループディスカッションのあるコースは初めてでした。少人数でディスカッションしやすく(今回は5人グループでした。)、一方的ではない受講スタイルがよかったです。グループの中央に飴が置いてあるのも驚き、和みました笑。

■受講者Fさん(40代・システムを利用した業務に従事)
Fさんは、グループディスカッションでは率直な考えを話し、グループ全体に声をかけ意見を引き出していらっしゃった姿が印象的でした。Fさんは普段ユーザ側の立ち位置で、システムを使って業務をすすめているそうです。システムプロジェクト経験は全くないとのこと。

 Q       -どうしてこのコースを受講しようと考えたのですか?
 Fさん -社内に点在しているシステムやExcel管理台帳などを一本化する「新業務システム」の開発に携わるように指示があり、なにから手をつけたらよいかわからず、慌てて要件定義とはなんぞや?ということを勉強するため、このコースに申し込みました。

 Q       -受講してみてどうでしたか?
 Fさん -グループ内に開発者がいたので、知らなかった視点を知れたことが非常に興味深かったです。そして全くの初心者の私でもとっかかりやすい素朴な疑問、特に一問目なんて「なぜ要件定義が必要なのか?しないとどうなるのか?」というのは、いきなり本質に迫っていると思いました。また、IPA書籍は正直ゼロから読むにはハードルが高いと感じますが、自分やグループで検討した疑問と結びつけた解説により、書籍のポイントを浮き彫りにしてもらえました。中途半端に「こうかなぁ」と思っていた知識について、裏づけのある正しい知識を身につけられました。

<まとめ>

多様な価値観や経験、企業文化を持った人たちとのグループディスカッションを体験した受講者からは、「刺激を受けた」「新しい視点が得られた」「視野が広がった」という感想が聞かれました。
この要件定義「超」入門は、一方的な講義を受けて教科書的な知識を頭に詰め込むようなスタイルではなく、受講者が互いの意見を口に出し、ボードに整理しながら様々な考え方に触れ、その後講師による解説を聞くことができるコースでした。そのため深く納得しながら知識を習得することができました。これは、まさに脳に汗をかいて身につけた知識です。

要件定義は「なんとなくこういうもの」と思っていたけれど、それを裏付ける情報や考え方を補完できたし、抱いていた疑問にも明確な回答を得られて大満足でした。
要件定義なんて自分が対応できるのか・・としり込みしていたけど、得た知識を糧に地に足をつけて挑戦していきたいと思います!
みなさんもぜひ要件定義に関する知識の土台をしっかりつくっていきましょう!

タナカ的オススメ度:★★★★★

要件定義「超」入門(UZS20L)

<ご参考>

このテーマにご興味がある方は、こちらのコースもおすすめです。

プロジェクトマネージャが直面する数々の難しい意思決定・・・あなたならどうする?
PM次の一手 ~富士通SEの『定跡』に学ぶ~(UAQ53L)
富士通グループのプロジェクトマネージャの相互研磨のために発行されているメルマガ「PM次の一手」から題材を抜粋しました。富士通のプロジェクトマネージャーコミュニティの経験と実績がつまった内容で、多面的な物事の捉え方を習得し、意思決定力を高めます。

プロジェクト現場の悩ましい問題にどう対応する?!~熟練プロマネに聞く"PMにとっての次の一手"とは~
【ブログ ~人材育成最前線~ 自分の思考のくせがわかる?そんな"目からうろこ"な体験とは?!~営業濱田のプロマネ受講体験記~】

 

超入門シリーズ
ベースとなる"サービス"そのものの本質を理解し、ITサービスマネジメントの原理原則を学ぶ!
ITサービスマネジメント超入門 ~身近な事柄からその意味を考える~ (UAX29L)

プロジェクトマネジメントの基本作業について「なぜ」を徹底的に理解し、当たり前のことを当たり前に実践できる基礎力を身につける!
プロジェクトマネジメント超入門 ~プロジェクトの「ナゼ?」に答える~ (UAP65L)

 

安定した運用フェーズを実現するために、要件定義でできることは?
基礎から学ぶサービス要件の定義  ~安定した運用フェーズを実現するために~ (UAX14L)

要件定義工程の品質を左右するひとつ、ドキュメント作成の勘所を知る!
これだけは押さえておきたい 要件定義ドキュメント作成演習 (UZS19L)

そのほかの要求分析/要件定義関連コースも参考にしてください。
要求分析/要件定義関連コースマップ

 

