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弊社は去る2018年11月15日、東京都内において「人材育成セミナー2018」を開催し、400名を超えるお客様が参加されました。
当日は日本を代表するクリエイティブディレクター・佐々木宏氏の基調講演をはじめ、人材育成の取り組み事例や最新人材育成動向に関する講演が行われました。
「あまのじゃく的発想」がクリエイティブ・モチベーションの原点
最初に登壇したのは、JR東海の「そうだ京都、行こう」キャンペーンやサントリーの「BOSS」、トヨタ自動車の「ReBORN」やSoftBankの「白戸家シリーズ」など、印象に残る広告を手掛けるシンガタ株式会社 クリエイティブディレクターの佐々木宏氏です。
基調講演のテーマは「『かえって、よかった!』の発想法を。~リオ閉会式から、CM四方山話まで。」です。佐々木氏は、「中学校2年生の時に父親を亡くした辛い経験から、『不幸のどん底に陥ると元気を出す』という、あまのじゃく的な発想を持つようになりました」と語ります。その発想は、安倍マリオで注目を集めたリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック閉会式の「フラッグハンドオーバーセレモニー(次回の開催都市に五輪旗を手渡す儀式)」でも発揮されました。佐々木氏は、同プロジェクトのクリエイティブ・スーパーバイザーを務めましたが、「遠い」「予算がない」「時間がない」の3重苦だったと当時を振り返りました。
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「攻めのエンハンスメント」「魅力的品質」のマインドを研修で体得
続いて、人材育成に積極的な2社の事例が紹介されました。
最初に登壇したのは、グループ全体で2万人の従業員を擁するTIS株式会社で品質革新本部エンハンスメント革新部長の安永実氏です。同社は、「顧客の期待を超えるサービスを提供し続ける会社」を目指し、「攻めのエンハンスメント」の実現と全社的な浸透に向けて積極的に取り組んでいます。
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社員一人ひとりのやりがい(発意)をベースにした成長支援策
続いて登壇したのは、東京海上日動システムズ株式会社で常務取締役を務める三宅晃氏です。講演では「社員一人ひとりのやりがい(発意)をベースにした成長支援策」をテーマに、自ら学ぶ姿勢を全面的に支援する取り組み内容を紹介しました。
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「CITP制度」でIT技術者の自己研鑽を促す
最新の人材育成動向について講演したのは、株式会社中電シーティーアイの取締役である松田信之氏です。同氏は「学ぶ意欲の醸成による高度IT人材の育成 ――iCDと国際認証制度(CITP)を活用した人材育成の試み――」と題し、日本のIT技術者を取り巻く労働環境の課題点を指摘するとともに、実践的な技術者の育成について解説しました。
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人材育成セミナー2018のレポート詳細は、富士通ラーニングメディア「人材育成ブログ」
に掲載しています。ぜひご覧ください。