1. ホーム >
  2. ブログ ~人材育成最前線~ >
  3. 2015年4月記事一覧

2015年4月記事一覧

みなさん、こんにちは!
富士通ラーニングメディアの下野&竹坂です。マニュアル制作の部門でシステムの操作マニュアルや業務マニュアル制作を担当しています。
私たちがお客様とマニュアル制作の打合せをする中で、よく「自分の書く文章が分かりにくいと言われる」、「書くことが多すぎて何に注意すべきか困っている」などの声を聞きます。今回は、当社の非公式マスコットキャラクターのトラちゃんとミケさんとの会話形式で、誤解されない文書を書くコツをご紹介します。

    

講師画像

今回講師を担当させていただきます、下野(しもの)&竹坂(たけさか)です。

(下野)製品マニュアルからスタートし、最近はモバイル技術に関する文書制作などにも取り組んでいます。家に帰るとペットのうさぎ(2羽)を溺愛しています♪

(竹坂)主に金融系、官公庁のシステムの操作マニュアルを担当しています。趣味はお菓子作りと言いたいのですが、もっぱら食べるほうです。

(左から、竹坂  下野)

   

富士通ラーニングメディアの非公式マスコットキャラクターを紹介します。

トラ画像

 

トラ(とら)

マニュアル制作初心者で、わかりやすい文章の書き方を勉強中。日本語って難しいなあ・・・と頭を抱える毎日。

 

ミケ画像

 

ミケ(みけ)

マニュアル制作を担当して10年目。文章を書くのはお手のもの。

 

  

当社の非公式マスコットキャラクターのトラちゃんが、なにやら困っている様子です。ミケさんに相談しているようですが...

イメージ図

トラ:
友だちに「大きなハート柄のポット」を貸してってメールで頼んだのに、違うものが届いちゃった!

 

  

ミケ:イメージ図
どれどれ...
「大きなハート柄のポット」だと、ハート柄が大きいのか、ポットが大きいのか、はっきりしないよね。

 

 イメージ図

 

どっちを借りたかったの?

  

イメージ図

トラ:
「大きなポット」を貸してもらうつもりだったんだ...
どう書いたら正しく伝わったんだろう...

 

 

ミケ:イメージ図
「大きなポット」を貸してほしかったのなら、「大きな」を「ポット」の近くに置いて、

イメージ図

 とすればよかったんだよ。

  

イメージ図

トラ:
とにかく大きいポットが必要だったから、最初に「大きい」って書いちゃったんだ。

 

 

 

ミケ:イメージ図
思いつくままに修飾語を書くと、意味が正確に伝わらなくなることがあるから気をつけないとね。

 

 

 

トラちゃんの例のように、複数の解釈ができるような表現が仕様書に書かれていたらどうなるでしょうか。
仕様の確認に時間をとられたり、作業の手戻りが発生したりする可能性があります。
さらに、「大きなポット」が必要なら、容量やサイズを数値で指定するなど、より具体的に記載する必要があります。
誤解されない文を書くためには、修飾語の位置のほか、助詞の使いかた、否定の表現などのポイントがあります。
また、技術文書にはさまざまな読み手が想定されます。自分だけがわかる文ではなく、読み手にとってのわかりやすさに配慮する必要があります。



 <コース紹介>

☆技術文書をわかりやすく書くためのポイントを短時間で身につけたい方へ

当社の技術文書・マニュアル制作に携わってきた専門部隊(ドキュメントサービス事業部)のマニュアル制作経験から、技術文書をわかりやすく書くノウハウを学んでいだたくコースを企画しました。

午前の半日(3時間半)で、気軽にご受講いただき、効率的にスキルアップが図れます。
ご興味のある方は、是非コース概要をご覧ください。

技術文書をもっとわかりやすく書く~誤解されない文書を書くためのテクニック~」 (UAF30L)

☆そのほかのライティング関連コースもご参考にしてください。
「コミュニケーション/ライティング」関連コースマップ

みなさまと講習会でお会いできるのを楽しみにしています!