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2018年3月12日に、弊社講師が執筆した『HTML教科書 HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 スピードマスター問題集 Ver2.0対応』(翔泳社)が販売開始となります。
予約も承っていますので、ぜひご検討ください。

書籍詳細、購入へ

また、2018年3月25日(日)には、同書籍を執筆した講師による『HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1ポイント解説無料セミナー』を開催いたします。

HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1ポイント解説無料セミナー

 HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1の受験を検討されている方は、この機会をぜひご活用ください。

 

【本書の特徴】

  • 出題範囲を完全網羅し、審査に合格した「HTML5認定教材」
  • HTML5アカデミック認定校の講師陣による書き下ろし
  • 充実した練習問題に加え、計2回分の模擬試験を提供 (※)
    (※) 書籍本体掲載1回分+ダウンロード特典1回分

書籍表紙【本書の構成】

1章:Webの基礎知識
2章:CSS
3章:要素
4章:レスポンシブWebデザイン
5章:APIの基礎知識
6章:模擬試験

なお、弊社ではフロントエンド系の講習会を多数提供しております。

たとえば、HTMLやJavaScriptの経験はないが、資格取得を目指したいという方には「HTMLとCSSによるホームページ作成」(UJS29L)や「JavaScriptプログラミング基礎」(UJS36L)などのご受講をお勧めいたします。
すでに経験があるという方に向けても「jQueryによるWebアプリケーション開発」(UJS40L)や「Web技術者のためのHTML5 APIプログラミング」(UJS35L) などがございます。

コースラインナップの詳細は下記のリンクをご覧ください。また、バウチャーチケットの販売も行っております。

>> コースマップ「Webサイト企画/構築」
>> 「LPI認定(HTML5)」ご紹介ページ

 


【執筆者の紹介】

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抜山 雄一(ぬきやま ゆういち)

富士通ラーニングメディア入社後、Microsoft系の技術を修得。主に、ASP.NETやSQL Server、IIS、Azureなどの講習会を担当する。
HTML5の登場で、フロントエンド開発に目覚め、LPI-Japan認定コース開発などに努める。アプリからインフラまでの幅広い技術知識を活かし、色々な観点でアドバイスできる講師、技術に対する熱い想いを持った講師として、受講者から高い信頼を得ている。

七條 怜子(しちじょう れいこ)

富士通ラーニングメディア入社後、Java言語やWebアプリケーション開発系の講習会、コース開発を担当。Webアプリケーション開発を通してHTML5に出会う。
多くのe講義動画コースに出演し、その中でも「Javaアプリケーション早期育成シリーズ」はe講義動画サービスを代表するコースである。
動物・子供が好き。

松井 正徳(まつい まさのり)

主に、Java やHTML/CSS/JavaScriptなどのアプリ開発系コースを担当。
最近はまっているのはWeb APIで、HTML5を活用したフロントエンド開発とJavaによるAPIサーバ開発の情報収集とコース開発に努める。
デジタルビジネス時代における人材育成と研修コースの在り方を模索中。

結城 陽平(ゆうき ようへい)

富士通ラーニングメディアでHTML/CSS/JavaScriptなどのフロントエンド関連、C言語やC++の講習会を担当。
新人研修では、JavaやC++によるシステム開発やIoTを題材にした研修を担当している。
様々な分野に興味を持ち、技術力の向上に努めている。
犬より猫が好き。

  みなさん、こんにちは。富士通ラーニングメディア 新人育成サービス部の吉岡です。これまで2回のブログを担当した菅原と同じ部署で、新入社員研修の企画や個社別研修のプロジェクトマネジメントをしています。

ビジネススキルの重要性は認識しているが、効果的に習得するにはどうしたら良いか、人材育成担当者の方々もいろいろ探している状況ではないでしょうか。社会人として、いち早く身に付けて欲しい「ビジネススキル」ですが、具体的にどのようなスキルのことを指すのでしょうか。今回は新入社員にとって特に重要な「ビジネススキル」をピックアップし、しっかり身につけさせる方法についてご紹介します。

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<ビジネススキルとは>

  新入社員研修担当という立場で、毎年、事前知識・スキルがほとんどない人材を仕事がスタートできる状態にまで成長させています。私のこれまでの経験からまとめてみたいと思います。

まず、ビジネススキルの要素を考えてみると、ロバート・カッツが提唱している「カッツ・モデル」では、ビジネススキルには「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」の3つがあるといわれています。

