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2011年10月記事一覧

みなさんこんにちは!
引き続きクラウド特集を担当する、コンテンツ第二部部長、古橋です( ^-^ )
早いもので、クラウド特集は、今号が最終回となりました。

第4弾では、「ビジネスサービス」(クラウドサービスをビジネスに適用する)に求められる人材について考えていきます。

クラウドサビースをビジネスに適用すると言っても、なかなかピンと来ないかも知れませんが、便利なサービスを使って業務を効率化するとか、新しいビジネスサービスをクラウドを使って始めてみるとか、そんな風に考えてみてください。

もちろん、クラウドサービスを利用するだけで、それらが実現される訳ではありません。業務を効率化すると言っても、そもそも現在の業務のどこに課題があって、どこを変えると良くなるのか、そういったことが、きちんと見える化できていないと始まりません。

また、新しいビジネスサービスを始める場合も同様で、そもそも自社のビジネスのどこに課題があって、何を解決したいのか、やはりきちんと見える化できていないといけませんね。自社の業務やビジネスを見える化し、改革につなげていく。そして、さらに新しいビジネスを創出できるようになれば、素晴らしいと思います。

クラウドは大きな可能性を持っています。発想豊かにビジネスへの適用を考えるようにしたいものです。

クラウドの可能性をいくつか挙げると、以下のようなものがあります。

伸縮自在
 スモールスタートで開始できます。逆に一気にビッグバン展開することも可能です。ITコストは変動費化され、メリハリを付けた投資が可能になります。

業界共通/社会基盤
 農業や医療などの分野でクラウドはどんどん活用されようとしています。クラウドをベースに業界共通のノウハウや知恵が溜まれば、業界全体の生産性向上に寄与します。そして、世の中がもっともっと豊かに便利になっていきます。

ワークスタイルの変革
 例えば、クラウドとスマートフォンはとても親和性が高くなっています。いつでもどこでもクラウド上のデータを参照できます。移動中、出張中など、今まで以上に働く時間を効率良く使える可能性があります。

グローバル展開
 クラウドサービスを活用して、国際市場を視野に入れた企業活動が行なえます。しかも一気に加速することが可能です。

大量データ処理
 例えば、『大量な道路交通情報をもとに、特定の車に目的地までの最短経路を通知する』。実世界に発生する大量データをクラウドで処理し、実世界の知恵として還元することによって、世の中がどんどん便利になっていきます。

クラウドサービスをビジネスに適用して、経営を変える、業務を変える、そんな風に創造力豊かな人材が、ますます求められているように思います。「クラウドサービスをビジネスに適用する」ためには、以下のステップが必要だと考えています。

 (1) クラウドサービスを有効に活用し、
 (2) 業務プロセスを改善/変革し、
 (3) そして、ビジネスをプロデュースできるようになる

どれもなかなか難しいことですが、手始めに以下のようなコースを受けて頂き、発想を広げることから始めてみませんか・・・?

<<コースのご紹介>>

事例で学ぶクラウド/ソーシャルメディア ~企業での効果的な活用を考える~(コースコード:UBS25L)
クラウドサービス(SaaS)やソーシャルメディアは業務でどのように活用できるのでしょうか。
まずは実際にサービスに触れること。聞くのと触るのとでは印象が全然違います!
そして、実際にサービスを利用している企業が、どのような目的でサービスを導入し、どのような効果を得ているのかを考察すること。その中から自社に合ったやり方を模索していくことが大切です。
本コースは主流なサービスを実際に操作すると共に、実際にサービスを利用している企業の事例をもとにケーススタディ形式で学習していきます。
企業で効果的に活用するためにはどうすればよいのか。1日間じっくり考えてみませんか?

 

~クラウド特集の終わりに~
4回に渡りお話してきました「今求められる人材★10月はクラウド特集★」。
みなさまいかがでしたでしょうか?本特集は、これが最後となりましたが、これまでお話してきました全体像をまとめたパンフレットを以下よりダウンロードいただけます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。本特集の内容を、皆様にお役立ていただければ幸いです。

▼クラウド特集全体像のパンフレットはこちらからダウンロードください
「クラウド特集全体像のパンフレット」をダウンロード

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みなさんこんにちは!
早いもので連載も3週目ですね。引き続き担当する、コンテンツ第二部部長、古橋です( ^-^ )

今回は、サービス利用者側の「ITサービス」(クラウドサービスをIT実行環境/運用環境に適用する)に求められる人材について考えていきます。

クラウドを技術的な視点で見てみると、仮想化技術、サービス化技術、大量データ処理技術などが特徴となりますが、クラウドを利用する側の視点で見てみると、それがどのような技術で実現されているかは重要ではなく、利用者が必要なときに必要とする分だけ、必要な情報処理機能を利用できることが重要です。

ここでは、サービス利用者側の「ITサービス」に求められる人材=クラウド時代に求められる企業の情報システム部門(またはIT部門)と考えています。

情報システム部門では、自社の既存システムの運用コストダウンや企業の経営課題を解決するためのIT活用に日々、頭を悩ませている現状があるのではないでしょうか?