 

みなさん、こんにちは!
富士通ラーニングメディアの濱田です。
普段はお客様のマニュアル制作を支援するお仕事をさせていただいてますが、今回は当社の非公式マスコットキャラクターのトラちゃんがマニュアル制作で困っていると聞いて、相談に乗ってあげることにしました。

    

講師画像

濱田 美千代(はまだ みちよ)

マニュアル制作の部門で業務マニュアルやお客様の社内ドキュメント制作支援を担当。
最近は、大規模システムのマニュアル制作のプロジェクトマネージャーもまかせていただいています。
お酒と猫が大好きです!住んでいるマンションでは飼えないので、ハイボールを飲みながらパソコンで猫動画を眺めて楽しむ毎日です。

   

トラ画像トラ(とら)

富士通ラーニングメディアの非公式マスコットキャラクター。マニュアル制作初心者で、わかりやすい文章の書き方を勉強中。日本語って難しいなあ・・・と頭を抱える毎日。

  

 

講師画像

濱田:

さて、トラちゃんは何に困ってるのかな?

 

 

 

 

トラ:イメージ図

実は僕のいる会社に新しいシステムが入ったんだ。そのシステムを使って業務をしているんだけど、突然上司にそのマニュアルを作れって言われちゃって・・・。とりあえず作り始めてはみたんだけど、上手くいかなくて途方に暮れてるんだ・・・。濱ちゃん、助けて~。

 

  

講師画像濱田:

それは大変!
ところでそのマニュアルは、何のために作られてるのかな?
誰が読むのかな?

 

 

トラ:イメージ図

そんなこと、上司は教えてくれなかったから分からないんだ。
僕たちがシステムを使うためだと思うんだけど・・・。

 

 

講師画像

濱田:

そうなんだね。トラちゃん、実はマニュアルを作るときは、何のために作るのか(目的)・誰のために作るのか(対象読者)をあらかじめ明確にして、その後で目次構成や表現(文章・デザイン)を決めていかないと、良いものにならないんだよ。

 

 

 

トラ:イメージ図

そうなんだ!でも、いったいどうしてなの?

 

 

 

講師画像濱田:

これは私たちが普段お客様のマニュアルを作らせてもらうときの流れなんだけど、実際にマニュアルを作る工程(執筆・編集)の前に、どういう目的のためにそのマニュアルを作るのか、お客様は何をしたいのか(企画)や、どういう目次構成やレイアウト・執筆ルールにするか(設計)をきちんと決めておかないといけないよね。
後から決めていくと後工程と整合性が取れなくなっちゃうし、手戻りが起こって、お客様も私たちも大変!
トラちゃんはそれを全部自分でやろうとしてるんだから、余計にそうだよね。

 

 

イメージ図

 

 

トラ:イメージ図

そうかあ、言われてみたらそうだよね・・・。
でも、企画とか設計って、どうやったらいいのかな?

 

 

講師画像

濱田:

最初は大変だよね。
でも、企画も設計も「最初にきちんと決めるべきことを決めようね」というだけの話なので、コツが分かれば意外と簡単よ。私たちは、いつもいくつかのテンプレートやルールを使い分けて効率的かつ効果的にやっているし。

 

 

トラ:イメージ図
 
そういうものって、どうやったら作れるのかな?

 

 

講師画像

濱田:
 
うーん、私たちが使っているものをあげてもいいんだけど、マニュアルの種類や目的によっても違うし、一概にこれというのは難しいかな。あ、そうだ!
今度私たちのノウハウをまとめて、お客様にお話させていただくので、トラちゃん、そこに来てみない?マニュアル制作の基本がイチから学べて、さっき悩んでいた企画・設計をどうやったらいいかも一緒に考えられるよ!

 

トラ:イメージ図
 
ありがとう!ぜひ参加させてください。

 

 

 

みなさんもトラちゃんとご一緒にマニュアル制作の基本を学んでみませんか?



 <コース紹介>

☆業務に役立つマニュアルを作るコツを短時間で身につけたい方へ

当社の技術文書・マニュアル制作に携わってきた専門部隊(ドキュメントサービス事業部)の長年培ってきたノウハウを活かし、わかりやすいマニュアル制作の勘所を半日で学べる研修コースを企画し、提供を開始しました!
午後の半日(3時間半)で、気軽にご受講いただき、効率的にスキルアップが図れます。
ご興味のある方は、是非コース概要をご覧ください。

マニュアル企画・設計の進め方~活用されるマニュアルを効率良く作るコツ~ (UAF28L)

☆そのほかのライティング関連コースもご参考にしてください。
「コミュニケーション/ライティング」関連コースマップ


講習会で皆様とお会いできることを楽しみにしております!