  • テクニカルスキル
    「業務遂行能力」と呼ばれ、自らが担当する業務を遂行するのに必要な専門知識や技術のことで、業務を進める前提となるスキルです。SEであれば、言語スキルなどのITスキルや、ドキュメント作成スキルなどが当てはまります。
  • ヒューマンスキル
    「対人関係能力」とも呼ばれており、仕事の関係者などの相手と上手くコミュニケーションをとる能力です。仕事には円滑な人間関係が欠かせません。コミュニケーションスキル、ロジカルシンキング、ヒアリングスキルなどです。
  • コンセプチュアルスキル
    「概念化能力」と呼ばれるもので、周囲で起きている事象や状況を構造化し、問題の本質をとらえる能力のことです。また、自分自身の行動・思考を客観的に見て、成功や失敗から要因を抽出し、次に活かすことも含まれます。弊社が人材育成で大事にしている、失敗から学ぶ、常に前進する、などの方針が含まれます。

<社会人としてまず身に付けるべきビジネススキルとは>

 では、ビジネススキルをどのように習得すればいいのでしょうか。結論から言うと、習っただけでは実践できるようにはなりません。

富士通ラーニングメディアの新入社員研修では、まず、テクニカルスキル、ヒューマンスキルの基礎を学習します。特に新入社員には以下のスキル習得が必要と考えています。

  • 仕事の進め方
  • マナー
  • ロジカルシンキング
  • 文書作成
  • コミュニケーション

研修では、社会人の常識や前提スキルがほぼない状態の新入社員もいることを考慮し、上記スキルの必要性や事例、具体的な方法を段階的に、ロールプレイングを交えながら学習します。ですが、社会人経験のない人材でも分かるよう丁寧に教えても、すぐ実践できるようにはなりません。

今読んでいただいている皆さんの中にも、研修で何かを習っても、身に付かなかった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

<ビジネススキルを"知っている"から"できる"に変える「ビジネススキル総合演習++」>

 "知っている"だけの状態から、"できる"ようになるには反復練習が必要です。地道なようでもやはり繰り返し行わないと定着しません。ただ、そこにはコツがあります。
自分の思考・行動を客観視し、何が原因でできたのか、またはどうしてできなかったのかを認識しながら行動できると習得は格段に早くなります。前述の「コンセプチュアルスキル」を学びの中で使うのです。

弊社が2018年4月からスタートする「ビジネススキル総合演習++」という新入社員研修では、ヒューマンスキルを、ゲーミフィケーションを取り入れた演習で本気で繰り返し実践させます。それだけではなく「コンセプチュアルスキル」も向上できる工夫を取り入れています。

  • 独自のPDCAの型ができるまで自分の思考・行動を徹底的に振り返る。
  • 受講者同士の対話で気づきを得られるよう、フィードバックの方法を学習・実践する。
  • 気づきを行動につなげる問いの技術を習得する。

などがそれにあたります。
この工夫を通して、「コンセプチュアルスキル」を磨き、繰り返し実践の効果を高め、新入社員に必要なスキルの定着を促しています。

新入社員研修に限らず、一般的な社員研修でも、学習したテクニカルスキルやヒューマンスキルを定着させるには、「コンセプチュアルスキル」をどう活用して繰り返し実践していくか、という視点が重要です。例えば、実践後の振り返りで、成功点、失敗点を洗い出すだけでなく、なぜできていたのか、またはなぜできなかったのか、理由を探り、次回どうするのか、まで考えて繰り返し行動すると定着が早まります。特に、なぜできていたのか、を深堀していくと、個人の強みが明確になり、スキル習得のスピードや質を上げる結果につながります。

 

<まとめ>

 「知っている」から「できる」へ。弊社の新入社員研修の企画や実施で気をつけていることをまとめました。人材育成を担当されている方や、ビジネススキルの定着に課題意識をお持ちの方が、少しでもヒントを見つけられたら幸いです。

次回は、「現場で急成長する新入社員の特徴」をご紹介します。新入社員を現場で活躍できる人材にするための教育や、指導方法に課題をお持ちの方の参考になると思います。ぜひご覧ください。

<関連コースのご紹介>

新入社員のビジネススキル習得におすすめ!

