1. ホーム >
  2. ブログ ~人材育成最前線~ >
  3. 【いま、求められる人材】10月はクラウド特集★第2弾は「サービス提供者側に求められる人材」をご紹介!

【いま、求められる人材】10月はクラウド特集★第2弾は「サービス提供者側に求められる人材」をご紹介!

[2011年10月13日]

みなさんこんにちは!
先週に引き続き、クラウド特集を担当する、コンテンツ第二部部長、古橋です( ^-^ )

第2弾では、サービス提供者側の「ITサービス」(クラウドサービスをIT実行環境/運用環境に適用する)に求められる人材について考えていきます。

高度な情報処理機能がサービスとして提供されるクラウドコンピューティング時代においては、SIベンダーが個別のお客様の業務を分析し、システムを企画・開発、そして納品するというビジネスが減少していきます。SIベンダーは、自社が提供するクラウドサービスの他に、他社が提供するサービスを含め、サービスをインテグレーション(*1)して、お客様の経営に役立つビジネスサービスを実現していく必要があります。

そのためには、従来のシステム開発技術に加えて、クラウドサービスの特性、クラウドを支える技術を正しく理解し、ITの実現手段として評価した上で、クラウドサービスの適用を考えていく必要があります。

サービス提供側の「ITサービス」においては、大きく以下の2つの人材が重要になると考えています。

 

●クラウドサービスを活用し、アプリ開発、システム構築を行なう人材

クラウド時代において、アプリケーション開発が減少するとは言え、開発作業においては、依然として、Javaや.NETが主役の部分があります。従来のWebアプリケーション開発技術をしっかりと抑えた上で、PaaSを用いたアプリケーション開発に臨む必要があると考えます。

従来はアプリケーションに必要なシステム基盤を準備するという考えが主流でしたが、クラウド時代においては、ある一定の仕様・制約を持つシステム基盤上でアプリケーションを動かすことを考えなければならず、システム基盤からアプリケーションを見る目を養っていくことが重要だと思います。

代表的なPaaSとして、Google App Engine、Windows Azure、Force.comなどがあります。

当社ではいずれもコースを取り揃えておりますが、中でもJava開発者が注目しているGoogle App Engineに関するコースを紹介します。

《コースのご紹介》
「Google App EngineによるWebアプリケーション開発」(コースコード:UFN18L)

Google App Engineは、2011年内にGoogleサービスとして正式にリリースされる予定であり、今後は今まで以上にビジネスユースでの利用が広がっていくと予想されます。

利用することにより、Google App Engine用のWebアプリケーションを作成するだけで検索サービスなどのGoogleが提供する世界規模のサービスと同じ環境で動かし、公開することができます。

本コースでGoogle App Engine用のWebアプリケーション開発の基本を学習し、さらなる発展が期待されるGoogle App Engineへの扉を開いてみてください!

 

●仮想化、並列分散処理といったクラウド基盤の構築・運用・保守を行う人材

クラウドサービスの提供側では、安定して稼動する高度な情報処理機能を安く品質良くサービスとして提供できないと、クラウド時代を勝ち抜いていけないことになります。クラウドサービスの実行基盤として、性能に優れ、安定稼動するクラウド基盤を構築し、かつ運用・保守できる人材が求められます。クラウド基盤のベース技術として仮想化技術を正しく理解し、仮想化したプラットフォーム上にサービスを構築できるようになる必要があります。そのためには、OS、ネットワーク、ストレージなどのシステム基盤の技術をしっかりと抑えた上で、クラウド基盤構築に臨む必要があると考えます。

代表的な仮想化技術には、VMware、Xen、KVM、Hyper-Vなどがあります。
中でもVMware社のvSphereはシェアNo.1製品で、サーバ統合だけでなくクラウド基盤としても、多くの企業に導入されています。

また、最近ではクラウドを支える技術がOSS(*2)としてたくさん登場しています。企業内にOSSを導入してクラウド基盤を構築することも盛んになりつつあり、OSSの動向にも目が離せません。
中でも現在、大量データ処理技術として、Apacheソフトウェア財団から提供されているHadoopが注目されています。

当社では、仮想化技術とOSSに関するコースも揃えております。以下に現在注目度の高い技術に関するコースをご紹介します。

《コースのご紹介》
「VMware vSphere基礎」(コースコード:UBS16L)

「サーバ仮想化」に関する技術は、クラウドサービスの提供者が、システムの全体最適化を考える際に必須です。

本コースでは非常に多機能であるvSphereの機能概要や注意点を、実機を用いて2日間で学習することができる入門者向けコースです。実機演習では仮想マシンの作成やP2V、vMotionなどについて学習いただきます。
また、サーバ仮想化の基盤となるハードウェア(ネットワークやストレージ)についても、システム構築時の留意事項を解説します。
VMware社のサーバ仮想化について、基礎から学習いただけます!

「Hadoop入門」(コースコード:UBS28L)

Hadoopは、バッチ処理対象の大量データを複数マシンに分散処理させることにより高速化したり、大量のログデータから有効利用できそうな知識を取り出す技術として注目されています。本コースは1日で、Hadoopのインストールから基本的な環境設定までの手順とHadoop分散処理環境でのプログラムの仕組みについて、説明と実習を通じて解説します。

Hadoopって何だろう、分散処理ってどんなしくみ?という疑問にお答えします!


 

<用語解説>
*1 インテグレーション:複数の異なる要素を一体化し機能させること
*2 OSS:オープンソースソフトウェアの略。ソフトウェアのソースコード(設計)が
    無償で公開されているソフトウェア

 

月別アーカイブ