クラウドは従来のITが持つ可能性をさらに拡大し、世の中を変えていこうとしています。
今こそ、クラウドの有効活用を考え、自社の業務、自社のシステムをより良くし、情報システム部門が事業、経営の主役となるように努めていきたいものです。

サービス利用者側の「ITサービス」においては、大きく以下の2つの人材が重要になると考えています。

クラウドサービスを活用し、アプリ開発、システム構築を行なう人材

当人材については、本特集の第2弾でもご紹介しました。この人材については、サービス利用者側でも同様に重要であると考えています。クラウドサービスを活用して、アプリ開発やシステム構築作業を軽減できるように良く考えていきたいものです。詳細については、バックナッバーをご参照ください。

クラウド上での業務運用、情報セキュリティ、コンプライアンスを維持できる人材

全てがそうなるとは考えていませんが、クラウドの適用が進んでいくと、システムを構築することや自社で運用するシステムがどんどん減少していきます。
しかしながら、クラウドを導入したからと言って、運用が無くなる訳ではありません。
また、使い勝手が良い反面、データ漏洩などが起きぬよう、サービス利用者全員が今まで以上にセキュリティに対する意識を高く持つ必要があります。情報システム部門としては、企業全体で最適な運用と情報セキュリティ対策をよく検討する必要があります。

運用面では
利用するサービスにより、利用者が運用すべきものは依然として残ります。
IaaSを利用する場合、一般にハード(仮想マシン)、OS以上のミドルやアプリケーション運用についは、利用者側で責任を持つ必要があります。また、PaaSを利用する場合でも アプリケーション運用は利用者側の責任となります。クラウド利用時は、サービス提供者側と利用者側での運用に対する役割分担、利用するクラウド上での業務運用が重要となってきます。

情報セキュリティ/コンプライアンス面では
クラウドを利用するときに、第一に来る疑問は「クラウド上に情報資産を預けても大丈夫なのだろうか?」というところではないでしょうか?企業が保持する情報セキュリティポリシーとの対応や、クラウド上に預けるデータ特性によっては、コンプライアンスの面(「個人情報」や「著作権」など)に対する考え方も把握しておく必要があります。
クラウドサービスを活用する上において、企業レベルで情報セキュリティやコンプライアンスを維持できる人材が今こそ求められると考えます。

当社では、情報システム部門の皆様へ、以下のコースをご提供いたしております。
皆様のお役に少しでも立てたら幸いです。

《コースのご紹介》
情報システム部門のためのクラウドの導入(コースコード:UBS13L)
情報システム部門の方が「自社にクラウドは適用できるのか?」をメインテーマとして、クラウドサービスや導入事例などを題材に使いながら、グループワークを中心に考察するコースです。
参加者、講師間でクラウドの勘所や特性を徹底的に議論することで、その可能性と制約を探り、企画・適用検討を行ううえでの観点を整理していきます。また、情報システム部門という同じ立場で議論を繰り返すことで、多くの共感や新しい気付きが得られるはずです。
今、クラウドを導入するためには何を考えれば良いのか?その勘所を是非つかみに来てください!

クラウドサービス導入のための情報セキュリティ対策(コースコード:UBS30L)
「クラウドに情報を預けても大丈夫かなぁ?不安だなぁ・・・」
「クラウドを導入したいが、どのようなセキュリティ対策が必要なのかなぁ・・」
と悩まれている方。
是非、当コースを受講し、その悩みを解消してください。クラウドサービスの導入におけるリスクを識別し、企業の情報セキュリティポリシーと整合性が取れた情報セキュリティ対策要件をきちんと整理しましょう!
これからクラウドサービスを導入することを検討している方におすすめのコースです。

