DITA導入支援

「マニュアル間の共通記事の反映もれをなくしたい」、「PDFだけでなく、HTMLでも提供したい」と思っていませんか?

早期からDITAに取り組み、多くの実績を持つ当社がお客様のDITA導入を強力に支援します。

DITAとは

DITAの導入効果

DITA→ユーザーズガイド・管理者ガイド

大規模プロジェクトの
ドキュメント制作の効率化

  • ドキュメント間の共通情報を共有することで、共通記事の変更は1つのデータに対して行うだけで済むため、制作量を削減・品質を向上できます。
  • 自動でレイアウトが適用されるため、編集コストを削減できます。
  • 執筆と並行して確定した情報から翻訳できるため、制作期間を短縮できます。

ワンソース・マルチユースの実現

  • 1つのデータからHTML/PDF/版下用データなど、複数の形式を作成できます。

サービスの特長

豊富な実績に基づいた実践的な支援

DITAの仕様を理解するだけでは、DITAを使いこなすことはできません。当社の実績を踏まえ、お客様の制作プロセスやマニュアル内容を分析し、さまざまな観点からきめ細かに支援します。

一貫性

  • 情報粒度/種類の決定
  • 記述方法の統一

再利用性

  • 共通情報の共有化
  • 条件分岐

拡張性

  • トピック指向設計
  • メタ情報の設計

保守性

  • 管理しやすい構成
  • 改版しやすいデータ構造

最適な制作環境の構築

導入規模、予算、担当者のスキルなどに応じたDITA制作環境をご提案します。
特に当社では、汎用ソフトやオープンソースを利用した安価な制作環境構築の実績を有しており、スモールスタートでのDITA導入を推奨しています。その後のCMS導入のご相談にも応じます。

サービス内容

DITAを導入するために必要なすべてのサービスをご提供します。お客様のニーズに合わせ、各サービスの作業を自由に組み合わせることもできます。

サービス 内容 アウトプット 期間
IA* データ分析 現行マニュアルを分析し、基本方針を決定 データ分析報告書 2週間~
構成設計 各マニュアルの目次構成、記載内容を設計 目次構成設計書 2週間~
情報構造設計
  • DITAで表現設計を実現するために使用するタグおよびフォルダ構成を設計
  • パターンごとの雛型テンプレートおよびサンプル原稿を作成
  • 情報構造設計書
  • ルールブック
  • 雛型テンプレート
  • サンプル原稿
1週間~
表現設計 製品コンセプトにあったレイアウトやデザインを設計し、雛型テンプレートやサンプル原稿を作成
  • 表現設計書
  • モックアップ
2週間~
スタイルシート開発 DITAコンテンツからPDFやHTMLなどを作成するためのプログラム(スタイルシート)を開発
対応内容
  • PDF用スタイル(版下用PDFにも対応可能)
  • HTML用スタイル
  • その他形式(※要相談)
  • スタイルシート設計書
  • スタイルシート
  • テスト結果報告書
要相談
制作環境構築 制作環境の構築支援
  • 環境構築手順書
  • 環境構築資源
1週間~
コンテンツ移行 コンテンツの移行・検証 移行コンテンツ 要相談
サポート 教育 構築した基盤を基に、マニュアル制作をスムーズに行うための教育を実施 教育資料
(ワークを含む)
準備:4日~
教育:1日~
QAサポート わからないことやお困りごとがあったときのQAサポート サポート報告書 1か月~
査読 マニュアルの基本品質が保たれており、正確で、一貫性のあるマニュアルであるかを検証 査読結果報告書 3日~
環境保守 制作環境・スタイルシートの保守
  • サポート報告書
  • スタイルシート
  • 環境構築資源
適宣

*:IA(Information Architecture)とは、情報を体系立てて整理し、分かりやすさ、見つけやすさを実現するための設計です。

主な導入実績

執筆・翻訳作業の効率化を実現

効率化のポイント

重複記事を共有化

  • OS間の共通記事
  • オプション間の共通記事
  • 利用者間の共通記事
  • マニュアル形態間の共通記事
  • 出荷時期間の共通記事 など

効果

  • 執筆量を20~35%削減
  • 再利用率を最大90%実現
  • 翻訳作業効率を20~50%向上
  • 全体の制作効率を20~40%向上

適用マニュアル

ユーザーズガイド

  • イメージスキャナー
  • ストレージ
  • セキュリティ など

ヘルプ

  • マネジメント支援 など

編集作業の効率化を実現

効率化のポイント

Word形式から移行し、自動組版を適用

効果

編集効率を20~30%向上

適用マニュアル

リファレンスマニュアル

  • ネットワーク

保守マニュアル

  • サービス端末 など

制作環境の老朽化対応

効率化のポイント

SGML制作環境からの移行

効果

PDF制作効率を90%向上

適用マニュアル

リファレンスマニュアル

  • ミドルウェア
  • ネットワーク

仕様説明書

  • ミドルウェア

よくあるご質問

Q

IAは、なぜ必要なのでしょうか?

A

DITAの最大の特長であるコンテンツの部品化と再利用を機能させるためには、IAによる適切な情報設計を行うことが必須となります。

Q

スタイルシートはどの単位で必要になりますか?

A

出力形式単位で必要です。同じ出力形式でもデザインが大きく異なる場合はそれぞれスタイルシートを用意する必要があります。

Q

スタイルシート開発を行うためにはどのような情報が必要ですか?

A

DITAコンテンツの記述ルールおよび出力物のレイアウト/機能要件が必要となります。

Q

既存マニュアルのデザインをそのままスタイルシートで実現できますか?

A

スタイルシートの表現力は高くある程度のデザインを再現することは可能ですが、スタイルシートを作成する際に重要なことはデザインのパターン化を行うことです。複雑なパターンやパターン数が多くなると、スタイルシートの開発費用が増大するだけでなく、DITAコンテンツの制作効率も低下するリスクがあります。

Q

スタイルシートを実装する際に他に必要なツールなどはありますか?

A

PDFでは、高い表現力と多言語に対応するアンテナハウス社のAH Formatter を使用することを推奨しています。その他、索引や特定のフォントなどを使用する場合、それぞれ対応した製品を導入していただく必要があります。その他の形式の場合も、要件に応じてツールが必要となるケースがあります。

※ 期間・料金については、ボリューム、難易度、提供情報の有無などを考慮し、別途お見積りいたします。