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2016年10月記事一覧

ATDイメージ富士通ラーニングメディアでは、人材育成に関する最新動向の定点調査および当社社員の育成を目的に、毎年5月に米国で行われる世界最大規模の人材育成、組織開発カンファレンス「ATD International Conference and Expo(以下、ATD IC&E)」に参加しています。

今回、ATD IC&Eには当社若手講師2名と営業1名の計3名が参加しました。気づきや学びのあったセッションの一部を読者のみなさんにご紹介したいと思います。

[関連記事]

> その1 ~「ありがとうございました」は言うべきではない!?~
> その2 ~境界のないリーダーシップ:成長するリーダーへのグローバルアプローチとは~
> その3 ~eラーニングと教育の科学~
 

<「ありがとうございました」は言うべきではない!?>

◆セッションについて


タイトル:「5 Minutes: Tools and Tips for Leveraging Those Critical 360 Seconds!」
講演者:Jim Smith Jr.氏(Jim Smith Jr. International)

 

◆セッション内容


研修の冒頭(Opener)と、最後のまとめ(Closer)を充実させることで、研修効果の向上が期待できます。具体的には、研修の受講前後でどのように変わったか、どのような知識を身につけられたかを受講者に認識させることが重要です。

  • 5分間で研修冒頭の導入を充実させることは、スキルではなく、講師の意志次第です。
  • 受講前には「期待した情報を得られるか」という恐怖心が存在します。
  • 休憩前にやっていた内容を休憩後の内容にリンクさせることが重要です。そのために休憩時間用の質問を入れると良い。
  • 研修のまとめでは、研修中、最良の知識を振り返り、得た知識をどのように活かすのかを考えさせることが重要です。
  • 誰もがやっていることをやっても効果はありません。自分しか使わない締めの言葉を使うべきで、自分だからこそ言える言葉を伝えることが重要です。
  • 受講者は、研修受講前とは違った考え方を身につけるべきです。考え方は変えられます。

 

◆所感(野口)


Jim Smith Jr.氏の言葉で最も印象的だったものがあります。それは、研修最後に総括として講師から受講者へ伝える言葉は「受講いただきありがとうございました」ではないというのです。

感謝をすることはもちろん重要です。ですが、それ以上に、研修で学んだ知識・スキルを職場で活用するためにどのような行動を起こさなければならないのか、受講生一人ひとりに考えていただく時間に費やした方が良いということでした。
今後、私が登壇する研修でも取り入れてみたいと思います。

 

講師画像

【社員紹介】 第二ラーニングサービス部)野口

"のぐお"として、コラム『ネットワーク講師"のぐお"の「めざせ!超難関資格CCIE Routing and Switching受験奮闘記」』を連載中。

主な担当コース
 ネットワーク関連コースを中心に担当

趣味:旅行、麻雀など。詳細は"のぐお"コラムの自己紹介をご覧ください。

ATDイメージ富士通ラーニングメディアでは、人材育成に関する最新動向の定点調査および当社社員の育成を目的に、毎年5月に米国で行われる世界最大規模の人材育成、組織開発カンファレンス「ATD International Conference and Expo(以下、ATD IC&E)」に参加しています。

今回、ATD IC&Eには当社若手講師2名と営業1名の計3名が参加しました。気づきや学びのあったセッションの一部を読者のみなさんにご紹介したいと思います。

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> その2 ~境界のないリーダーシップ:成長するリーダーへのグローバルアプローチとは~
> その3 ~eラーニングと教育の科学~
 

 <境界のないリーダーシップ:
 成長するリーダーへのグローバルアプローチとは>

◆セッションについて


タイトル:「Leadership Without Borders: A Global Approach to Growing Leaders」
講演者:Beth McNamee氏(サムスン電子)

 

◆セッション内容

サムスン電子では、グローバルリーダーを育成するために下記4つのステップで育成を行っています。

  1. 韓国国内でリーダーを育成する
  2. 韓国人のリーダーを各国に異動させ、現地で業務を行う
  3. 韓国人+各国のグローバルリーダーを育成する
  4. 他国でも働くことのできるリーダーを育成する

