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2014年10月記事一覧

 ご無沙汰しております。ビジネスリーダー研修担当の中村和人です。今年の2月から4月まで隔週連載した、 【いま求められる人材】当社講師中村は見た!~現場の生々しい声から垣間見る人材面の経営課題~」の記事以来、6か月ぶりの登場です。さて、今回のテーマは、

「担当業務で新しい付加価値を考えたけど、これって新サービスになるかなぁ・・・。」
「きちんと仮説を立てて新サービスを考えたいけど、つい自分のできることだけで考えちゃうんだよな・・・。」
「この新サービス、たぶん売れると思うんだけど、誰にどう認めさせればいいんだろう・・・。」

っていうお話です。では、その前に私の自己紹介を・・・。

 

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中村 和人

2014年現在、四捨五入すると五十路という事実から目をそむけ続けている。若く見られたい一心で、40歳から 年甲斐もなくインラインスケートのトリックスラロームという X-SPORTに取り組み、今なお現役選手。2013年、 まさかのこのトシで東京国体出場を果たし、第4位にランクイン。 しかし、スケートを滑っているとき以外は体を動かすたびに 「あいたたたた・・・」と口走る、年相応のおっさんである。

 

では、本題へ。
会社の存続のために、明日の「メシの種」となる新サービスを作り出すのって本当に難しいですね。特に、今までとは違う市場で、自社の主力サービスとは違う新サービスを提供するのは、とってもハードルが高いです。でも、本当にそんなまったく新しい分野での、新市場を開拓するようなビジネス創出だけが会社を救う道なのでしょうか?

確かに、「労せずにできる範囲での付加価値創出」だけというのでは、全くダメだと思います。ただ、「自分がよく知っているお客様に対して自分の専門分野を活かした付加価値を提供する」ってこともできない人が、会社を救うようなすばらしい新サービスを提供できるとは、私にはどうしても思えないのです。

少数精鋭の「なんかすごいイノベーター」が会社を救う? じゃあ、社員全員で「なんかすごいイノベーター」を目指す? なれる? 会社の明日を切り拓くのは、お客様をよく知っている現場の人たち一人ひとりでなければならないと思いませんか?

ではなぜ、現場の人たちからなかなか新サービスが生まれないのか? いや、言い直しましょう。新サービスが育たないのか? それは、前回の記事でも語りましたが、モノづくりのプロが創った「とってもすばらしいもの」が、必ずしも売れるとは限らないってことです。

私が担当する新サービス創出のワークショップにおいて、参加者の方々に新サービスのアクションプランを作っていただくのですが、とっても精緻に新サービス開発のWBSを描けるんです。でも、あえて厳しいことを言うと、専門力の高いみなさんは、開発のWBSを描けて当然ですよ。実際に難しいのは、その新サービスを企画し、社内外のステークホルダーへの根回しをキチンとできるかどうか。そして、拡販まで含めた実行可能プランを描けるかどうか。いいものを創れば勝手に売れたのは、バブル全盛期の頃の話ですからね。

現在提供中の以下の2コースでは、そのあたりに焦点を当てました。

「ビジネスリーダーのための行動実践ワークショップ~お客様を理解し、仕事を動かす~(UAF08L)」
「ビジネスリーダーのための行動実践ワークショップ ~将来像を描き、成果を生み出す~(UAF10L)」

これらのコースを実施したとき、

●誰に対してどのような価値を提供し、どのような成果が出れば成功と考えるのか
●その評価結果を誰にどう示すことができればネクストビジネスへつなげられるのか

ということをもっと深掘りして受講者の方々に体験していただきたい! と思ったのです。そこで、ビジネスリーダー関連の新規コースとして、

「ビジネスリーダーのための新たな提供価値の仮説検証~次期ビジネスにつなげるために~ (UAF16L)」

を2014年9月から提供を開始しました。さあ、今お読みいただいている本記事を、ただのコース紹介記事で終わらせないために(笑)、本コースで紹介している、付加価値創出における実務上の有益なポイントをご紹介します。

 

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1.「マイ・ビジョン」を明確にすること!

付加価値創出から新サービスへと昇華させることは、並大抵の努力では成し得ません。だからこそ信念と覚悟を持ってやり遂げるための「マイ・ビジョン」を明確に持つことが重要なのです。
「マイ・ビジョン」は、みなさん自身の「コア・コンピタンス」の上位概念。自分自身の過去の提供価値とやりがいを棚卸しすることにより、概念形成が可能です。

 

2.現場から「活きた仮説」を立てる上でフィールドワークは有効!

