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【いま、求められる人材】アメリカからインターン生がやってきた!★お互いが成果につなげるためにすべきこと

[2012年10月11日]

みなさん、こんにちは!富士通ラーニングメディア 人財部の西明(さいめい)です。
当社では今年の夏、アメリカからインターンシップ生を受け入れました
今月は、インターンシップ期間中での出来事やトピックスについて、採用を担当した人財部と、受け入れ現場となったグローバルビジネス推進部の2つの視点から、4回にわたりお届けしています(毎週木曜日掲載)。

2回目となる今回は、インターンシップの受け入れ決定から、受け入れ当日までの準備について、前回に引き続き、人事担当の視点で具体的な内容をご紹介します。

<インターンシップ生は当社に何を期待しているのか>

受け入れ決定後にまず行ったことは、基本的なことですが、Naomiさんへの入念なヒアリングでした。
インターン生が当社に期待することと、当社から提供できるものを可能な限り近づけ、お互いが満足のいく成果につなげるためです。

また、海外から人材を受け入れる場合は、ビジネスに対する考え方や価値観、文化、風習面などが日本とは異なりますので、事前の情報収集が大事です。

たとえば、前回のブログで紹介したように、アメリカのインターンシップは「研修」ではなく、「仕事をして給与を支払う」のが一般的です。
一方、日本ではどちらかと言えば研修が主流で、日当だけ支払う会社が多いでしょう。

今回、Naomiさんにも、アメリカ流のインターンシップ、つまり「しっかり働き、それ相応の賃金を受け取りたい」という意向がありましたので、一般社員と同じ業務をするアルバイトとして雇用することになりました。
また、受け入れ期間は、仕事の成果を出せるよう1ヶ月間としました。

在米のNaomiさんとは、主にメールで連絡を取っていましたが、最終調整の際は、2回ほど電話でも話しました。
本人の期待や不安など、メールだけでは伝わらないニュアンスも感じ取る必要があると思ったからです。
不安が先行しているのではないかと心配していましたが、実際に話してみると、思ったよりもインターンをおおらかに受け止めているようで安心できました。
Naomiさんも話ができて安心したようで、やはり直接対話に勝るコミュニケーションはないと実感しました。

<日本のワークスタイルを知ってもらう、という観点から>

受け入れ準備の中で苦慮したのは、ビザや税金、取り扱いなどの検討でした。

まずビザについてですが、ご存じのとおりたくさんの種類があり、企業派遣の場合、学生の交換留学の場合など、来日の目的によって異なるビザを取得する必要があります。
最適なビザ取得のために、たびたび大使館に問い合わせなければなりませんでした。

また、税金や保険関係は、外国人の場合、居住/非居住で扱いが異なります。
法律や手続き方法については、税務署に問い合わせました。

勤務時間や賃金などの処遇面をどうするか、といったことも課題でした。
特に勤務時間については、東京の過酷な通勤ラッシュを体験したことのないNaomiさんからは、『通勤時間をラッシュ時からずらしたい』という申し出がありました。
しかし、当社社長は、『日本で働くことを理解してもらうには、日本の習慣にあわせるべきだ。特別扱いの必要はない』という考えであり、本人にも丁寧に説明し、結局は当社の定時(8:40~17:30)を勤務時間とすることで納得を得ました。

結果的には、一般社員と同様の取り扱いとしたことで、日本のワークスタイルを体感してもらうことができました。
通勤ラッシュも最初は戸惑ったようですが、徐々に慣れてきて、インターンシップ期間中に遅刻をするようなこともありませんでした。

20121011_

<意識の変化を起こすには・・・>

受け入れ準備、諸条件が整い、いよいよ、Naomiさんの初出社の日。彼女の案内役を人財部の山崎に担当させました。

私は今回のインターンシップ生の受け入れを、社内の活性化や刺激につなげたいと考えていました。
そこで、その第一歩として自分の部署から、あえて英語を使う経験の少ない山崎を、Naomiさんの案内役に指名しました。
社内の活性化や意識の変化は意図的に仕掛けていく必要があると思い、まずは自分の部署でもちょっとしたチャレンジの場を設けてみたのです。

山崎はこの日のことを、後日以下のように語っていました。
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私は英語をあまり話せませんし、とても緊張しました。
とはいえ、何も話さない訳にもいかないので、事前準備として、Naomiさんとの会話のシミュレーションをしました。
前日には、会話の内容を考え、英語での表現方法をまわりの人に教えてもらいました。

初日は、最寄り駅から当社の事業所まで彼女と一緒に出社し、彼女を連れて各フロアを案内し、関係部署へのあいさつまわりをしました。
実際に案内役としてコミュニケーションを取ることができたことは自信につながりました。
また、英語が得意な人が一緒だとその人に頼ってしまったと思いますので、「私だけ」だったことで、よい経験ができたと感じています。
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山崎はこの日以降、積極的にNaomiさんとかかわるようになりました。
このような小さなチャレンジでも意識的に積み重ねていくことが、社員のグローバル化を実現する近道ではないかと感じるに至りました。

2回にわたって海外インターンシップ生の受け入れまでのトピックスをお伝えしましたが、いかがでしたか。

次回は、現場でNaomiさんのトレーナーを務めた東(ひがし)が、実際に一緒に仕事をして感じたことなどをご紹介します。

 

※次回は10月18日にお届け予定です。
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