4つのステップを実行する上で、サムスン電子が取り組んだ具体的事例(抜粋)は下記のとおり。


・事例A:新しい"SAMSUNGフレームワーク"を構築

各国でバラツキのある考え方をサムスン電子流に統合していくこと。
リーダーシップに対するサムスン電子の考えをメッセージとして伝えていくために、各国のリーダーへアンケート(※)調査を実施、その結果を元にリーダーシップのフレームワークを構築、全社展開を行った。
※リーダーに必要な態度、場面に応じた行動レベルなどを調査。

・事例B:5階層のリーダーシップフレームワークをもとに教育プログラムを用意

各階層に教育プログラムが5コース用意されており、全従業員が対象コースを選択し受講する。
運営組織としてリーダーで構成される専門チーム(Global Contents Development LAB)を作った。
顧問機関もあり、各国の意見を踏襲しながらコースづくりを行う。

◆所感(高橋)


サムスン電子の事例発表セッションでは、グローバルリーダーを育成するための専門機関を設立して、全社をあげて育成に取り組んでいるのが印象的でした。

企業の成長とともにグローバルリーダー育成のあり方も進化させてきおり、世界的な企業は人材育成への投資の重要性を示していると感じました。研修だけではなく、各国で得たノウハウやベストプラクティスをリーダー間で共有できる仕組みが確立・実践されており、今回の事例はグローバル展開する企業には良いお手本であると思いました。

ATD IC&Eでは他にもさまざまなセッションに参加しましたが、サムスン電子のセッションが質疑応答の多さ含め、参加者の関心度が最も高いように感じました。

 

【社員紹介】 第一営業部)高橋

講師から、現在は営業(独立系SIer様を中心に担当)。
講師時代の担当コース:Java系、ネットワーク系、DB系(Symfowareをこよなく愛している)

趣味:サッカー、最近筋トレを開始(とあるスポーツのためジャンプ力強化を目指す)

ATDイメージ富士通ラーニングメディアでは、人材育成に関する最新動向の定点調査および当社社員の育成を目的に、毎年5月に米国で行われる世界最大規模の人材育成、組織開発カンファレンス「ATD International Conference and Expo(以下、ATD IC&E)」に参加しています。

今回、ATD IC&Eには当社若手講師2名と営業1名の計3名が参加しました。気づきや学びのあったセッションの一部を読者のみなさんにご紹介したいと思います。

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> その3 ~eラーニングと教育の科学~
 

<eラーニングと教育の科学>

 ◆セッションについて


タイトル:「E-Learning and the Science of Instruction: 2016 Update」
講演者:Ruth Clark氏(Clark Training & Consulting)

 

◆セッション内容


トレーニング設計では「Evidence-Based Learning」がポイントになります。
下記のような最新のトレーニング手法でも、学術的な論拠に基づいたトレーニング設計が重要です。

    1. ゲーム性を持たせたeラーニング:学習目的を達成することに重きを置くこと
    2. オンラインコラボレーション(SNS)eラーニング:グループ構成人数は最小限に
    3. ケーススタディ型eLearning:ケースを伝える資料について、視覚性を重視すべきか、情報量を重視すべきかは想定受講者によって変更すること

 ◇ゲーム性eラーニング

  • ルール、報酬、フィードバックがインストラクションの目的とあっていなければ、学習目的を達成できない
  • ゲーム性を持たせるだけでなく、自己説明やフィードバックをコンテンツに加えたほうが効果が高い
  • 研究の結果、以下の属性を持ったゲーム型コンテンツの効果が高いことがわかった
  1. 人称のストーリー
  2. 事前学習している
  3. 自己説明あり(選択肢を選んだ理由を自分で説明)
  4. 音や画像など、文字以外を含む
  • ゲーム型学習は良い点はあるが、目的によっては適応しても効果がないケースもある
  • 記憶力向上を求めるならば、ゲーム性eLearningよりも伝統的なclassroom学習のほうが高まる
  • 学習効率を求めるならば、ゲーム型トレーニングは適切でない。学習時間がかかる上、学習効果は変わらない

