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連載コラム「eラーニングコンテンツの制作工程」
ステップ2:教える内容を考える

ステップ1で学習目標を整理しましたが、その学習目標を達成するためには、どのような内容を教えればよいのでしょうか。また、学習目標の到達度を計るには、どのようなテストをいつすればよいのでしょうか。

そこで、eラーニング制作の2番目に行うべきステップである「ステップ2 教える内容を考える」をご紹介します。

「教える内容を考える」ステップを理解しましょう!

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「教える内容を考える」ステップを簡単に説明してください。


武田君


このステップでは、学習課題の分析を行い、教材の内容・構成を考えます。具体的には学習内容から教材の構成を作り、学習内容を目次レベルに落とし込みます。また、学習目標の到達レベルを判定するためのテストも作成します。このステップで教材の構成をじっくり考えないと、コンテンツが完成してから何か違う・・・なんてことも。

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学習内容を決めて、教材の構成、テストができるまでの手順を教えてくれませんか?


武田君

秘密です。いえ、では少しだけ教えましょう。ステップ1で紹介した、情報セキュリティコース制作を例にして、見てみましょう。


ステップ1では、前提条件、学習目標、学習目標達成度の評価等を決めましたね。
<前提条件>
既存の社内情報セキュリティ対策を理解していること。
<学習目標>
ネットワーク利用時や情報媒体取り扱い時の情報セキュリティ対策を行える。
<学習目標達成度>
・ネットワーク利用時の運用方法について、正しく判断できるか。
・可搬媒体持ち出し時のルールについて、正しく判断できるか。

この学習目標を達成するための学習内容って何だろう?最近、情報漏えいの事件が多いし、社外にパソコンを持ち出す機会が増えてるし、USBメモリの管理も徹底させて、・・・と。
<学習内容>
・情報セキュリティ事件・事故発生例を知る。
・ネットワーク利用時のセキュリティ対策について学習する。
・パソコンや媒体のセキュリティ対策について学習する。

続いて、学習目標の達成度を計るためのテスト作成です。テストは学習前、学習途中、学習後に実施する場合があります。学習前にテストを実施することで、受講者のレベルに応じて、学習内容を絞ったり、学習量を調整したりできます。テスト作成は学習内容とそのレベルを明確にする上で、とても大事な要素になります。最後に、洗い出した学習内容を目次レベルまで落とし込み、コンテンツの目次を完成させます。
<情報セキュリティ 目次例>
事前テスト 情報セキュリティ対策の現状をチェック

第1章 さまざまな脅威から情報を守るには
1.1 一向に減らない情報セキュリティ事件・事故
1.2 私たちの身の回りに潜むさまざまな脅威
第1章 理解度テスト

第2章 パソコンやネットワーク利用における情報セキュリティ対策
2.1 ネットワーク利用上の情報セキュリティ対策
2.2 パソコンや媒体の持ち出しと持ちこみの管理
2.3 パソコンおよび媒体の廃棄対策
第2章 理解度テスト
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学習内容を決めて、教材の構成、テストができるまでの手順は分かりましたが、学習内容を絞れるか、しっかりとした目次構成ができるのか不安です。


武田君

ご安心ください。学習目標が達成できるように、じっくり時間をかけてご要望のヒアリングを行い、提供していただいた素材を生かしつつ、学習内容を洗い出し、目次構成を作ります。また、様々なタイプのコンテンツを揃えておりますので、必ず学習効果の高いコンテンツを制作します!


武田君

今回は、eラーニングコンテンツの制作工程のうち、教える内容を考えるステップをご紹介しました。次回は、「設計書を作る」ステップをご紹介します。

予告

次回は、eラーニングコンテンツの制作工程のステップ3についてご紹介いたします。
★今後の予定  (隔週火曜日に掲載)
  eラーニングコンテンツの制作工程-ステップ3:設計書を作る [3月13日掲載予定]
  eラーニングコンテンツの制作工程-ステップ4:コンテンツ制作 
  eラーニングコンテンツの制作工程-ステップ5:品質検査 

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