「ニーズは現場のお客様に聞け!」の格言どおり(?)、やっぱりお客様から聞いて付加価値の仮説を立てるのは鉄則! ただし、お客様がニーズを正しく表現できるか、それ以前にみなさんにニーズを語ってくれるかは別問題。だからこそ、フィールドワークの手法を使ってみなさんの目で現場を観察し、仮説を立ててみるというのは、とっても大事かつ有効な方法です。そして何より、楽しい!(笑) 本コースでもフィールドワーク演習はものすごく盛り上がりますよ!

 

3.新サービスを実現するときの目的別にKPIを設定する!

KPI(重要業績評価指標)って、バランスト・スコアカードの考え方を経営戦略の実行/評価に取り入れている組織ではおなじみですが、「経営トップへの説明用にKPIが設定されている」って感じの、形骸化したKPIも結構見られるんですよね~。
でも、KPIって「目的別/人別」に、「具体的に評価できるもの」を設定すれば、本当に役立つのです! ポイントは、みなさん自身がそのKPIを、「誰に対して」、「どんなときに」、「どうやって使いたいのか」が明確になっているかどうか。それを本コースでは演習を交えて考えていきます。

 

上記3点をふまえ、みなさんが創った新サービスに対して、 「その価値が本当に出せるなら、よし、やってみろ!」って、社内外に言わせることを目的として、ぜひ本コースにご参加いただければ幸いです。

みなさまとお会いできる日を楽しみにしています!!


 

最後に、当ブログ恒例のオススメ書籍のご紹介です。

「バランスト・スコアカードによる戦略マネジメント」
ニューチャーネットワークス(編)
伊藤武志(著)
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
・ ISBN-10: 4820740652
・ ISBN-13: 978-4820740650

みなさん、こんにちは。
富士通ラーニングメディアの吉田です。

私は普段、「C、C++、C#プログラミング」や、「Webアプリケーション開発」、「組込みソフトウェア開発」などの講師を担当しています。今回は、C、C++分野、XML技術で、学習効果を高める新たな学習スタイル「ハイブリッド研修」についてご紹介します!

 

講師画像

吉田悦康(よしだよしやす)

SE現場を経験し、現在はC言語系プログラミング言語、Linux/UNIX管理、組込みソフトウェア開発分野の講師を担当。
小学校から野球を始めたが、肩幅の広さからキャッチャーに。「野球も仕事も何でも受け止めます!」といいたいが、最近はパスボールが多いのが悩み。
クマっぽいので、熊本県に縁はないものの、くまモンに癒される日々を過ごしている。

  

<ハイブリッド研修とは?>

講習会を実施していると、よく受講者の方から、「講習会では理解できたが、なかなか技術が定着しない」などと、お悩みを聞くことがあります。
ハイブリッド研修は、e講義動画と、教室にお集まりいただく講習会を融合させた研修です(eラーニングと講習会の組合せ研修もあります)。講義部分は、事前にe講義動画を視聴して学習していただき、その後、講習会として教室にお越しいただき、実習を行うことで、より理解を深めていただきます。教室には講師が常駐しており、講義内容に関するご質問への回答や、実習のお手伝いをいたします。

※e講義動画・・・当社が教室で提供している講習会の講義内容を撮影し、チアメールや合否判定などのサービスを付加した動画コンテンツです。


<ハイブリッド研修特徴その1>

●自分のペースで学習できます!
ハイブリッド研修のメリットとして、まず自分のペースで学習を進められることが挙げられます。講習会開始1週間前からe講義動画を視聴し、技術要素を学習します。e講義動画は、重点的に学習したいところを繰り返し視聴することも可能です。e講義動画視聴後、講習会として教室にお越しいただく期間は、実習を中心に学習していただきます。一つ一つの要素について、じっくり時間をかけて修得したい方、概要を広く知りたい方など、受講目的や目標とするレベルはお客様によって様々です。周りを気にすることなく目的に合わせた学習スタイルで技術習得していただくことができます。また、不明点は教室に常駐している講師へ、すぐに確認いただくことができます。