 

 

ブログをご覧のみなさん、こんにちは。富士通ラーニングメディアの見越(みこし)と申します。Amazon Web Services(以下AWS)やVMwareの認定講師として、クラウドや仮想化研修を担当しています。

みなさんは、オンラインショッピングを利用したことはありますか。書籍を買うときにAmazonを使うという方は多いと思います。本だけではなく、家電、食品などを購入するという方も多いですね。
今回は、Amazon社が提供するクラウドサービスで、高いシェアを誇るAWSについて、そのメリットやどういうことに向いているのかなどをご紹介します。

 

講師画像

見越 孝介(みこし こうすけ)

AWSやVMwareの認定講師としてクラウド関連コース(AWS、FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5など)、仮想化関連コース(VMwareなど)を担当しています。
現在当社では、講習会の実習環境の一部をクラウド環境で提供しています、そのクラウド実習環境の設計から構築・運用も担当しています(実習環境構築の舞台裏はこちらで紹介しています)。クラウド環境の運用にはネットワークからサーバ、OS、アプリと幅広い知識が必要となるため、各レイヤのプロフェッショナルである先輩を捕まえてはスキルを盗み、日々成長している・・・つもりです。

 

<クラウドってそもそも何、というおさらいから>

クラウドについては、既にご存知の方やご使用の方も多いと思います。クラウド(Cloud)は雲を意味する英単語ですが、IT用語としては手元のパソコンやサーバ、スマートフォンなどのローカル環境ではなく、ネットワーク(特にインターネット)越しに別の場所にあるコンピュータ資源をサービスとして提供する形式のことを指します。
たとえば、自社内にWebサイトを構築する場合、ピーク時のアクセス数などを考慮し、机上で計算などを行い、ハードウェアの選定をする、もしくはスケーラビリティを考慮した設計を行います。そうした設計などに時間をかけているうちにシステムのカットオーバーは遅れ、ビジネスや情報発信の機会を損失してしまうかもしれません。
しかし、クラウドであれば、プログラムを修正するかのごとく、わずか数分でインターネットの向こうにあるサーバを大量に用意できます。また、基本的にはクラウドサービスは従量課金制ですので、不要になったサーバリソースを解放することでコストを抑えることもできます。また、クラウドで提供される部分(ハードウェアやデータセンター内のネットワーク、場合によってはOSなど)は、利用者側で管理する必要がありませんので、管理費用面でもコストメリットがあります。

 

<Amazon Web Services ってなに?>

Amazon社は世界最大級のオンライン小売事業者として知られていますが、データセンターやサーバ群の管理システムなどは基本的に自社で構築・運用しており、これをWebサービス展開のインフラとして他社に貸し出したのがAWSの始まりです。
AWSは2006年からサービス提供を開始し、世界190か国以上の地域で100万人を超えるユーザーが利用しています。日本でも2万人を超えるユーザーが利用しており、政府機関や教育機関にも幅広く普及しています。世界11箇所にデータセンターがあり、日本には2011年3月に、東京リージョン(データセンター群)が開設されました。東日本大震災の数日前にオープンし、震災時には多数の自治体、公共団体、学校、支援サイトなどの増強や移行に用いられました。IaaS市場で大きなシェアを占めているのも頷けます。

 

<AWSはどういうことをするのに向いている?>

AWSの特徴として、非常に低額な従量課金が挙げられます。たとえば、画像とHTMLファイルを中心としたWebサイトなら、月額10円からWebサーバを利用することができます。これにより、ITインフラ導入に必要なイニシャルコストを、ビジネス拡大にあわせた低額な変動費に移行できます。クラウドの使用によって、企業は数ヵ月前からサーバなどのITインフラを計画・調達する必要がなく、必要なタイミングで即座に何百・何千もの高性能なサーバを展開できます。
また多くのマネージドサービスも特徴の1つです。マネージドサービスとは、サービスの利用に必要な機器などの運用や管理、導入に必要な機器の設置や設定なども一体となって提供されるサービスのことです。IaaSにおいてシステム基盤部分をクラウドベンダーが運用・管理することは当然ですが、AWSでは例えば、データベースサービスの1つであるAmazon RDS(Relational Database Service)では、データベースのバックアップの自動取得や、高度な技術が必要となるデータベースの冗長構成(自動レプリケーション+自動フェールオーバー構成)も全てAWS側で対応してくれます。これにより、ITインフラを運用管理するリソースも大幅に削減できます。企業は、ビジネスのコアコンピタンス(競合他社に真似できない核となる能力)が発揮できる部分に、資金や技術、人材などのリソースを集中できるようになります。

 

<AWSのメリット>

AWSには多くのメリットがあり、AWSを活用することでビジネススピードの改善や今までできなかったサービスの提供などができるようになります。AWSのメリットを簡単にまとめます。

