2020年02月12日

コラム

  • Mina's feeling

Introduction of my favorite person #4|片岡嗣葉くん

起業家を目指す小学5年生、井上美奈ちゃん。『自分らしく挑戦できる創発社会の実現』を目指すCO☆PITは、そんな美奈ちゃんの想いに共感し、その活動を応援しています。彼女が新たに始めたのが、このインタビュー連載企画。美奈ちゃん独自の視点で、チャレンジする人たちの想いに切り込んでいます。

連載第4弾となる今回は、ロボットの世界大会で活躍する小学生、片岡嗣葉くんへのインタビューです。

ロボットプログラムが得意でルービックキューブも手品も上手な嗣葉くん

こんにちは。井上美奈です。今、11歳です。
何かにチャレンジしてみるのに年齢も住んでいる場所も関係ないはず。
子供だからできないこともあるけど、子供でもできること、子供だから得意なこともあると思って、できそうなことから少しずつやってみたら、たくさんの人が助けてくれて、できることが少しずつ増えてきた気がしました。子供でも、もっと誰かの役に立てるようにチャレンジしやすい環境を作ってみたいです。知らないことがたくさんあって調べながらやるから時間もかかるし、失敗もあるけど、できるところまでやってみようと思います。


CO☆PITさんが1記事書いたら会場を1回貸してくださるという約束をしてくださったので、私のチャレンジを助けてくれた方たちを紹介してみています!


CO☆PITさんで書く記事は、私が開くイベントを助けてくださった方を順番に紹介していこうかなと思っていたけど、今回はちょっと予定を変えて、2019年11月に一緒にエストニアに来てくれた嗣葉くんを紹介したいと思います。

どうして思っていた順番を変えて先に嗣葉くんを紹介しようと思ったかというと、嗣葉くんは、学校は違うけど同じ小学生で、今は6年生です。11月29日と30日にエストニアのRobotex International Festivalにも一緒に来てくれて、2020年1月13日にその時のことを報告をするために東京の品川で開いた報告会でも登壇してくれてたからです。同じ小学生で一緒にやってくれるお友達ができたから、早く紹介してみようと思いました。

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▲Robotex International Festivalに誘ったら2人小学生のお友だちが来てくれました。その1人が嗣葉くんです

嗣葉くんは、ロボットのプログラムが得意で、レゴが大好きだそうです。小学校1年生の時にLEGO mindstormを知ったそうです。それは私も同じだけど、嗣葉くんは、2年生の時からWRO ( World Robot Olympiad )オープンカテゴリーで全国大会に連続出場。4年生の時には南米コスタリカ国際大会へ出場して、5年生の時にはタイチェンマイ国際大会に出場したそうです。私は1年生から3年生まで通っていたプログラム教室が開催する合宿のロボットコンテストでアイデア賞とかはもらえるときもあったけど、競技は半分勝って半分負けたりだったし、海外の大会とかは行こうと思わなかったから、嗣葉くんはすごいなと思いました。私はプログラムは好きだけどレゴは苦手だから、嗣葉くんはレゴが得意なところもすごいと思うし、それからルービックキューブも早くて、手品もできて、エストニアでも手品を見せてくれました。嗣葉くんは頭が良くてすごく器用なんだなと思いました。それから、ロボットには関係ないかもしれないけど、嗣葉くんはおしゃれです。

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▲手品中の嗣葉くん

嗣葉くんと初めて会ったのは、2019年9月6日の、8月にシンガポールに行って参加したEdTech Asiaのことを報告する会だったと思います。その会に嗣葉くんも聞きに来てくれていて、嗣葉くんはプログラムが好きで海外で開かれたロボコンにも参加して入賞したこともあると聞いて、すごいなーと思いました。そうしたら、今度は10月5日に開いた学びについてのワークショップにも来てくれて、うれしかったです。2回会ってちょっとしかお話できなかったけど、11月には一緒にエストニアのRobotex Internationalに来てくれることになりました。私は海外で開かれる知らない人ばかりの大きなロボコンは、動画とかで見たことはあるけど、自分で行ったり参加したことはなかったから、ロボコンに慣れている嗣葉くんが来てくれるのはこころ強い!と思いました。

エストニアのRobotex Ineternational Fesitvalで

嗣葉くんは、エストニアのRobotex International Festivalに一緒に参加してくれて、自分で作って来た「ドラムロボット」を展示してくれました!

