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クラウド特集記事一覧

ブログをご覧の皆様、こんにちは。富士通ラーニングメディアの見越(みこし)と申します。VMwareの認定講師として、仮想化やクラウド研修を担当しています。

 

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ちなみに、私はこんな人

第二ラーニングサービス部:見越 孝介

Linux、ストレージ、VMware製品などシステム基盤コースを担当。講師でありながらサーバ室で作業することが多く、富士通の作業着にあこがれている様子。
VMware View学習のために自宅に購入したPRIMERGY TX300が割と幅を取るということに、いまさらながら気づき始めました。

 

手前味噌になりますが、当社の講習会の実習環境の一部をクラウド環境で構築しており、4月1日現在32コースをご提供しています。この環境を安心して使っていただくために、しっかりと計算された負荷テストを行い、安定した品質管理を行っています。また、実習環境のセットアップ漏れやオペレーションミスを防止するために、運用自動化の仕組みをクラウド、仮想化担当講師を中心に自前で構築しています。まさに活きた素材です!

今回は、そんな自慢の実習環境クラウド化を支える基盤構築作業の舞台裏について、ご紹介いたします。クラウド環境の構築作業について、研修でもご紹介している「クラウド導入のステップ」を参考にしながら私たちも環境を構築していきました。是非皆さんも参考にしてくださいね。

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さて、基盤構築の舞台裏についてお話する前に、実習環境クラウド化の背景や構成について簡単にお話ししておきましょう。

<実習環境をクラウド化した背景とは?>

お客様から、ITトレンドであるビッグデータやサーバ仮想化などの講習会を「自社会場や地方でも開催してほしい」というご要望をいただいておりました。このような分野のコース実習環境をクラウド上でご提供することで、お客様自身で高スペックなPCをご用意いただくことなく、コースをご提供できるようになり、お客様の利便性が向上しました。

 

<気になる当社の実習環境クラウドの構成とは?>

当社の実習環境は、プライベートクラウドとパブリッククラウドの両方を使用しています。プライベートクラウドはVMware社のvSphereをベースにクラウド基盤を構築しています。パブリッククラウドでは、富士通のクラウドサービスであるFUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5を使用しています。コース内容に最も適したクラウド(プライベート/パブリック)上で実習環境をご提供します。こうした構成にするまで、色々な検討やテストを重ねて運用品質などを議論しました。

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さて、こうした環境を作っていくには、単純にクラウド化するというわけではなく、それ以外にも意識しておかなければならない事が沢山あるのです。

それでは、本題に戻って舞台裏を4ステップでご紹介しますね。

■Step1.仮想化
実習環境クラウド化サービスをご提供するに当たり、まずは仮想化の導入を行いました。30近くある研修カテゴリ(仮想化、最新テクノロジー、言語、Webアプリケーション、データベースなど)の中から代表コースを選定し、部分的に導入し効果を確認することから始めました。

■Step2.標準化
そして徐々に対象コースを拡充しつつ、リソース利用の効率化や運用管理の効率化を目指しました。特定のカテゴリによらない、全体的な視点での効率化を行うには、標準化が必要です。例えば、実習環境セットアップの標準化として、パターンを2つに絞りました。
1つは今までと同様に、実施日前日にマシンを展開するパターン(仮想マシンのテンプレート機能を使用)、もう1つが実習環境をクラウド上に常設し再利用するパターンです(仮想マシンのスナップショット機能を使用)。
このように共通インフラ基盤の運用を標準化するための運用ルールとフローの策定を推し進めることで、日々の実習環境セットアップや新規コース開発用マシンの準備、実習環境のイメージ取得などの運用管理を一元化し、共通インフラ基盤を共有して効率的に利用できるようにしました。
 
■Step3.自動化
さらに、仮想マシン作成の自動化や、利用者に対しての操作権限の委譲により、管理者の負荷を削減するプライベートクラウドの構築を進めました。Step2.標準化にて、実習環境(マシンスペック)のタイプも4つに絞り、仮想マシン作成の自動化を実現しました。