◆低コスト

AWS は、従量課金制で低価格に設定されており、先行投資費用や長期的な契約は必要ありません。AWSのグローバルインフラストラクチャを規模に応じて構築・管理し、それを低価格で利用することができます。

◆俊敏で伸縮自在

AWS は、セルフサービスなインフラストラクチャとして提供されており、利用者によって迅速に検証、展開、修正が可能となります。ハードウェアを数週間も数ヵ月も待たなくても、即座に新しいアプリケーションを展開し、負荷の増加に応じて瞬時に拡張したり、需要に基づいて迅速に縮小したりすることができます。

◆オープンで柔軟

AWS は、OSや開発言語に依存しないプラットフォームです。利用者のビジネスにとって最も理にかなっているものを選択できます。利用者はインフラストラクチャに気を取られることなく、技術革新に集中することができます。

◆安全

AWS は、PCI DSS レベル 1、ISO 27001、FISMA Moderate、FedRAMP、HIPAA、SOC 1および SOC 2 監査報告書など、業界が認める資格を持ち、監査に合格しています。国内でも、ソニー銀行株式会社をはじめとした金融業界でもAWSの採用が進んでおり、「金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準」に対する AWSの対応状況リストも提供されています。

 

<AWSを使うためには、どういうスキルが必要?>

AWSが提供するサービスは現在40種類以上あり非常に多岐にわたります。AWSを効果的に活用するには、ITインフラの構築・運用経験、RDBMSの知識、Webシステムの構築・運用経験、クラウドコンピューティングの知識など、幅広い知識とスキルが必要です。また、クラウド環境の運用・管理には、クラウドベンダーから提供されているAPIを利用して独自ツールを作成することも多く、APIの活用スキルもあるとよいです。

◆インフラサービス

仮想サーバ、データベース、ストレージ、ネットワーク など

◆アプリケーションサービス

メール配信、通知、キュー、検索 など

◆マネージメントサービス

リソース監視、ユーザ管理、モニタリング など

 
<コース紹介>

AWSを効果的に活用するには、幅広いスキルが必要となりますが、実際は、上記スキルをすべて習得している方はそう多くないと思います。まずは、AWSを体験し、使用できそうと感じたサービスを導入していくことがAWS活用の第一歩です。そこで、1日で学ぶコースをおすすめします。

◆AWS認定コース

Amazon Web Services 実践入門 1 (UBS64L) 1日間

~一日で学ぶ、AWSクラウド活用編~
Amazon Web Services(AWS)をこれから使い始めるという方に最適!
ハンズオンを通じて、基本的な多層構成Web アプリケーションシステムの構築を行いながら、AWSの主要サービスである、Elastic Load Balancing (ELB)、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)、Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)の基本機能を学習します。
AWS上でのベストプラクティスなアーキテクチャーの構築を体験し、受講後、AWS上でシステムを設計、検証、構築が行える実践的なコースです。

Amazon Web Services 実践入門 2 (UBS65L) 1日間

~AWSクラウドのサービス実践編~
「Amazon Web Services(AWS)実践入門1」を修了後、さらに多くのAWSのサービスや実践的な利用方法を学習したい方に最適!
ハンズオンを通じて、Amazon CloudWatch、Auto Scaling、Amazon Cloud Front、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)、 Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS)、Amazon Glacierの 基本機能および高度な機能を学習します。
さらに、AWSならではの実践的なシステム構築、AWSのベストプラクティスに基づいたアーキテクチャーパターンを学習します。

 

◆AWS認定コースで構築するシステム構成パターン

イメージ図
<おすすめWebサイト>

講師おすすめWebサイトです。

◆AWS クラウドサービス活用資料集

<<http://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/>>
各サービスの資料がSlideshareで共有されていますので、みなさんも是非ご活用ください。

◆AWSクラウドデザインパターン

<<http://aws.clouddesignpattern.org/index.php/ メインページ>>
AWSクラウドデザインパターンとは、AWSクラウドを使ったシステムアーキテクチャ設計を行う際に発生する、典型的な問題とそれに対する解決策・設計方法を、分かりやすく分類して、ノウハウとして利用できるように整理したものです。AWSを利用するにあたり、是非チェックして頂きたいです。

講習会で皆様とお会いできることを楽しみにしております!