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▲ドラムロボット

それから、みに来ている人たちに使い方を説明していました。嗣葉くんはロボットを通じて世界中に仲間を作りたいと思っていて、今回のテーマは「音楽とロボットは言葉を超える」というものだったそうです。嗣葉くんのドラムロボットはいろんな機能がついています。センサーを振るとそれでバーが缶を叩いて音が出るようになっていたり、センサーに色のついたものを近づけると色によって違う音が出るようになっていたり、いろんなことができました。私も何ができるか説明をしてもらって遊んでみました。それから嗣葉くんは今よりももっとよくしてみようと考えているそうです。

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▲私も遊び方を教えてもらいました

エストニアのRobotex International Festivalでは小さい子供たちも集まって来て、嗣葉くんのロボットをすごい勢いで振り続けていたり、いろいろと試していて楽しそうでした。
それから、多分中国から参加していたお友達だと思うけど、嗣葉くんのロボットが気に入ってすごいと思って、嗣葉くんに多分自分の作ったロボットをプレゼントしていました。音楽とロボットは言葉を超えるというのが本当にできて、知らない子供にも楽しんでもらえたり、ロボットをプレゼントしてくれる仲間が増えていて、すごいなと思いました。

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▲Robotex International Festivalでは、お友達がたくさんみに来てくれました

オランダ、アムステルダムのモンテッソーリ校で

嗣葉くんは12月3日から私たちと別れて、お父さんとオランダのアムステルダムに行ってモンテッソーリ校へも「ドラムロボット」のプレゼンをしに行きました。そのために乗ろうと思っていたエストニアのTallin空港からアムステルダムに行く飛行機が飛ばなくて、すごく長い時間待って、空港の人にいろいろ交渉してなんとかアムステルダムに行ったそうです。そいういう経験も、すごくよかったと話してくれました。アムステルダムでプレゼンをするために準備していた英語のプレゼンを、嗣葉くんがエストニアにいる間に動画に撮らせてもらえました。嗣葉くんは発表するために、ちゃんと練習をしていて発音もきれいに、表現ももっとうまく伝わるように工夫もしようとしていたからすごいなと思いました。だから、オランダにいなかった私やみんなにもみてもらえるように動画を撮らせてもらいました。私は嗣葉くんをエストニアのお友達にも紹介したかったから、私が12月5日にエストニアのTelliskiviにあるVIVISTOPで開いたワークショプでも同じ動画を紹介して、みんなにみてもらいました。

嗣葉くんへのインタビュー

嗣葉くんにもインタビューをさせてもらって、みんなにメッセージももらいました。一つ一つ考えながら、いい言葉を選んで答えてくれて嬉しかったです。みんなへのメッセージも、すごく真剣に考えてくれて、好きなことを突っ走ってやって行って、そこからまた広がりが出てくるから、好きなことを極めるといいと思うと言っていました。

私はまだ何に集中したらいいか決まっていないけど、嗣葉くんはそういうことが言えてすごいなと思いました。嗣葉くんは今でもすごいなと思うことをいろいろ見せてくれるから、これからも好きなことをどんどんやってまた、教えてもらえたら嬉しいなと思っています。

編集はうまくないけど、嗣葉くんの考えや動画の内容がいいなと思ったらチャンネルの登録をお願いします。

執筆者プロフィール

井上 美奈

CO☆PITライター

11歳になりました。エストニアに行ってみたいなと思って、Readyforさんでクラウドファンディングをしたらいろんな人が助けてくれていけました。
小学生でもやってみたらできることもあるし、思ったよりいいことも待ってると思います。