連載コラム「スマートフォン始めました」 |
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前回に引き続き「モバイル・ラーニング」についてお話をしましょう。2回目のテーマは、「充実の学習機能」です。
モバイル・ラーニングの「学習機能」
-------- | モバイルならではの「学び」とは、なんですか?簡単に説明してください。 |
![]() 武田君 |
私たちがまず考えたのは、スマートフォンを使った学習です。
試作したアプリのイメージはこちらです。「スキマ時間=通勤・通学時間」という想定で、 こちらはドリル。何度もくり返して頭に入れる、「反復学習」の教材です。 |
-------- | 他にはどんな取り組みをされましたか? |
![]() 武田君 |
はい。パソコンとモバイル、両方からアクセスできる「協調学習型のeラーニング」を当社内で試行しました。 従来のeラーニングは、コンテンツや講義映像を閲覧するスタイルが主流です。私たちはそこに、以下の課題を感じていました。
モバイルは、「いつでも、どこでもつながる」という特長があります。この特性を活かし、「自ら考え、気づいて学ぶ『ソーシャル・ラーニング』」にチャレンジしました。
これが教材の画面イメージです。 |
-------- | 今までのeラーニングと何が違うんでしょう? |
![]() 武田君 |
今までの課題を解消するために、今回心がけたのは以下の3つの要素です。 1)学習者の孤独感やコミュニケーションの一方通行を解消するために、「みんなで学ぶ場」「学習者同士が議論し、気づきを共有する場」を提供する。 2)修得した知識を、実践ですぐに活かせるように、カリキュラム内に、 3)学習者同士の対話の結果を取り入れ、理解度に応じて疑問点を解消する 上記に加え、学習環境としてスマートフォンからもアクセスできるようにしたことも、新しい取り組みと言えるでしょう。 |
-------- | 参加した皆さんの反応はどうでしたか? |
![]() 武田君 |
学習者からは、 |
-------- | 具体的にはどんな研修だったんでしょうか。詳しく聞かせてください。 |
![]() 武田君 |
ぜひ! 【いま、求められる人材】自ら考え、気づいて学ぶ『新ラーニングモデル』 ★危機感の醸成。自分ごとへの落とし込み。(2012.06.14) |
予告
次回は、「スマートフォン始めました-その3 互いに教え合い、共に成長するLearning2.0の時代へ」 をご紹介いたします。
★今後の予定 (隔週火曜日に掲載)
その3 互いに教え合い、共に成長するLearning2.0の時代へ [7月17日掲載予定]

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いかがでしたか、今回のコラム。書ききれないところはブログにまとめ、そちらにリンクしてみました。あわせて目を通していただけると嬉しいです。よろしくお願いします!