 ◇オンラインコラボレーション(SNS)eラーニング

  • Social Loafing(社会的手抜き)の注意点がある。グループ構成人数が多くなると、サボる人が出てくる
  • 4人でコラボレーショントレーニングを行うのであれば、2人ずつに分けてディスカッションを行い、最後に結論をまとめるやり方のほうが、4人1グループにするよりも効果的

 ◇ケーススタディ型eラーニング

  • 工場作業員やアルバイトへのトレーニングなど、特定の条件化での行動をトレーニングしたい場合、VRなど、グラフィカルなeラーニングに注目が集まっている。
  • 作業初心者にとっては文字だけの資料よりも、視覚的な資料のほうが学習効率が高い
  • 作業中級者にとっては文字中心の資料のほうが学習効率が高い

◆所感(拝野)


学習者やゴール、学習手法などによって効果が違うことが学術的に論じられている点が印象的でした。

コンテンツを提供する際に効果を最大化するためには、学習目的を達成できるようなコンテンツを学術的に選択する必要があります。しかし、ビジネスという観点で考えると、必ずしも「学習効果が高いコンテンツ」が売れるコンテンツとはいえないところもあり、質を追求することは難しいです。
いかにベストなコンテンツを作りつつ、収益を上げて教育ビジネスを成り立たせるかが研修ビジネスのキモであると感じました。

 

講師画像

【社員紹介】 第二ラーニングサービス部)拝野

翔泳社の「資格Zine」サイトの『もうExcelに戻れない! データを簡単に視覚化・分析できる「BIツール」体験はマストです』でも、講師として活躍。

主な担当コース
 データ分析、UNIX/Linux関連コースを中心に担当

趣味:行きつけの居酒屋めぐり、阪神タイガース、某ジャンルのカラオケ

高橋、野口、拝野による番外編のご紹介です。

[関連記事]

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> その3 ~eラーニングと教育の科学~
> 番外編 ~海外あるある話~

 

<長すぎる(?)ライトニングケーブル>

ケーブル高橋:
飛行機に乗った瞬間に壊れました。
しょうがなく現地のセブンイレブンで、3,000円ほどで買いましたが・・・

長くない!?太くない!?


拝野:
すごく・・・長いです。

 


 

<レストラン「earls」を愛した3人>

ケイジャンチキン野口:
カナダを中心としたチェーン店です。
初日の夕飯に予定していた店はすでに満席となっていたので、探し回って、たまたま見つけました。
落ち着いていておしゃれな外装。ケイジャンチキンも美味しかった。


拝野:
実はデンバーに行く前日、日本でケイジャンチキン定食を食べたんです。
earlsにも同じ名前のメニューがあったので注文したのですが、これなの!?っていう大きさ、美味しさでした。皮もパリッパリ!
5日間のうち、3日間通いました。
「Do you enjoy?」といったさりげない店員の言葉も嬉しかったです。

 


 

<海外でラーメン屋の暖簾をくぐったら負け?>

野口:
通りに「ラーメン」の暖簾を掛けているお店があったんです。
高橋さんに相談しましたが入ったら負けという結論に達しました。

拝野:
デンバーで食べた日本食としてはSushiくらいでしょうか。お箸が出てきたことに感動。

野口:
興奮する3人を店員はニヤニヤ見ていました。

拝野:
巻きでも握りでもなく、寿司ではなかったですけど。

 


<デンバーにもクールジャパンが進出済!?>

野口:
最終日、ツアー解散後の帰り道、何気なく普段通っている道の脇を見ました。
すぐに拝野を呼びました。あそこに見えるのは週間少年ジャンプの銀さんだよね、と。


拝野:
間違いないです、と答えました。

野口:
デンバーにアニメショップってあるんだとびっくりしました。中に入ると、ほとんどがドラゴンボールとポケモンでした。
ピカチュウのタンクトップが売っていたときは衝撃を受けました。誰が着るんだと。
最新のドラゴンボール、その年の3月まで日本で放送されていたのがすでに販売されていた。早い!


拝野:
すごいですよね。


野口:
店員が「Conference? Enjoy?(カンファレンスに来たの?楽しんでる?)」と言ってくれるんです。文化なのかなと思った。
話をしないことのほうが少なかった。


拝野:
地域性かもしれないですが。
会場の外でも楽しめました。

 

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