■Step4.サービス化
ここまでの作業はほぼ予定通りに進めることができました。自動化がある程度実現できたタイミングで、実習環境としてサービスの提供もはじめさせていただきました。そして、クラウド実習環境のサービス化と合わせて、新たなサービスの基盤としても利用されることになりました。

(1)クラウド実習環境 × サテライト講習会
その1つが「サテライト講習会」です。サテライト講習会とは、当社講習会をインターネットを介してライブ配信し、同時に複数の地方会場から受講していただくサービスです。これまでの課題として、実機演習のあるコースはお客様先に実習環境の配備が難しいことから当社の地方会場のみの開催となっておりました。そこで、このクラウド実習環境と組み合わせて利用できないかと話になり、新たなサービスを検討しはじめました。
既存のサービスと組み合わせるだけとはいえ、一筋縄ではいきませんでした。元々サテライト講習会では、「受講される方のマシンをモニタリングして、トラブル時に講師が対応できる」仕組みとして、地方会場のマシンに監視ソフトウェアを入れておりました。この仕組みをお客様環境でも実現するのに非常に苦労しましたが、成功させることが出来ました。

(2)クラウド実習環境 × トレーニングジム
[2013年10月24日]掲載の人材育成最前線ブログの記事、【新入社員研修の新しいカタチ~学習効果を高める育成方法~】にてご紹介させていただきました「トレーニングジム」も、クラウド実習環境を利用した当社サービスの1つです。「トレーニングジム」とは、好きなタイミングで好きな部分を鍛える、スポーツジムのようなサービスです。
当初クラウド実習環境は「講習会の時間の間のみ使用する」ことを想定して設計されていました。しかし、このトレーニングジムではお客様の好きな時に使用できるようにする必要があるため、運用ルールの見直しを行い、某お客様ではおよそ2か月もの間フル稼働!を実現しました。

■クラウド実習環境 × ???
この他にも、いくつかのサービスでクラウド実習環境を利用していますが、クラウド実習環境の利活用にはまだまだ伸び代があると考えています。次の「クラウド実習環境 × ???」をぜひ皆さんも一緒に考えましょう!「こういう使い方ができないか?」といったアイディアがありましたら是非教えてくださいね。

また、当社でも仮想化やクラウドのコースを多数扱っています。
サーバ仮想化 / クライアント仮想化関連研修コースのご紹介

そして、ブログでも登場したパブリッククラウドのコース
FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5入門 (UBS55L)

講習会で皆様とお会いできることを楽しみにしております。

それでは、最後に当ブログの名物コーナーであるオススメ書籍のご紹介です。
クラウドと直接関係ありませんが、クラウドを支える重要な要素の一つであるストレージについて詳しく説明されています。

『IT技術者なら知っておきたいストレージの原則と技術』
著者:EMC Education Services 著/株式会社クイープ 訳
出版社:インプレスジャパン
(ISBN:978-4-8443-3351-7)

 

みなさん、こんにちは!

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研修の企画、開発や講師を担当しています。
ナレッジサービス事業部の鈴木です。

今回は、クラウドを中心としたICTの進歩が特に目覚しい昨今、これら進歩をうまく活用してビジネスを変革するために、今何をすべきかを最新事例などを交えつつ、考えてみたいと思います。

<ICTの進歩とは>

 早速ですが、皆さんは、無線LAN(Wifi)の速度の進化をご存知でしょうか。
技術の進歩と共に、1999年から2009年の10年間でなんと約70倍も速度が向上しているんですよ。
例えば、今まで1MBの画像データを1秒間で1枚しか送信できなかったものが、70枚も送信できるようになったということなのです。
もちろん、無線LAN以外にも技術は非常に早い速度で進歩はしているわけで、代表的なものはクラウドではないかと考えています。

<ビジネス環境の変化>

 ビジネス環境では、一層の効率化と新たなイノベーションが求められています。
最近では、ビッグデータ活用による新たなビジネス創出や農業分野など新たな市場へのICT展開などが行われていますが、クラウドについても、「自前でIT資産を持たない」、「スピーディに始められる」、「必要に応じ規模を変更できる・止められる」という特性を活かし、サービス領域を拡げています。これらをうまく利用することで、アイディアさえあればスピーディにそして低コストでサービス展開が可能になります。
つまり新規参入の敷居が低くなるため、フットワークが軽い中小企業にとっては大きなビジネスチャンスとなり、市場は一層の競争激化が予想されます。