<関連コラム・サイト>

 

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みなさん、こんにちは。
富士通ラーニングメディア 新人育成サービス部の菅原です。

 

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プロフィール

菅原 良介(すがはら りょうすけ):

講師経験:8年(担当分野:アプリケーション開発)、営業経験:2年(担当業種:金融系)を経て、現在、新入社員研修を中心に若年層研修のコーディネーターを担当。
3年程前からランニングを始め、年に何度かマラソンの大会にエントリー。運動後の食事とお酒を楽しみに、日々の業務と週末のトレーニングに勤しむ。

 

(2017_Finish時)

 

先日、2年ぶりにホノルルマラソンへ参加してきました!
フィギュアスケートの浅田真央さんの参加が話題になっていましたが、浅田さんは目標の4時間30分をほぼ達成されていて、アスリートの底力を感じました。私は足元にも及びませんが、一応、自己ベストは更新できました。沿道で応援していた方が持っていた「You are All Winners!」というメッセージボードが印象に残っています。

さて、いきなり余談から始まってしまいましたが、前回のコラム「Java それとも C#?新人育成担当者の悩みはつきない・・プロが語る新人研修検討のポイントとは!?」はご参考になりましたでしょうか?
今回は「最近のデジタルネイティブ世代(※)に対する指導方法」というテーマについて、お話していきます。

 

<デジタルネイティブ世代の新入社員のエピソード>

【Episode 1】

  • 大学の卒業論文は、スマホにフリック入力で下書きし、最後だけPCを使用してWordに清書する。

【Episode 2】

  • 4月からの新人研修へ向けた事前課題を動画コンテンツに変更したら、取り組み状況が大幅に改善された。

【Episode 3】

  • 研修期間中に講師が個別に伝えたアドバイスが、現場でも支えになり、後日、育成ご担当者様経由で新入社員から御礼のメールが届いた。


<デジタルネイティブ世代の特徴>

上記は一部のエピソードですが、最近のデジタルネイティブ世代の特徴として、以下のようなことをよく聞きます。

  • PCよりもスマホ/タブレット
  • 文字入力といえばフリック
  • Webでの検索が得意
  • 動画に馴染みがある
  • 短文ベースのメッセージでテンポの良いコミュニケーションを好む

また、上記の最後のエピソードから、

  • 個別に伝えられたメッセージは、より自分事として捉えてくれる

という特徴もあるようです。


<デジタルネイティブ世代に対する指導方法・対処法>

職場ではPCの操作や、Officeの使用、メールや文書の作成が求められますが、上記の特徴から、デジタルネイティブ世代はこれまであまり経験がなく苦手/自信がないという人が多いように感じます。
また、このことは本来習得してほしいITスキルなどの学習に影響が出ることもあります。これはもったいないですよね!
いずれも、できれば入社まで(遅くとも入社後すぐ)に身につけておきたいスキルです。

これらの習得を促すには、とにかく手を動かす機会を設け、経験させることが重要です!
新入社員研修の序盤に「Office」「文書作成」の学習や、キーボードのタイピング練習を取り入れるお客様が増えています。
また、最初にインプットするだけでなく、研修期間中に日報や週報を作成しフィードバックを受け改善するなど、継続してアウトプットやPDCAサイクルを実践する機会を設けることも必要です。

また、個別のフィードバックも重要ですね!時間はかかりますが、一人ひとりにメッセージが刻み込まれ、今後の大きな支えになると思います。


<最後に>

最後に、デジタルネイティブ世代へオススメのコースをご紹介します。

・ICT基礎知識(eラーニング)
 内定者のためのシリーズ(コンピュータ基礎データベース基礎ネットワーク基礎サーバ基礎

・Office(eラーニング)
 よくわかるシリーズ(WordExcelPowepoint

・文書作成(eラーニング:文書添削コース)
 文章力を鍛える! ビジネス文書作成トレーニング【文書添削】

・動画で学習(e講義動画)
 アルゴリズム(ロジック研修~アルゴリズム編~) など

 

<参考サイト>

入社員研修の準備に最適なプラン

動画で学びたい人に最適なプラン

e講義動画

【コラム】【文章力を鍛える!】添削担当者が語る文章改善のポイント1~一文をわかりやすく書く~

無料相談会「2018年度新入社員研修」

※デジタルネイティブ(世代) (digital native)
学生時代からインターネットやパソコンのある生活環境の中で育ってきた世代であり、日本では1980年前後生まれ以降が該当するとされる。

 

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みなさん、こんにちは。

富士通ラーニングメディアの中山です。主にJava、C言語の研修を担当しています。
今回は、新入社員または新入社員の育成を担当されている方からこの時期に寄せられる声について考えてみたいと思います。

 

