健康経営とは、企業が従業員の健康管理を経営課題と捉え、戦略的・計画的に取り組むことをさします。
近年、企業にとって従業員の健康管理は、ますます重要になっています。長時間労働の常態化や、メンタルヘルス不調者の増加が社会問題となり、
働き方改革の推進が課題となる中、企業に対する健康経営の社会要請が強まっています。
従業員の生産性向上やリテンション、ステークホルダーからのイメージアップへの期待も重なり、「健康で元気に働ける企業」の実現に向けて取り組む企業が増えています。
一方政府としても、超高齢社会に突入し、労働力人口の減少が見込まれる中で、国民の健康寿命を延伸し、社会保障費を削減することが急務となっており、健康経営の推進を強く後押ししています。
※健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
全6回(各回3時間)の参加型セミナーを通して、「食」、「睡眠」、「心」、「身体」と多方面から健康経営に関する知識を得ていただけます。 健康診断受診や有休取得推進といった施策だけでなく、従業員の高いパフォーマンスを実現する健康経営を行うために、 組織は何をすべきなのか、個人でできる予防を中心とした健康管理とは何なのかを学んでいきます。
また、先進的な健康経営の取り組みを行う企業による事例講演や、他社の健康経営推進担当者様との交流を通して、より実践的な学びを深めていただけます。
最終日には、受講後すぐに自社で実践いただけるよう、戦略的健康経営を実現するための取り組みを、自社に落とし込んで検討いただきます。
健康経営を考えるにあたり、「福利厚生」との区別は難しい課題です。本講座は「健康経営をプランニングする」ことをテーマに、”従業員が高いパフォーマンスを実現し、
仕事の生産性に寄与する健康経営”に焦点を当てていきます。
健康経営の基本を学び、先進的な取り組みをされている企業の人事担当者様をゲストにお招きして、様々な事例をご紹介いただきます。
また、異なる業界・会社の参加者同士でのグループワークを通じて、課題を共有・抽出していきます。
予定ゲスト:株式会社丸井
人間生活の8割が影響するとも言われる「食」に焦点を当て、日々の生活で欠如しがちな栄養素とその補給方法を学びます。
また、外食産業における人事担当者様から健康経営への取り組み取り組みや食の考え方について、ご紹介頂きます。
予定ゲスト:株式会社力の源ホールディングス
「睡眠」をテーマに、自律神経のバランスについて学びます。現代社会では、多くの人は必要な睡眠量が不足しており、常時睡眠不足状態に陥っていると言われています。
忙しくて眠る時間を摂れないビジネスパーソンが、どのように睡眠の質を向上できるのかお伝えします。
 
メンタルヘルスの問題に焦点を当てます。心の病が原因で職場から離れてしまう人は年々増加傾向にあります。
企業としての心の健康を管理についてゲスト企業からの事例を交えながら学んでいきます。
予定ゲスト:株式会社野村総合研究所
肩や首のコリ、腰痛や足のむくみといったデスクワーカーの方が抱える身体の痛みや悩みについて、企業としてどのように向き合う必要があるか、どんな対策ができるか考えます。 たかが肩こりといえど、姿勢の悪化や痛みによる経済損失は馬鹿にはできません。発生起点ではなく、予防といく切り口から体の健康と知的生産性の向上について学びます。
5日間を通して学んできたことを、自社の施策に落とし込んでいきます。他社と共に検討を重ねることで、 異なる業界・会社からの視点を取り込んだ施策にまとめます。
2020年2月17日~3月25日(全6回)
9:00~12:00(8:30開場)
30名
健康経営を推進する人事・労務・総務部門ご担当者の方
職場マネジメントを行っている管理職の方
主催:(株)富士通ラーニングメディア
共催:Co-nect(コネクト)
12万円(税別)
「働き方を変革するジム」として、ビジネスパーソンに運動を届けている。