<クラウド活用の事例>

クラウドと周辺技術をうまく活用している事例として、近年注目を浴びているサービスモデルを2つ紹介します。

 

【M2M】
「Machine to Machine」の略。機器同士が直接ネットワークで接続し、センサーなどから取得した情報を、相互に情報交換をしてさまざまな制御を自立的に行う。
各所からのセンサー情報をネットワーク経由でクラウド上に集約し、ビジネスやユーザーに反映させようというサービスモデル。センサー技術とネットワークの普及、クラウドの登場で可能になり注目されている。

 例えば、農業分野での活用例として、植物の栽培などで現場の温度や日照時間などをセンサーから取得、自動的にクラウド上に蓄積し、遠隔地からコントロールをするなどの取組みがあります。

 

【O2O】
「Online to Offline」の略。オンライン(ネットワーク上のサービス)からオフライン(実店舗)へユーザーを促す、結び付けるサービスや施策のことを指す。
タブレット端末やスマートフォンなどのモバイルデバイスの普及率と位置情報検出や近距離通信技術の進歩から可能になり、近年注目されているサービスモデル。

例えば、モバイルデバイスの位置情報から顧客をショップへ誘導し、来店顧客にクーポンを発行するなどの取り組みがあります。

このように、単純にこれまで使っていたデータをクラウド化して利用するだけでなく、ICTの進化により、収集できるデータの種類も、活用方法も拡がりを見せており、私たちは多様な選択肢を持つことができる様になりました。

<今後、重要性を増す人材>

 進化を続けるICTにより、シーンに応じて様々な選択ができる様になりました。だからこそ、その時々の状況を正しく理解し、それらを組合わせて新たなビジネスを企画実現していく人材の重要性が増していくと私たちは考えています。

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 また新しいことを始める際には、越えなければならない壁が多くあると思います。社内や社外の人達を巻き込んで、やり遂げるといった力も求められます。

<今、ICTに関わる私たちが成すべきことは何か>

 今後、重要性を増すであろう、ビジネスを企画実現できる人材を育成するために、私たちは以下のステップが必要であると考えます。
  (1)現状の技術動向、ビジネス状況を正しく理解する
  (2)ICTを活用して他社はどのようなことを実現しているのかを広く知る
  (3)そこからヒントを得て、自社での適用を考える
 新たな発想で物事を始めるには、私は他社の取り組みを参考とすることも重要であると考えています。

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 ICTの進歩により、今まではできないと思って諦めていたことや、発想もしなかったことが可能になってきています。私たちもビジネス変革をもたらす人材の育成に協力をしていきたいと考え、研修コースの企画を続けています。どうぞご期待ください。

みなさんこんにちは!
引き続きクラウド特集を担当する、コンテンツ第二部部長、古橋です( ^-^ )
早いもので、クラウド特集は、今号が最終回となりました。

第4弾では、「ビジネスサービス」(クラウドサービスをビジネスに適用する)に求められる人材について考えていきます。

クラウドサビースをビジネスに適用すると言っても、なかなかピンと来ないかも知れませんが、便利なサービスを使って業務を効率化するとか、新しいビジネスサービスをクラウドを使って始めてみるとか、そんな風に考えてみてください。

もちろん、クラウドサービスを利用するだけで、それらが実現される訳ではありません。業務を効率化すると言っても、そもそも現在の業務のどこに課題があって、どこを変えると良くなるのか、そういったことが、きちんと見える化できていないと始まりません。

また、新しいビジネスサービスを始める場合も同様で、そもそも自社のビジネスのどこに課題があって、何を解決したいのか、やはりきちんと見える化できていないといけませんね。自社の業務やビジネスを見える化し、改革につなげていく。そして、さらに新しいビジネスを創出できるようになれば、素晴らしいと思います。

