連載コラム「eラーニングコンテンツの制作工程」

eラーニング制作は、コンテンツに組み込む映像やアニメーションの制作などが注目されがちですが、学習効果をあげるためには、上流工程をきちんと行うことが大切です。
とはいえ、上流工程が大切なことは理解していても、具体的に何を、どのように行えばよいのかわからないことも多いかと思います。

これから数回にわけて、当社のeラーニングコンテンツの受託制作の流れをご紹介し各ステップで行うことを、eラーニング開発部の武田君がご説明いたします。

ご自身でeラーニングコンテンツを作る際や、制作を委託する際の参考にしてください。

まずは全体フローを理解しましょう!

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eラーニングコンテンツは、どのような制作工程があるのでしょうか?


武田君

弊社のeラーニングコンテンツは、以下の5つのステップで制作しています。

各ステップを簡単に理解しましょう!

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各ステップを簡単に説明してください。


武田君

各ステップの概要を表にまとめましたので、ご覧ください。

ステップ1 対象者と目標を整理する

学習対象者(レベル、前提条件)、コース概要、学習目標、学習目標の達成度の評価などを整理します。
この段階で、受講環境や学習管理システム(LMS)なども確認しておきます。

作成するドキュメント:開発スケジュール / 基本設計書(要件定義書)
ステップ2 教える内容を考える

学習課題の分析を行い、教材の内容・構成を考えます。目次構成から各章のねらい、各節のねらいに落とし込みます。
学習目標の到達レベルを判定するためのテストも作成します。

作成するドキュメント:構成設計書 / テスト設計書
ステップ3 設計書を作る

興味を持ってもらう工夫や、飽きさせない仕組み、繰り返し学習できるような仕掛けなどを考え、設計書を作成します。

作成するドキュメント:詳細設計書
ステップ4 コンテンツ制作

コンテンツの素材となるイラスト、映像の作成や、ナレーション録音を行います。これらの素材を組み合わせて、設計書にあったコンテンツを制作します
ステップ5 品質検査

学習内容に間違いはないか、テストに不備はないか、設計書と差異はないかなど、厳しい品質検査を行ったのち、完成となります。
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お客様とはどのステップで打ち合わせを行うのですか?


武田君

お客様とは各ステップで打ち合わせを行います。
特に上流工程のステップ1~3では、お客様と思い違いはないか、内容に間違いがないかなど、各ステップで作成するドキュメントのレビューを行いながら都度確認していきます。

今回は、eラーニングコンテンツ制作の大きな流れをご紹介しましたが、次回からは、各ステップの詳細を事例を交えてご説明していきます。

予告

次回は、eラーニングコンテンツの制作工程のステップ1についてご紹介いたします。
★今後の予定  (隔週火曜日に掲載)
  eラーニングコンテンツの制作工程-ステップ1:対象者と目標を整理する [2月14日掲載予定]
  eラーニングコンテンツの制作工程-ステップ2:教える内容を考える 
  eラーニングコンテンツの制作工程-ステップ3:設計書を作る 
  eラーニングコンテンツの制作工程-ステップ4:コンテンツ制作 
  eラーニングコンテンツの制作工程-ステップ5:品質検査 

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