(学生編)適切な言葉を使う(1)
今回のテーマは「(学生編)適切な言葉を使う(1)」です
今回は後輩の文章についてトラちゃんがアドバイスするようです。
これまでの成果を活かして、適切なアドバイスができるでしょうか?
- コテツくん、内定出たんだってね。おめでとう!
- トラ先輩、ありがとうございます。
内定が出たので、就職活動の体験記を書いているところなんですよ!
(略)
OBのメルアドを教えてもらい、アポを取る。
訪問にあたっては、下記の点に注意する。
・会社案内のパンフを持参する。
・遅刻は厳禁。(ボク的には15分前に到着するようにしている。)
・聞きたい内容については、プライオリティーを決めておく。
・雑談の中にも参考情報がある。スルーしないで、必ずメモる。
(略)
- こ、このままはマズイんじゃない?
来年からは社会人なんだから、社会人らしい言葉づかいを心がけたほうがいいと思うけど。
- 体験記だから、自分らしく書いたつもりなんですけど…。
まずは、どのあたりから直せばいいですか?
- まずは、話し言葉や学生言葉は使わないようにしてみて。
(答えを教えちゃうと本人のためにならないから、ヒントだけ…。)
- うーん。
「ボク的」、「スルー」、「メモる」がNGですかね?
- そう。
これらを適切な言葉に書き換えてみて。
- 「ボク的」は「私」、
「スルー」は「聞き逃さない」、
「メモる」は「メモをとる」、でいいですか。
- うん、合格。
話し言葉や学生言葉を使わないようにしただけで、だいぶ社会人らしい文章になったね。
(略)
OBのメルアドを教えてもらい、アポを取る。
訪問にあたっては、下記の点に注意する。
・会社案内のパンフを持参する。
・遅刻は厳禁。(私は15分前に到着するようにしている。)
・聞きたい内容については、プライオリティーを決めておく。
・雑談の中にも参考情報がある。聞き逃さないで、必ずメモをとる。
(略)
- なるほど、勉強になりますっ!
これで提出します!
- 待って、まだ直すところがあるんだよ!
予告
次回は「適切な言葉を使う(2)」についてお伝えします。