クラウドは大きな可能性を持っています。発想豊かにビジネスへの適用を考えるようにしたいものです。

クラウドの可能性をいくつか挙げると、以下のようなものがあります。

伸縮自在
 スモールスタートで開始できます。逆に一気にビッグバン展開することも可能です。ITコストは変動費化され、メリハリを付けた投資が可能になります。

業界共通/社会基盤
 農業や医療などの分野でクラウドはどんどん活用されようとしています。クラウドをベースに業界共通のノウハウや知恵が溜まれば、業界全体の生産性向上に寄与します。そして、世の中がもっともっと豊かに便利になっていきます。

ワークスタイルの変革
 例えば、クラウドとスマートフォンはとても親和性が高くなっています。いつでもどこでもクラウド上のデータを参照できます。移動中、出張中など、今まで以上に働く時間を効率良く使える可能性があります。

グローバル展開
 クラウドサービスを活用して、国際市場を視野に入れた企業活動が行なえます。しかも一気に加速することが可能です。

大量データ処理
 例えば、『大量な道路交通情報をもとに、特定の車に目的地までの最短経路を通知する』。実世界に発生する大量データをクラウドで処理し、実世界の知恵として還元することによって、世の中がどんどん便利になっていきます。

クラウドサービスをビジネスに適用して、経営を変える、業務を変える、そんな風に創造力豊かな人材が、ますます求められているように思います。「クラウドサービスをビジネスに適用する」ためには、以下のステップが必要だと考えています。

 (1) クラウドサービスを有効に活用し、
 (2) 業務プロセスを改善/変革し、
 (3) そして、ビジネスをプロデュースできるようになる

どれもなかなか難しいことですが、手始めに以下のようなコースを受けて頂き、発想を広げることから始めてみませんか・・・?

<<コースのご紹介>>

事例で学ぶクラウド/ソーシャルメディア ~企業での効果的な活用を考える~(コースコード:UBS25L)
クラウドサービス(SaaS)やソーシャルメディアは業務でどのように活用できるのでしょうか。
まずは実際にサービスに触れること。聞くのと触るのとでは印象が全然違います!
そして、実際にサービスを利用している企業が、どのような目的でサービスを導入し、どのような効果を得ているのかを考察すること。その中から自社に合ったやり方を模索していくことが大切です。
本コースは主流なサービスを実際に操作すると共に、実際にサービスを利用している企業の事例をもとにケーススタディ形式で学習していきます。
企業で効果的に活用するためにはどうすればよいのか。1日間じっくり考えてみませんか?

 

~クラウド特集の終わりに~
4回に渡りお話してきました「今求められる人材★10月はクラウド特集★」。
みなさまいかがでしたでしょうか?本特集は、これが最後となりましたが、これまでお話してきました全体像をまとめたパンフレットを以下よりダウンロードいただけます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。本特集の内容を、皆様にお役立ていただければ幸いです。

▼クラウド特集全体像のパンフレットはこちらからダウンロードください
「クラウド特集全体像のパンフレット」をダウンロード

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みなさんこんにちは!
早いもので連載も3週目ですね。引き続き担当する、コンテンツ第二部部長、古橋です( ^-^ )

今回は、サービス利用者側の「ITサービス」(クラウドサービスをIT実行環境/運用環境に適用する)に求められる人材について考えていきます。

クラウドを技術的な視点で見てみると、仮想化技術、サービス化技術、大量データ処理技術などが特徴となりますが、クラウドを利用する側の視点で見てみると、それがどのような技術で実現されているかは重要ではなく、利用者が必要なときに必要とする分だけ、必要な情報処理機能を利用できることが重要です。

ここでは、サービス利用者側の「ITサービス」に求められる人材=クラウド時代に求められる企業の情報システム部門(またはIT部門)と考えています。

情報システム部門では、自社の既存システムの運用コストダウンや企業の経営課題を解決するためのIT活用に日々、頭を悩ませている現状があるのではないでしょうか?

