【英語】性差別のある表現を使わない
今回のテーマは「性差別のある表現を使わない」です
性差別につながる表現は避け、できるだけ男女の区別がない言い方を使いましょう。
ついうっかり使いそうになる表現には、どのようなものがあるでしょうか?
トラちゃんと一緒に勉強しましょう。
- 「…、作業工数を削減できます。」だから、次の訳でいいのかな…?
..., you can reduce man-hours.
- トラ、ちょっと待って。
「man-hours」という表現だけど、それで問題ない?
- 「作業工数」って言いたいんですけど、「man-hours」じゃいけないんですか?
- 「man-hours」は性差別表現だから、使わないほうがいいわね。
- え、そうなんですか!? 差別だなんて、そんなつもりじゃなかったんです!
- 男性を示す「man」という語で「人」を表しているでしょ。
悪意がなくても、性差別表現になっちゃうのよ。男女の区別がない言い方に変えるほうがいいわ。
この場合は「person-hours」や「labor-hours」としてみたら?
- なるほど。そこまで気が回っていませんでした。
ついうっかり使いそうになる性差別表現って、いろいろありそうですね・・・
- いくつか例を挙げてみるわね。
mankind → humankind、humanity
key man → key person
businessman → businessperson
salesman → salesperson
policeman → police officer
- ・・・ほかにもたくさんありそうですね。
うっかり使わないよう、どうやって注意すればいいんでしょうか?
- 「man」がつく言葉を安易に使わないというのはもちろん、男性にも女性にも使える表現か、よく確認することが必要よ。
- わかりました! 日本語で表記する場合も同じですね。気をつけます!
ありがとうございます、ナンシーさん!
予告
次回は、依頼の表現をお届けします!