システム開発の失敗原因の半数以上は、要件定義にあると言われていますが、次のような経験をしたことはありませんか?
要件定義で注意しなければならないのは、“ユーザは必ずしも正しい答えを持っているとは限らない”ということであり、「ユーザから聞いたことをそのまま要件としてまとめればよい」というのは間違いです。
ユーザからの要求に含まれる問題点や誤りを指摘し、正しい方向に導くには、「業務のどこに問題があるのか?それらの問題をどう解決するのか?システム化するのはどこか?」についてユーザと十分検討する必要があります。
それには、「業務の可視化(業務モデリング)」が鍵となります。
しかし、業務モデリングといっても、ただ業務を図示すればよいというわけではなく、自己流ではなかなかうまく行きません。
例えば、モデリングを行う人によって観点や表記法が異なったり、手順が決められていないと、その結果も異なり、見る人によって誤解してしまう恐れがあります。
これでは、要求に含まれる問題点や誤りを見つけることはできません。
そこで、「業務分析・設計のための業務モデリング 実践トレーニング」コースの受講をおすすめします。
コースコード | コース名 | 期間 |
---|---|---|
UZS86L | 【集合】業務分析・設計のための業務モデリング 実践トレーニング | 2日間 |
ULA36R | 【ライブ】業務分析・設計のための業務モデリング 実践トレーニング | 2日間 |
本コースでは、下記のような標準化された表記法、観点、手順に従い、業務モデリングを実践する際のポイントを学習します。
業務プロセス(処理のまとまり)は、イベント(開始条件)と業務上の目的に着目して抽出します。
業務プロセスを抽出したあと、所要時間やコスト、問題点などに着目して分析します。
誰でも同じように業務プロセスを抽出したり、分析できます!
業界標準のモデリング言語であるUML(Unified Modeling Language)を使用して、業務の流れや業務で扱うデータの関係を表記します。
誰でも同じ表記を使って業務を表現できます!
業務目標や分析対象範囲の確認などの準備を行ったあと、現行業務を分析し、問題点を把握します。
さらに、現行業務の問題点に対する解決策を検討し、それを踏まえ、新規業務を検討します。
業務全体を思い描いてモデルを作成したり、画面・帳票を手掛かりにモデルを作成する、実践的な方法で行います。
誰でも作業の漏れなく確実に実施できます!
総合演習では、事例企業の業務を題材に実際に業務モデリングを行います。
「事例企業の概要」、「業務目標一覧」、「概観業務フロー」、「インタビュー結果」などの資料をもとに、「現行システム化業務フロー」を作成し、現行業務の流れを可視化します。
さらに、現行業務における問題点を分析し、「業務プロセス一覧」として整理します。
これらをグループ演習で行い、全員で検討します。
業務モデリングの流れを理解し、具体的なドキュメントを作成できるようになります。
また、業務モデリングを実践する時のコツがわかります!
業務モデリングの流れを理解し、具体的なドキュメントを作成できるようになります。
また、業務モデリングを実践する時のコツがわかります!
コースコード | コース名 | 期間 |
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UZS86L | 【集合】業務分析・設計のための業務モデリング 実践トレーニング | 2日間 |
ULA36R | 【ライブ】業務分析・設計のための業務モデリング 実践トレーニング | 2日間 |