クラウドは従来のITが持つ可能性をさらに拡大し、世の中を変えていこうとしています。
今こそ、クラウドの有効活用を考え、自社の業務、自社のシステムをより良くし、情報システム部門が事業、経営の主役となるように努めていきたいものです。

サービス利用者側の「ITサービス」においては、大きく以下の2つの人材が重要になると考えています。

クラウドサービスを活用し、アプリ開発、システム構築を行なう人材

当人材については、本特集の第2弾でもご紹介しました。この人材については、サービス利用者側でも同様に重要であると考えています。クラウドサービスを活用して、アプリ開発やシステム構築作業を軽減できるように良く考えていきたいものです。詳細については、バックナッバーをご参照ください。

クラウド上での業務運用、情報セキュリティ、コンプライアンスを維持できる人材

全てがそうなるとは考えていませんが、クラウドの適用が進んでいくと、システムを構築することや自社で運用するシステムがどんどん減少していきます。
しかしながら、クラウドを導入したからと言って、運用が無くなる訳ではありません。
また、使い勝手が良い反面、データ漏洩などが起きぬよう、サービス利用者全員が今まで以上にセキュリティに対する意識を高く持つ必要があります。情報システム部門としては、企業全体で最適な運用と情報セキュリティ対策をよく検討する必要があります。

運用面では
利用するサービスにより、利用者が運用すべきものは依然として残ります。
IaaSを利用する場合、一般にハード(仮想マシン)、OS以上のミドルやアプリケーション運用についは、利用者側で責任を持つ必要があります。また、PaaSを利用する場合でも アプリケーション運用は利用者側の責任となります。クラウド利用時は、サービス提供者側と利用者側での運用に対する役割分担、利用するクラウド上での業務運用が重要となってきます。

情報セキュリティ/コンプライアンス面では
クラウドを利用するときに、第一に来る疑問は「クラウド上に情報資産を預けても大丈夫なのだろうか?」というところではないでしょうか?企業が保持する情報セキュリティポリシーとの対応や、クラウド上に預けるデータ特性によっては、コンプライアンスの面(「個人情報」や「著作権」など)に対する考え方も把握しておく必要があります。
クラウドサービスを活用する上において、企業レベルで情報セキュリティやコンプライアンスを維持できる人材が今こそ求められると考えます。

当社では、情報システム部門の皆様へ、以下のコースをご提供いたしております。
皆様のお役に少しでも立てたら幸いです。

《コースのご紹介》
情報システム部門のためのクラウドの導入(コースコード:UBS13L)
情報システム部門の方が「自社にクラウドは適用できるのか?」をメインテーマとして、クラウドサービスや導入事例などを題材に使いながら、グループワークを中心に考察するコースです。
参加者、講師間でクラウドの勘所や特性を徹底的に議論することで、その可能性と制約を探り、企画・適用検討を行ううえでの観点を整理していきます。また、情報システム部門という同じ立場で議論を繰り返すことで、多くの共感や新しい気付きが得られるはずです。
今、クラウドを導入するためには何を考えれば良いのか?その勘所を是非つかみに来てください!

クラウドサービス導入のための情報セキュリティ対策(コースコード:UBS30L)
「クラウドに情報を預けても大丈夫かなぁ?不安だなぁ・・・」
「クラウドを導入したいが、どのようなセキュリティ対策が必要なのかなぁ・・」
と悩まれている方。
是非、当コースを受講し、その悩みを解消してください。クラウドサービスの導入におけるリスクを識別し、企業の情報セキュリティポリシーと整合性が取れた情報セキュリティ対策要件をきちんと整理しましょう!
これからクラウドサービスを導入することを検討している方におすすめのコースです。

情報システム部門のためのクラウドシステム運用管理~運用最適化を目指して~(コースコード:UBS31L)
「クラウドシステムだと運用管理はどう変わるのだろう・・・」
「データのバックアップはどうなるのかなぁ・・・」
「クラウドベンダーとのSLAはどうなっているのか・・」
と悩まれている方。是非、当コースを受講し、その悩みを解消してください。
クラウドサービスを導入した場合の、自社の運用管理作業のあり方を整理しましょう!
やはり、当コースもこれからクラウドサービスを導入することを検討している方におすすめのコースです。

みなさんこんにちは!
先週に引き続き、クラウド特集を担当する、コンテンツ第二部部長、古橋です( ^-^ )

