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【いま、求められる人材】アメリカからインターン生がやってきた!★受け入れる職場に真に必要なものとは?

[2012年10月25日]

みなさん、こんにちは!富士通ラーニングメディア・グローバルビジネス推進部の東(ひがし)です。
当社では、今年の夏、アメリカからインターンシップ生を受け入れました。
今月は、この経験から得られた知見を、採用を担当した人財部と、受け入れ現場となったグローバルビジネス推進部の2つの視点から、4回にわたりお届けしてまいりました。(毎週木曜日掲載)。

最終回の今日は、前回に続き、インターンシップ生を実際に受け入れた現場サイドからの知見を、トレーナーを務めた東がお届けします。

<「待ち」のコミュニケーションは、NG! 声かけは積極的に>

私は、以前に新入社員のトレーナーを担当したことがあります。
今回インターンシップ生のトレーナーを務めるにあたり、その時の資料を見直したり、入社当時に私のトレーナーがよく私にしてくれていたことを思い出したりしました。

多くの新入社員は、業務を依頼し報告を待っているだけでは、指導する側が意図したようには動かないこともあります。
大学生であるNaomiさんも、日本人の新入社員と同じであろうと仮定しました。

そのため、業務を任せっきりにするのではなく、「困っていることはないか」「どのくらい進んでいるか」といった業務的な話や日本に来てからの出来事など、私から積極的に会話しコミュニケーションのきっかけをつくるよう心がけました。

言語は違いますが、自分がトレーナーからしてもらっていたことや、新入社員のトレーナーを務めた時と同じような対応をすることで、良好なコミュニケーションを図ることができたと感じています。

<歓迎会がきっかけで、変化したコミュニケーション>

Naomiさんが、他部署の社員と親しくなったきっかけは、歓迎会でした。
歓迎会は、最初、私たちと人財部だけの小規模で行う予定でした。
しかし、人財部から「他部署の同年代の社員にも声をかけたらどうか」というアドバイスがあり、部署を問わず、いろいろな社員に声をかけました。

その結果、英語の得手不得手に関係なく、歓迎会には他部署の社員が10人ほど加わり、積極的にコミュニケーションを図っていました。
それまでは、どうやら、Naomiさんに話しかけたくても、なかなか話すきっかけがなく、遠巻きに見ていた人も多かったようです。

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また、最初はランチの時間帯にNaomiさんが1人にならないように、周囲の若手や女性社員にランチに誘うよう頼んでいました。
しかし、歓迎会以降は、誰かしらがNaomiさんをランチに誘い出すようになりました。
歓迎会がNaomiさんと社員との距離を縮める絶好の機会となったようです。

ときには、「Naomiさんと英語が苦手な人だけが集まったランチ会」が開かれることもあったと聞いています。
英語が得意な人がいると、その人に頼ってしまうので、あえて英語が苦手な人だけが集まる機会にしたとのこと。
お好み焼き屋で電子辞書を片手にNaomiさんを囲んで、楽しい時間を過ごしたそうです。

<Naomiさんから見た「日本人に必要なもの」とは?>

Naomiさんが当社を去るにあたって開かれた最終報告会では、役員から彼女に対し、『日本人に必要なものは何か?』という質問がありました。
これに対するNaomiさんの答えは、『オープンマインド』。続けて、『自分だけが正しいわけではない。いろいろな人の意見を聞きながら、オープンマインドでかかわっていくべきだ』というものでした。

日本の一企業におけるありのままの姿を受け入れ、当社で就業体験をしたNaomiさん。
お互いにオープンマインドの気持ちがあったからこそ成り立ったのだと感じていただけに、最後に彼女自身からこの言葉が出てきたことに感動しました。
シンプルですが、学ぶことの多い強いメッセージだったと思っています。

<言葉の壁を越え、異文化コミュニケーションへ!>

Naomiさんの受け入れを振り返り、学生であるという点で、アメリカ人と日本人との間で接し方にそれほど大きな違いはない、と思いました。
コミュニケーションの手段が英語である、ということを除けば、日本の学生や新入社員を受け入れるのと同じ感覚で接すればよい、ということを感じました。

言葉の壁については、関係部署に事前に「会話が英語になる」ことを伝える、というひと手間が必要でした。
しかし、一方で、若手社員が言葉の壁を越え、Naomiさんとコミュニケーションをとろうとする積極的な姿をたくさん見ることができました。

海外へ出て行くことに対して内向きの人が多いといわれる今の若い世代であっても、外への関心を持っていて、何かのきっかけさえあれば、言葉の壁を飛び越え、異文化へ一歩踏み込んでいけるのだという手ごたえも感じた1ヶ月間でした。

4回にわたり、海外からのインターンシップ生を受け入れたことによる知見をお届けしました。いかがでしたか。
すでにインターンシップを行っている企業様や、今後ご検討なさっている企業様のご参考になれば幸いです。

※本シリーズは、今回が最終回です。ご愛読どうもありがとうございました。
11月の【いま、求められる人材】もどうぞお楽しみに。
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