情報システム部門のためのクラウドシステム運用管理~運用最適化を目指して~(コースコード:UBS31L)
「クラウドシステムだと運用管理はどう変わるのだろう・・・」
「データのバックアップはどうなるのかなぁ・・・」
「クラウドベンダーとのSLAはどうなっているのか・・」
と悩まれている方。是非、当コースを受講し、その悩みを解消してください。
クラウドサービスを導入した場合の、自社の運用管理作業のあり方を整理しましょう!
やはり、当コースもこれからクラウドサービスを導入することを検討している方におすすめのコースです。

みなさんこんにちは!
先週に引き続き、クラウド特集を担当する、コンテンツ第二部部長、古橋です( ^-^ )

第2弾では、サービス提供者側の「ITサービス」(クラウドサービスをIT実行環境/運用環境に適用する)に求められる人材について考えていきます。

高度な情報処理機能がサービスとして提供されるクラウドコンピューティング時代においては、SIベンダーが個別のお客様の業務を分析し、システムを企画・開発、そして納品するというビジネスが減少していきます。SIベンダーは、自社が提供するクラウドサービスの他に、他社が提供するサービスを含め、サービスをインテグレーション(*1)して、お客様の経営に役立つビジネスサービスを実現していく必要があります。

そのためには、従来のシステム開発技術に加えて、クラウドサービスの特性、クラウドを支える技術を正しく理解し、ITの実現手段として評価した上で、クラウドサービスの適用を考えていく必要があります。

サービス提供側の「ITサービス」においては、大きく以下の2つの人材が重要になると考えています。

 

●クラウドサービスを活用し、アプリ開発、システム構築を行なう人材

クラウド時代において、アプリケーション開発が減少するとは言え、開発作業においては、依然として、Javaや.NETが主役の部分があります。従来のWebアプリケーション開発技術をしっかりと抑えた上で、PaaSを用いたアプリケーション開発に臨む必要があると考えます。

従来はアプリケーションに必要なシステム基盤を準備するという考えが主流でしたが、クラウド時代においては、ある一定の仕様・制約を持つシステム基盤上でアプリケーションを動かすことを考えなければならず、システム基盤からアプリケーションを見る目を養っていくことが重要だと思います。

代表的なPaaSとして、Google App Engine、Windows Azure、Force.comなどがあります。

当社ではいずれもコースを取り揃えておりますが、中でもJava開発者が注目しているGoogle App Engineに関するコースを紹介します。

《コースのご紹介》
「Google App EngineによるWebアプリケーション開発」(コースコード:UFN18L)

Google App Engineは、2011年内にGoogleサービスとして正式にリリースされる予定であり、今後は今まで以上にビジネスユースでの利用が広がっていくと予想されます。

利用することにより、Google App Engine用のWebアプリケーションを作成するだけで検索サービスなどのGoogleが提供する世界規模のサービスと同じ環境で動かし、公開することができます。

本コースでGoogle App Engine用のWebアプリケーション開発の基本を学習し、さらなる発展が期待されるGoogle App Engineへの扉を開いてみてください!

 

●仮想化、並列分散処理といったクラウド基盤の構築・運用・保守を行う人材

クラウドサービスの提供側では、安定して稼動する高度な情報処理機能を安く品質良くサービスとして提供できないと、クラウド時代を勝ち抜いていけないことになります。クラウドサービスの実行基盤として、性能に優れ、安定稼動するクラウド基盤を構築し、かつ運用・保守できる人材が求められます。クラウド基盤のベース技術として仮想化技術を正しく理解し、仮想化したプラットフォーム上にサービスを構築できるようになる必要があります。そのためには、OS、ネットワーク、ストレージなどのシステム基盤の技術をしっかりと抑えた上で、クラウド基盤構築に臨む必要があると考えます。

代表的な仮想化技術には、VMware、Xen、KVM、Hyper-Vなどがあります。
中でもVMware社のvSphereはシェアNo.1製品で、サーバ統合だけでなくクラウド基盤としても、多くの企業に導入されています。

また、最近ではクラウドを支える技術がOSS(*2)としてたくさん登場しています。企業内にOSSを導入してクラウド基盤を構築することも盛んになりつつあり、OSSの動向にも目が離せません。
中でも現在、大量データ処理技術として、Apacheソフトウェア財団から提供されているHadoopが注目されています。

当社では、仮想化技術とOSSに関するコースも揃えております。以下に現在注目度の高い技術に関するコースをご紹介します。

《コースのご紹介》
「VMware vSphere基礎」(コースコード:UBS16L)

「サーバ仮想化」に関する技術は、クラウドサービスの提供者が、システムの全体最適化を考える際に必須です。

本コースでは非常に多機能であるvSphereの機能概要や注意点を、実機を用いて2日間で学習することができる入門者向けコースです。実機演習では仮想マシンの作成やP2V、vMotionなどについて学習いただきます。
また、サーバ仮想化の基盤となるハードウェア(ネットワークやストレージ)についても、システム構築時の留意事項を解説します。
VMware社のサーバ仮想化について、基礎から学習いただけます!

