はじめに、宮崎SC様についてお聞かせください。
当社は地域ソフト法※に基づき設立されたソフトウェアセンターの1つです。平成6年に宮崎市佐土原町に設立されました。
本日はOA研修が開催されておりますが、どのようなお客様が宮崎SC様をご利用されるのでしょうか。
宮崎県の企業・団体・自治体・求職者様が主な利用者です。私たちは「人と企業とITをつなぐ」をテーマに掲げており、高度IT研修を中心に、求職者向け研修やOA研修など、幅広く人材育成サービスをご提供しています。求職者研修後、地元の企業に就職されてからも高度IT研修を受けに来られるなど、お客様にも長くご利用いただいています。
富士通ラーニングメディアから提案いただいた際、当社としましてもサテライト講習会には興味がありました。私自身もAndroid研修をサテライト講習会で実際に受講してみて、これなら違和感なく学ぶことができそうだと思いました。
宮崎県内にも東京に研修受講に行く企業様は多々ありました。近くで最新技術を学ぶことができ、交通費宿泊費削減も鑑みると、サテライト講習会導入のメリットは大きいと考えました。導入当初はコース価格について色々とお客様からも意見がありましたが、集合研修と同様の品質(講師と対面)と内容(実習環境)であることでご納得はいただいております。
年々ご利用いただくお客様が増えていると聞いています。
サテライト講習会が、国のキャリア形成助成金※2の承認が得られたことで、お客様の社員育成の選択肢の1つになったことも要因としてあると思います。
集合研修の場合、その時のトレンドやテーマにもよりますが、人数が集まらないと開催できない可能性があります。サテライト講習会であれば中止リスクは軽減できます。また、さまざまな業種のお客様に活用いただけるのが強みだと思います。
2016年度からは教材が紙から電子化に切り替わりました。受講者には大きな変化は見られませんが、今後も、提供サービスが変化していくと思います。そのような中でどのようにお客様ニーズにお応えし、品質を維持していくかが課題だと思います。
サテライト講習会そのものについて、あるいは、これから活用検討されるお客様に向けて一言お願いいたします。
技術的にもサテライト講習会のようなやり方は、集合研修に近づいてきていると思います。マネジメント系の研修は依然として講師が現場に来て実施することが多いですが、テクノロジに関しては環境が整えばどこでも学べます。学び方も二極化していくかもしれません。
集合研修と同様の内容で学べるのは大きいところです。地域のお客様の受講機会をいかに作っていくか、その解決手段の1つとしてサテライト講習会はよいと思います。
ありがとうございました。