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【いま、求められる人材】新入社員の受け入れ態勢は万端ですか?★最近の新入社員の傾向は?

[2013年2月 7日]

みなさん、こんにちは!
富士通ラーニングメディア 新人育成ソリューション室の山内です。
新入社員研修の企画・運営を中心としたコンサルティングを担当しています。

当社は、新入社員の育成に携わるお客様をご支援させていただくため「新入社員向け研修サービス」をご提供しています。
2012年度は、289社、約5,000名の新人研修を担当させていただくとともに、2012年10月から2013年1月にかけて、「新入社員の育成を考える」セミナーを、計12回実施し、多くの企業の新入社員の育成に携わるご担当者の方にお集まりいただきました。
セミナーでは、当社から一方的に情報提供するだけでなく、『意見交換会』の時間を設け、それぞれの企業や現場における、新入社員育成に関する悩みや課題などをうかがうことができました。
セミナーは毎回盛況で、新入社員の育成に対する関心の高まりを感じています。

そこで今月は、新入社員の育成について、当社の知見をご紹介することにいたしました。
1回目の今回は、最近の新入社員の特徴を振り返ります。
4月から新入社員を受け入れる、人材育成のご担当者、OJTトレーナーや先輩社員のみなさまの参考にしていただけたら幸いです。

<最近よく聞くエピソードは・・・>

まずは、最近の新入社員の特徴を表すエピソードをいくつかご紹介します。
(最近の新入社員が全員以下にあてはまる、と言っているわけではありません。
また、特徴をわかりやすくするために、少し大げさに表現している、ということもお断りしておきます。)

・お互いに助け合って高い成果イメージ図
入社式で「自分だけ伸びるのではなく、皆で成長する姿勢が欲しい。」との社長講話。
新入社員はそれを素直に受けとめ、率先してサポートし合い、チームで自主学習会を始めました。
その結果、研修中に実施する資格試験で、例年よりも高い合格率を達成しました。

研修に関わった我々講師やスタッフは、社長の言葉を繰り返すことはしましたが、特に指示はしていません。
自発的に互いを支える姿勢が生まれました。
新入社員の皆さんは、話を素直に受け入れ、協調性も高いため、きっかけさえあれば自律的に動き、高い成果を生むことができるようです。


・明確な目標で意外なパワーを発揮
研修が終了し、研修関係者(人事部や社外のスタッフ)を迎えた謝恩会の企画運営を新入社員に任せることに。
社外のスタッフもいたため任せることに不安もありましたが、終わってみると細やかな気配りが散りばめられており、参加者から大好評でした。

日中、研修で忙しい新入社員達ですが、人事部など研修に関わった方々に、感謝を行動で示したいと、研修で修得した計画立案やお客様起点の考え方を取り入れ、皆で知恵を出し合い、本気で準備を進めたそうです。
新入社員は、知識が高くスキルも修得しています。
明確な目標に彼らの気持ちを乗せることができれば、意外なほどのパワーを発揮することができるのでしょう。

反面、以下のようなエピソードもあります。

・習っていないから・・・
新人研修が終了し、開発部門に配属されたAさん。
Javaのプログラミングを習ってきたAさんに対し、上司がプログラミングを依頼したところ、『その部分は、習っていないからできません』という答えが返ってきました。

新人研修では、時間が限られていますので、講師は基本的な手法や、頻繁に使う手法に絞って解説をします。
その代わり、わからないことがあった場合の調べ方を伝えていますので、研修で習っていない手法であっても、自分で調べることはできるはずです。
また、調べてわからなければ、先輩に相談をすることもできるはずです。
それなのに『習っていないからできない』と返してしまうのは、持っている知識を応用したり、新たな課題にチャレンジしたりすることが苦手なのかもしれません。

・同期とのつながりは強いが、上司や先輩とのコミュニケーションは苦手
新入社員同士では、仕事や職場について活発に情報交換が行われているようです。
一方で、上司や先輩への報告・連絡・相談は遅れがちで、その手段もうまく選べず、上司や先輩にとっては、「新入社員の考えていることが分からない。」という悩みになっています。

「横のつながり」も大切ですが、上司や先輩社員に聞くべき疑問や不明点があっても、同期に質問をして、具体的な解決策が見つからないまま『わからない。わからない』と言いあうだけになっている場面を、当社内でも見かけることがあります。
理由の一つとしては、忙しい上司・先輩に遠慮して、報告・連絡・相談のタイミングを逃してしまっていることが挙げられます。
場の空気を読む、相手を思いやるという、新入社員らしい優しさが、課題になってしまうケースもあるようです。


<2012年度の新入社員の特徴は?>

このようなエピソードからも見えるように、2012年度の新入社員には、以下のような傾向があげられています。
実際、当社が実施させていただいた新人研修の担当講師陣からも、同じような意見が出ています。

◆団結力・結束力がある
◆素直でまじめ
◆協調性が高い
◆社会に貢献したいという想いが強い
◆教わったことはできるようになるのが早い
◆考え抜く力が弱い
◆失敗を恐れがち
◆ストレスに弱い

無料セミナーなどで、このようなお話をすると、ご参加いただいた多くの企業のご担当者から、「うちにもこのような新入社員がいます。」「私も同じように感じています。」という感想が多くきかれました。

では、このような傾向に対し、新入社員を受け入れる私たちはどのように育成をすればよいのでしょうか。
次回は、傾向に対する取り組みを具体的にご紹介します!

※次回は2月14日にお届け予定です。
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