第2弾では、サービス提供者側の「ITサービス」(クラウドサービスをIT実行環境/運用環境に適用する)に求められる人材について考えていきます。

高度な情報処理機能がサービスとして提供されるクラウドコンピューティング時代においては、SIベンダーが個別のお客様の業務を分析し、システムを企画・開発、そして納品するというビジネスが減少していきます。SIベンダーは、自社が提供するクラウドサービスの他に、他社が提供するサービスを含め、サービスをインテグレーション(*1)して、お客様の経営に役立つビジネスサービスを実現していく必要があります。

そのためには、従来のシステム開発技術に加えて、クラウドサービスの特性、クラウドを支える技術を正しく理解し、ITの実現手段として評価した上で、クラウドサービスの適用を考えていく必要があります。

サービス提供側の「ITサービス」においては、大きく以下の2つの人材が重要になると考えています。

 

●クラウドサービスを活用し、アプリ開発、システム構築を行なう人材

クラウド時代において、アプリケーション開発が減少するとは言え、開発作業においては、依然として、Javaや.NETが主役の部分があります。従来のWebアプリケーション開発技術をしっかりと抑えた上で、PaaSを用いたアプリケーション開発に臨む必要があると考えます。

従来はアプリケーションに必要なシステム基盤を準備するという考えが主流でしたが、クラウド時代においては、ある一定の仕様・制約を持つシステム基盤上でアプリケーションを動かすことを考えなければならず、システム基盤からアプリケーションを見る目を養っていくことが重要だと思います。

代表的なPaaSとして、Google App Engine、Windows Azure、Force.comなどがあります。

当社ではいずれもコースを取り揃えておりますが、中でもJava開発者が注目しているGoogle App Engineに関するコースを紹介します。

《コースのご紹介》
「Google App EngineによるWebアプリケーション開発」(コースコード:UFN18L)

Google App Engineは、2011年内にGoogleサービスとして正式にリリースされる予定であり、今後は今まで以上にビジネスユースでの利用が広がっていくと予想されます。

利用することにより、Google App Engine用のWebアプリケーションを作成するだけで検索サービスなどのGoogleが提供する世界規模のサービスと同じ環境で動かし、公開することができます。

本コースでGoogle App Engine用のWebアプリケーション開発の基本を学習し、さらなる発展が期待されるGoogle App Engineへの扉を開いてみてください!

 

●仮想化、並列分散処理といったクラウド基盤の構築・運用・保守を行う人材

クラウドサービスの提供側では、安定して稼動する高度な情報処理機能を安く品質良くサービスとして提供できないと、クラウド時代を勝ち抜いていけないことになります。クラウドサービスの実行基盤として、性能に優れ、安定稼動するクラウド基盤を構築し、かつ運用・保守できる人材が求められます。クラウド基盤のベース技術として仮想化技術を正しく理解し、仮想化したプラットフォーム上にサービスを構築できるようになる必要があります。そのためには、OS、ネットワーク、ストレージなどのシステム基盤の技術をしっかりと抑えた上で、クラウド基盤構築に臨む必要があると考えます。

代表的な仮想化技術には、VMware、Xen、KVM、Hyper-Vなどがあります。
中でもVMware社のvSphereはシェアNo.1製品で、サーバ統合だけでなくクラウド基盤としても、多くの企業に導入されています。

また、最近ではクラウドを支える技術がOSS(*2)としてたくさん登場しています。企業内にOSSを導入してクラウド基盤を構築することも盛んになりつつあり、OSSの動向にも目が離せません。
中でも現在、大量データ処理技術として、Apacheソフトウェア財団から提供されているHadoopが注目されています。

当社では、仮想化技術とOSSに関するコースも揃えております。以下に現在注目度の高い技術に関するコースをご紹介します。

《コースのご紹介》
「VMware vSphere基礎」(コースコード:UBS16L)

「サーバ仮想化」に関する技術は、クラウドサービスの提供者が、システムの全体最適化を考える際に必須です。

本コースでは非常に多機能であるvSphereの機能概要や注意点を、実機を用いて2日間で学習することができる入門者向けコースです。実機演習では仮想マシンの作成やP2V、vMotionなどについて学習いただきます。
また、サーバ仮想化の基盤となるハードウェア(ネットワークやストレージ)についても、システム構築時の留意事項を解説します。
VMware社のサーバ仮想化について、基礎から学習いただけます!

