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「プログラミング SUMMER QUEST 2019」開催レポート - 1/4

2019年9月25日(水)

プログラミング SUMMER QUEST 2019

2020年から小学校で必修化されるプログラミング教育。学習への機運が高まる一方、「なんのために使うのか?」というプログラミングの目的を考えることは、つい後回しになりがちです。プログラミングは、課題解決のために利用してはじめて価値があるもの。解決するべき課題を自分で考える力を身につけることは、プログラミングを学ぶ上でとても大切なことです。

そこでF@IT Kids Clubでは今回、「知識・技術」と「実社会」を結びつけて学ぶことで、子ども達の探求マインドを育てる3日間の夏休み特別プログラム「プログラミング SUMMER QUEST 2019」を開講しました。8月14日から16日の3日間、小学4年生から中学2年生の子どもたち16名が参加しました。

指導を担当したのは、富士通ラーニングメディア プロジェクト部長の大木コーチ、さちこコーチ、まさみコーチ、おくぢコーチ、りさちコーチの5人。子どもたちと一緒に3日間のプログラムに臨みました。

1日目

恥ずかしそうに自己紹介をする参加者のみなさん。これからとっても仲良くなりますよ!

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プログラミング SUMMER QUEST 2019 写真02

SDGsを知る!

デザイン思考とプログラミングを使って、社会課題を解決するというのが今回の講座のテーマ。「まずは地球規模の課題を思いつく限り書き出してみましょう!」という大木コーチの呼びかけに対し、ペンを取る子どもたち。普段は「地球規模の課題」について考える機会は少ないはず。それでも、学校やテレビで聞いたことのある言葉を次々とふせんに書き出しました。

「地球温暖化」「食糧不足」「森林現象」「プラスチック製ストロー」「紛争」など、たくさんの課題がホワイトボードを埋めていきました。地球規模の課題って、たくさんあるんですね。

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SDGsとは、そんな「地球規模の課題」を解決するべく、国際連合の会議体で可決された「持続可能な開発目標」のこと。「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「質の高い教育をみんなに」といった、合計17個の目標が定められています。今回はこの中から、「陸の豊かさも守ろう」という目標をテーマに、解決すべき社会課題を話し合います。

デザイン思考を学ぶ!

デザイン思考とは、クリエイティブに問題解決をしていくための考え方。直感を大事にした右脳型のアプローチです。デザイン思考には順序があり、以下のような流れで進めていきます。

「共感」→「課題定義」→「創造」→「プロトタイプ」→「テスト」

プログラム1日目の今日は、このうち「共感」→「課題定義」を中心に取り組みます。

世の中の人々に共感される課題を見つけるためには、まずは「観察」することが大切です。ここで大木コーチからクイズ。「みなさん、パンダの絵を描くことはできますか?」あれれ、パンダの模様は知っているはずなのに、なかなか思い出せません…!

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答えを見ると、大外れ!「みなさんいいですか、ここでわかってほしいのは、『私たちは物事を見ているようで、実はきちんと見ていない』ということです。観察とは、意識してやらないとできないことなんですよ」と解説する大木コーチ。

みなさん少しずつ、仲良くなってきたようです。

プログラミング SUMMER QUEST 2019 写真07

観察の重要性がわかったら、実際に調査をします。「まずはインターネットで、『陸の命が守られていない状況』を調べて見ましょう。誰が困っているのかを調べ、その人がどんな感情を抱き、どんな期待を持っているのかを考えてみましょう」。

パソコンが配られると、みなさん一斉にリサーチを始めました。とても集中している様子です。

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陸のいのちが守られていない状況や困っている人を理解するまでが「共感」です。次は「課題定義」に取り組みます。

「一通り情報が出てきたら隣のペアと結果を共有し、傾向やパターンがないか考えてみたり、その状況で困っている人の感情を掘り下げたりしてみてください。そして、その課題を解決する『目的』を今一度考えてみてください」

ここからはコーチが本格的にディスカッションのサポートに入ります。課題定義は目的を再度捉えなおし、価値ある挑戦課題を明確に定める、大人でも難しいステップ。各チームのコーチは問いを投げかけながら、課題解決の「目的」を明らかにするべく、子どもたちの意見を引き出していきます。

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子どもたちはホワイトボードやテーブルに情報をまとめ始めました。

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「まずは先を急がず、本当に解決するべき課題と、その目的をじっくり考えましょう。解決策を考えるのはその次です。価値ある挑戦課題をチームで1つ、決めてください」

「本当に解決するべき」課題ってなんだろう? みんな思ったことをどんどん話すのは良いけれど、なかなか収拾がつきません!年齢差や知識の差がある中で、1つの課題を決めるのはなかなか難しそう。

コーチは「それってどうして?」「なんでそう思ったのかな?」「これとこれって共通することないかな?」など、あの手この手で子どもたちの意見を引き出します。そして課題を1つ決めるべく、全力でサポートをしました。

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さぁ、そろそろ1日目は終わりの時間です。(実は課題定義は1日目だけでは終わらず、2日目の前半まで時間をかけて話し合いました!)

「みなさんいかがでしたか? 実はこの、『何のために』という目標を決めることが一番難しいことなんです。これは大人がやっても難しいことです。デザイン思考とは、一直線でゴールにたどり着くやり方ではありません。何度も反復して良いのです。みなさん行ったり来たりしながら、大変だったと思いますが、まさにデザイン思考を実践していたのではないでしょうか?」(大木コーチ)

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明日はデザイン思考の後半(「創造」→「プロトタイプ」→「テスト」)へと進み、今日決めた課題をテクノロジーで解決する方法を考えていきます!

 

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