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ちなみに、私はこんな人

Java、C言語の研修を担当しています。
これまでさまざまなシステムの開発に携わり、保守、運用業務なども経験してきました。
現在は講師として、開発経験を活かしています。
趣味は城巡り。今まで170城ほどの城跡を訪れました。

 

  

そろそろ今年も終わりますね。
4月に入社した新入社員も配属先で本格的にシステム開発をしている時期でしょうか。

この時期、配属された新入社員、入社2年目以降の若手社員、新入社員の育成を担当されている方から、のような声をいただくことがあります。

  • 新人研修で もっと多くWebアプリケーションの 実習をしたかった
  • Webアプリケーションの開発担当になったので、スキルを身に付けるために研修を受けたいけれど、 まとまった時間が取れない
  • 新人研修でWebアプリケーションを学習したけれど、 スキルが定着していないようだ

 

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・・・

どんなプログラミングスキルも講義を聞いただけ、本を読んだだけではなかなか定着しません。
実際に手を動かしてプログラムを作成し、コンパイル、実行、デバッグを繰り返すことで、スキルが定着していきます。

 

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ここで、Webアプリケーションのプログラミングを自主学習してみよう!と思ったみなさん。ですが、すぐに自主学習を始められる方は少ないのではないでしょうか。
なぜならば、Webアプリケーションの自主学習をする前には壁があるのです。
Webアプリケーションの自主学習をする前には、Webアプリケーションが開発・実行できる環境を構築しなければなりません。具体的には、Webサーバー、データベース管理システムのインストール、各種設定など、手間の掛かる作業をいくつもしなければならないのです。

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通常の開発現場では、経験者が開発環境を構築し、初めてプロジェクトに参画するような若手社員はその環境を使うことで、アプリケーション開発に専念できます。でも自主学習をする場合は、経験者がやるような開発環境の構築を一から自分でやらなければなりません。これがWebアプリケーションの自主学習をする前の壁になります。

プログラミング経験の浅い方は、開発環境を構築する段階で挫折してしまうこともあるのではないでしょうか。
開発環境を構築できないためにWebアプリケーションの学習は机上のみ、プログラムを書いたけれど実行できない、という方は少なからずいらっしゃいます。

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そんな壁を取り除くため、弊社ではクラウド上にWebアプリケーションの開発環境およびショッピングサイトを構築するための実習問題をご用意しました。
クラウド上の開発環境を使用するため、場所や時間を選ばず、アプリケーション開発に集中できます。また、多くの実習問題を解くことでWebアプリケーションの開発スキルを向上できます。

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Javaでデータベースアクセスを行うWebアプリケーションのプログラミングスキルを身に付けたい方、是非、

【クラウドラボ】実機で徹底!JavaによるWebアプリケーション編

の受講をご検討ください。

 

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【クラウドラボ】実機で徹底!JavaによるWebアプリケーション編 について

本コースでは、会員専用のショッピングサイトを構築します。
ログイン機能、商品表示機能、商品購入機能など、機能を少しずつ作成・改良していき、実習問題1~10が完了すると会員専用のショッピングサイトが完成します。
所要時間は1題あたり1時間前後が目安です。

実習問題の流れは以下のとおりです。
※すべてクラウド上の実習環境に接続して行います。

1. 実習問題に書かれている仕様をもとに、Eclipse上でプログラムを作成します。

[実習問題イメージ]

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2. 作成したプログラムを実行し、動作確認のとおりに動作するか、チェック項目に従って確認します。

3. チェック項目のとおりに動作しなかった場合、デバッグのヒントを参考にしてプログラムを修正し、再度動作を確認します。

4. チェック項目のとおりに動作することを確認した後、次の実習問題へ進みます。


なお、Javaを基本から復習したい!という方は、2017年10月から新しくなった

【クラウドラボ】実機で徹底!Javaアプリケーション編(前編)

【クラウドラボ】実機で徹底!Javaアプリケーション編(後編)

もご一緒にいかがですか。
Webアプリケーション開発の前にJavaプログラミングを復習したい方、
Javaプログラミング自体に不安があり、問題をたくさん解いて自信をつけたい方、
さまざまな技術要素のプログラムを作成し、Javaプログラミングのスキルを向上させたい方、
この機会に是非、受講をご検討ください。
前編と後編で合計123問の実習問題をご用意しております。

クラウドラボの詳細、学習イメージについては、以下サイトをご参照ください。

◇ クラウドラボのご案内

 

 

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