「Hadoop入門」(コースコード:UBS28L)

Hadoopは、バッチ処理対象の大量データを複数マシンに分散処理させることにより高速化したり、大量のログデータから有効利用できそうな知識を取り出す技術として注目されています。本コースは1日で、Hadoopのインストールから基本的な環境設定までの手順とHadoop分散処理環境でのプログラムの仕組みについて、説明と実習を通じて解説します。

Hadoopって何だろう、分散処理ってどんなしくみ?という疑問にお答えします!


 

<用語解説>
*1 インテグレーション:複数の異なる要素を一体化し機能させること
*2 OSS:オープンソースソフトウェアの略。ソフトウェアのソースコード(設計)が
    無償で公開されているソフトウェア

 

みなさんこんにちは!クラウド関連コースを担当している、コンテンツ第二部部長、古橋と申します( ^-^ )

近年では、企業を取り巻く経営環境やお客様ニーズは急速に変化しています。
企業の経営を支えるITに対する要求も高度化する中で、ITの「所有」から「利用」へというパラダイムシフトを引き起こす、クラウドコンピューティング(以下、クラウド)が、注目されています。

今回は、そんなさなか、当社が考える「クラウド時代に求められる人材とは」どんなものなのか?ということについて、お伝えしていこうと思います。

クラウドはスピード、コスト、拡張性などのメリットを持つ反面、その導入にあたっては、新たに発生するセキュリティ、信頼性などのリスクも検討しておく必要があります。

クラウドが持つメリットを最大限に活かし、企業のビジネスやITサービスに有効に活用していくためにはどのような人材が求められるのでしょうか?
「サービス提供者」と「サービス利用者」の両面からクラウド時代に求められる人材育成を考えてみましょう。

●サービス提供者
クラウドサービスを提供するベンダー(SIベンダーを含む)では、経営課題解決の
一つの手段としてクラウドサービスをインテグレーション(*1)できる人材が必要です。

<クラウドサービスをインテグレーションするための主なスキル>
・多種多様なサービスの特性と関連する最新技術をよく理解し、評価できる
・業務とシステムの全体最適化、投資対効果を考え、最適なサービスを選択、
 インテグレーションすることができる

クラウドの登場は、ITの実現手段の選択肢が一つ増えたことに過ぎません。
SI同様、お客様の経営戦略⇒事業戦略⇒IT戦略への落とし込みをお客様と共に
握り合って行なうことに変わりはありません。

クラウドは大きな変革のチャンスでもあり、サービス提供者は新規ビジネスの
創出など、これまでに無い発想を持って企業経営を変える、社会を変えるような
ことを考えていきたいものです。

●サービス利用者
自社の業務全体に精通し、利用するサービスと既存業務とのギャップを判断できる
人材が必要です。クラウドが持つメリットを最大限に活かし、業務プロセスを改善/
変革したり、新しいビジネスモデルを創造するようなことを考えていきたいものです。

特に情報システム部門では、以下のような観点でクラウド適用が企業に
与える影響をよく見渡すことが必要になります。

・クラウドを利用したときのシステム運用として何が残るのか
・情報セキュリティをどのように維持するのか
・企業としてITガバナンス(*2)をどのように利かせるのか
・全社の業務データをどのように管理するのか

また、クラウド導入により、システム開発・運用作業が減少するのであれば、
情報システム部門が今こそ企業の経営・事業の主役となり、クラウドを使って会社を
変えるようなことを考えていきたいものです。

  *     *     *

激しく変化する、クラウド時代とどう向き合って行けば良いのか?
次回以降は、当社のコース体系フレームワークに基づき、その人材育成の
必要性と人材育成を支援するコースについて紹介してまいります
ので、ご期待ください[E:sign01]

<用語解説>
*1:インテグレーション:複数の異なる要素を一体化し機能させること
*2:ITガバナンス:企業がITを活用するにあたり、投資や効果、リスクを適正に
  管理するための組織的な仕組み

 


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