<ハイブリッド研修特徴その2>

●いつでも繰り返し学習でき、情報整理がしやすい!
新しい要素を学ぶ際、一度説明を聞いただけでは情報が整理しきれず消化不良になってしまうことはありませんか?研修では講師に質問することで解決できることもありますが、整理すべき情報が多すぎて何から質問したらよいか分からなくなってしまう、という声もよくいただきます。
ハイブリッド研修では、事前にe講義動画を視聴いただくため、疑問点を整理できます。理解できた内容と、そうでない内容を整理していただくことで、講習会にお越しいただいた際、効率的に疑問点の解決が行えます

<ハイブリッド研修特徴その3>

●復習することで知識の定着が図れる!
講習会終了後(7週間)も、e講義動画を復習用に視聴することが可能です。特にプログラミング系の習得では、継続した学習が基礎力定着への近道になります。また、講習会受講前と受講後で同じ動画を視聴いただくと、不明点がない(・・といいのですが)、もしくは少なくなっているはずです。ご自身が努力された結果として、スキルアップ状況をご確認いただくとともに、継続した学習により、知識の定着化を図ってください。

 

イメージ図

 

ハイブリッド研修のご案内

基礎力定着を目指す方におすすめの研修コースです!

【ハイブリッド】XML基礎  (UHE27L)

【ハイブリッド】C++プログラミングの基礎1  (UUM06L)

【ハイブリッド】C++プログラミングの基礎2  (UUM07L)

【ハイブリッド】C言語プログラミング(メモリ、ポインタ編)  (UUM08L)

【ハイブリッド】C言語プログラミング(ファイルアクセス編)  (UUM09L)


最後に当ブログの名物コーナーであるオススメ書籍のご紹介です。

『独習C』
著者:ハーバート・シルト(Herbert Schildt)  出版社:翔泳社 (ISBN:978-4798115771)

『独習C++』
著者:ハーバート・シルト(Herbert Schildt)  出版社:翔泳社 (ISBN:978-4798119762)

『やさしいXML』
著者:高橋 麻奈 出版社:ソフトバンククリエイティブ (ISBN:978-4797330625)

みなさん、こんにちは。
富士通ラーニングメディアで、プロジェクトマネジメントなどのコースを担当している城です。

今回のブログでは、SE現場の経験がある、プロジェクトマネジメント、アプリケーション、ネットワークを担当している講師陣が集まり、 今、現場で必要とされているSEオールマイティSEをテーマにディスカッションを行いましたので、その際の模様をお届けします!

 

講師画像

城 尚志

プロフィール

富士通ラーニングメディアに入社した当時は、Java言語に関わる研修を担当しておりました。その後、SE経験を経て、現在はプロジェクトマネジメント分野の人材育成に携わっております。野球(ジャイアンツファン)が好きで、プロマネの講義では、野球に例えてマネジメント論を語っているのですが、皆様に響いているかどうか・・・が悩みです。

   

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渡邉 潤

プロフィール

SE経験を経て、現在はクラウド(特にsalesforce.com)やモバイルのカテゴリを中心に担当しています。
講習会を実施するための体力を強化しようと、見ず知らずの人たちが集まってフットサルをする「個サル」に参戦しているものの、体力の衰えが加速しているのが最近の悩みです・・・

   

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日高 良太

プロフィール

ネットワークカテゴリコースの全般を担当しています。
SE時代には金融系のネットワークSEとして奔走していました。
よさこいカメラマンや卓球などに明け暮れる週末を送っています。

   

<オールマイティSEとは!!>

 城:イメージ図
みなさん、こんにちは。
今日は、オールマイティSEをテーマに皆さんのお話しを伺っていきます。
どうぞよろしくお願いします。

城:
まず、オールマイティSEと聞いてどのようなことを想像しますか?

 

日高:イメージ図
幅広い知識を持っている、さまざまな事象に対して柔軟な対応ができる、というイメージを持ちます。

 

 

イメージ図渡邉:
私も、アプリ、ネットワーク、インフラなど何でもできるイメージですね。

 

 

 

 

城:イメージ図
皆さんのおっしゃる通り、オールマイティSEとは、アプリ、ネットワーク、インフラといったカテゴリに関わらずシステム開発の原理・原則を押さえたSEのことを言っています。

 

 

 

 イメージ図

<何故、オールマイティSEが必要なのか!!>

日高:イメージ図
でも、実際のシステム開発では、役割を決めて開発するので、オールマイティ的な要素はそれほど必要ないようにも感じます。

 

 

 