 

<ご参考>

来る6月2日(火)~3日(水)開催「AWS Summit Tokyo 2015」に、参加します!
ぜひ、こちらの会場でもお目にかかれると嬉しいです!
★詳細はこちらをご覧ください。★

 「AWS Summit Tokyo 2015」 

 モバイル、ウェブアプリケーション開発を行うデベロッパーの皆様を対象にした
 『デベロッパーカンファレンス(DevCon)』 も開催!

みなさん、こんにちは。
富士通ラーニングメディアの杉村です。

グローバル化が進む中、ビジネスの場で英語を使う機会が増えています。
SEや開発者の中にも、海外のお客様や協力会社と技術的な内容をやり取りしたり、仕様書や説明書などを英語で書いたりする方がいらっしゃるでしょう。
「技術的な内容を英語で書く」と聞くとハードルが高く感じるかもしれません。でも、難しく考える必要はありません。簡単な英語でも、十分に技術的な情報を伝えることができます。
当社では、富士通の技術文書を長年にわたって和文英訳してきました。今回は、平易な表現を使って、技術文書に必要とされる「明確、具体的、簡潔」な英文を書くポイントをいくつかご紹介したいと思います。

 

講師画像

杉村 彰子(すぎむら あきこ)

翻訳部門で主に技術文書(説明書や仕様書など)の和文英訳のチェックを担当。原文の日本語に引きずられず、しかし離れすぎず、いかにわかりやすい英文に仕上げるか、苦心する日々。
英語の難関資格(ほんやく検定1級や工業英語能力検定2級)を持ち、その他スペイン語も堪能で、同僚や後輩から大いに頼りにされている翻訳部門のエース。(課長談)
最近クラシックギターを習い始めました。ネイルはあきらめ、左手の爪はパッツンと短くしています。ボサノバなどをさらっと弾けるようになることが目標♪

(バルセロナのサグラダファミリアにて)

 

イメージ図

 

 

 

「開始する」と辞書を引くと、「initiate、launch、commence」といった単語が出てきます。あまり聞きなれない単語で、とまどうかもしれません。
では、「start、begin」だったらどうでしょう。中学校でも習うなじみのある単語だと思います。「start、begin」でも、「開始する」という情報は十分に伝えることができます。わざわざ難しい単語を使う必要はないのです。

 

 イメージ図

 

 

1つの文に多くの情報を入れようとすると、複雑になり、英文を書くのが難しくなります。情報を整理し、1つの文に入れる内容を1つに絞りましょう。だれが(主語)、何を(目的語)、どうする(動詞)をベースにして英文を書いていくと、簡潔に書くことができます。

 

イメージ図

 

 

 

英文を書くとき、日本語の文章を思い浮かべてから英語に置き換えることも多いと思います。思い浮かべた日本語をうまく英語にできなかったら、その日本語を別の表現で言い換えてみましょう。たとえば、「赤以外の色は使わないでください」を「赤だけを使ってください」と考えると、英語を書きやすくなります。

 

イメージ図

 

 

文書の種類によって、よく使われる表現が決まっています。たとえば、マニュアルでは、次のような表現をよく使います。

  • この章では、~について説明します。
  • この図は、~を示しています。
  • 詳細は、~を参照してください。

こういったよく使われる表現を英語でどう書くのかを知っておくと、迷わずに英文を作ることができます。


<コース紹介>

いかがでしょうか?「技術的な内容を英語で書く」ことは、そんなにハードルが高くないんだと感じていただければ幸いです。

とはいえ、「短期間で効率よく学びたい」方向けに、私たちテクニカルコミュニケーター(※)が、翻訳現場で培ったノウハウで英文テクニカルライティングを学ぶ研修コースを企画し、提供を開始しました。

技術文書を平易で簡潔な英文表現で書く方法を学習するコースです。技術文書によく出てくる例文を使い、練習問題を解きながら学習していきます。コラムで紹介した以外のコツもたくさん紹介します。
ご興味のある方は、是非コース概要をご覧ください。

SE・開発者のための実践・英文テクニカルライティング (UAF29L)

☆そのほかの英文ライティング関連コースもご参考にしてください。

コミュニケーション/ネゴシエーション/グローバル-英文ライティング コースマップ

 みなさまと講習会でお会いできるのを楽しみにしています!

イメージ図

 

(※)工業製品やサービスについて伝える説明文書、添付されるラベル、
      銘板やパッケージ、機器のディスプレイやコンピューター画面に表示される
      メッセージ等において、文章や図解、動画等の多彩な表現手段を駆使して、
      多種多様な使用説明の制作および発信に携わる専門家。

月別アーカイブ