「Hadoop入門」(コースコード:UBS28L)

Hadoopは、バッチ処理対象の大量データを複数マシンに分散処理させることにより高速化したり、大量のログデータから有効利用できそうな知識を取り出す技術として注目されています。本コースは1日で、Hadoopのインストールから基本的な環境設定までの手順とHadoop分散処理環境でのプログラムの仕組みについて、説明と実習を通じて解説します。

Hadoopって何だろう、分散処理ってどんなしくみ?という疑問にお答えします!


 

<用語解説>
*1 インテグレーション:複数の異なる要素を一体化し機能させること
*2 OSS:オープンソースソフトウェアの略。ソフトウェアのソースコード(設計)が
    無償で公開されているソフトウェア

 

みなさんこんにちは!クラウド関連コースを担当している、コンテンツ第二部部長、古橋と申します( ^-^ )

近年では、企業を取り巻く経営環境やお客様ニーズは急速に変化しています。
企業の経営を支えるITに対する要求も高度化する中で、ITの「所有」から「利用」へというパラダイムシフトを引き起こす、クラウドコンピューティング(以下、クラウド)が、注目されています。

今回は、そんなさなか、当社が考える「クラウド時代に求められる人材とは」どんなものなのか?ということについて、お伝えしていこうと思います。

クラウドはスピード、コスト、拡張性などのメリットを持つ反面、その導入にあたっては、新たに発生するセキュリティ、信頼性などのリスクも検討しておく必要があります。

クラウドが持つメリットを最大限に活かし、企業のビジネスやITサービスに有効に活用していくためにはどのような人材が求められるのでしょうか?
「サービス提供者」と「サービス利用者」の両面からクラウド時代に求められる人材育成を考えてみましょう。

●サービス提供者
クラウドサービスを提供するベンダー(SIベンダーを含む)では、経営課題解決の
一つの手段としてクラウドサービスをインテグレーション(*1)できる人材が必要です。

<クラウドサービスをインテグレーションするための主なスキル>
・多種多様なサービスの特性と関連する最新技術をよく理解し、評価できる
・業務とシステムの全体最適化、投資対効果を考え、最適なサービスを選択、
 インテグレーションすることができる

クラウドの登場は、ITの実現手段の選択肢が一つ増えたことに過ぎません。
SI同様、お客様の経営戦略⇒事業戦略⇒IT戦略への落とし込みをお客様と共に
握り合って行なうことに変わりはありません。

クラウドは大きな変革のチャンスでもあり、サービス提供者は新規ビジネスの
創出など、これまでに無い発想を持って企業経営を変える、社会を変えるような
ことを考えていきたいものです。

●サービス利用者
自社の業務全体に精通し、利用するサービスと既存業務とのギャップを判断できる
人材が必要です。クラウドが持つメリットを最大限に活かし、業務プロセスを改善/
変革したり、新しいビジネスモデルを創造するようなことを考えていきたいものです。

特に情報システム部門では、以下のような観点でクラウド適用が企業に
与える影響をよく見渡すことが必要になります。

・クラウドを利用したときのシステム運用として何が残るのか
・情報セキュリティをどのように維持するのか
・企業としてITガバナンス(*2)をどのように利かせるのか
・全社の業務データをどのように管理するのか

また、クラウド導入により、システム開発・運用作業が減少するのであれば、
情報システム部門が今こそ企業の経営・事業の主役となり、クラウドを使って会社を
変えるようなことを考えていきたいものです。

  *     *     *

激しく変化する、クラウド時代とどう向き合って行けば良いのか?
次回以降は、当社のコース体系フレームワークに基づき、その人材育成の
必要性と人材育成を支援するコースについて紹介してまいります
ので、ご期待ください[E:sign01]

<用語解説>
*1:インテグレーション:複数の異なる要素を一体化し機能させること
*2:ITガバナンス:企業がITを活用するにあたり、投資や効果、リスクを適正に
  管理するための組織的な仕組み

 


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