城:イメージ図
以前のような大規模システムを構築するようなプロジェクトであれば、人も多いですし、それぞれのカテゴリごとにスキルを持っている人を集めてプロジェクトを推進できていたのですが、最近のシステム開発プロジェクトはそうでもないらしいです。

イメージ図渡邉:
確かに、最近はビジネス環境の変化が早く、1年後もどうなるか分からない状況ですよね。ICTに大きな投資をすることはリスクになりかねないという理由で、速く安く稼動させるためにクラウドなどありものを組み合わせてシステム開発を行うプロジェクトが増えているみたいですね。

日高:イメージ図
なるほど、そうすると、少人数で行う小規模プロジェクトが多いってことですね。そう言われると、友達も1人で協力会社をまとめながらプロジェクトを行っており、以前のような専門分野のスキルを発揮すれば良いといった開発スタイルではなくなってきていると言っていた気がします。

イメージ図渡邉:
そうですね。ありものを組み合わせた小規模プロジェクトでスピードも求められるが失敗はゆるされないといった状況です。カテゴリに関わらず全体を俯瞰してシステム開発を進める必要がありそうですね。

城:イメージ図
その状況、私も聞いたことがあります。これは、プロジェクトを2人で推進されている方の話ですが、インフラは、クラウドを利用し、アプリはオフショア開発でシステムを構築されているのですが、今までは、アプリしか携わってこなかったため、インフラが分からず、大変、苦戦されているようです。特に業務面を考慮して運用をどのように設計するべきかや、アプリ、ネットワーク、インフラを統合的に考えてセキュリティをどのレベルで構築していくかに時間がかかると言っていました。

 

日高:イメージ図
システムを稼動したのはいいけど、運用で相当なコストがかかるだとか、セキュリティ面で大きなトラブルになると取り返しがつかないですよね。
私も性能面で問題になった話を知っているのですが、ピーク時の見積りやデータ量の見積りを業務チームとインフラチームで共有できておらず、システム稼動後に業務を止めてしまったという内容です。この、プロジェクトに1人でもオールマイティ的な発想で全体を俯瞰して考慮できる人がいればこのような大問題にはならなかったのかも知れません。

イメージ図渡邉:
そう言われると、オールマイティというのは、小規模プロジェクトに特化した話ではなく、システム開発に携わるSE全員が目指すものなのか知れません。

城:イメージ図
確かに、私もアプリチームとしてシステム開発プロジェクトに携わった経験がありますが、そのときは、システムテストまでは、インフラチームとあまりコミュニケーションをとっておらず、インフラチームとの認識不足からシステムテストで大きなアプリ修正が入り大変な思いをしたことがあります。でもこの内容は、要件定義や設計の段階でインフラ面を考慮できていれば防げた内容なんですよね。

 

日高:イメージ図
今後のシステム開発の状況を考えると、やはりオールマイティSEはキーになっていきそうですね。

イメージ図渡邉:
人材育成といった視点から、オールマイティSEを目指す方々を支援していきたいですね。

 

城:イメージ図
お二人とも今日はありがとうございました。難しいテーマではありますが、オールマイティSEの育成にチャレンジしていきましょう。

 

イメージ図

 

☆私たちをはじめ現場経験のある講師たちが、今、現場で必要とされているとされる、オールマイティSEを育成するコースを開発しました。

オールマイティSEを目指す方にお勧めする研修コースです!

考える!見つける!気づく!オールマイティSEへの道(要件定義編)  (UZS04L)

考える!見つける!気づく!オールマイティSEへの道(設計編)   (UZS05L)

 講習会で皆様とお会いできることを楽しみにしております。

 

それでは、最後に当ブログの名物コーナーであるオススメ書籍のご紹介です。

はじめての上流工程をやり抜くための本 (エンジニア道場)
翔泳社
三輪 一郎   (著)
ISBN-10: 4798114375、ISBN-13: 978-4798114378

はじめての設計をやり抜くための本 概念モデリングからアプリケーション、データベース、アーキテクチャの設計まで (エンジニア道場)
翔泳社
吉原 庄三郎   (著)
ISBN-10: 4798117064、ISBN-13: 978-4798117065

ソフトウェアプロセス成熟度の改善
日科技連出版社
ワッツ・S. ハンフリー   (著),    藤野 喜一 (翻訳),    日本電気ソフトウェアプロセス研究会 (翻訳)
ISBN-10: 4817160330、ISBN-13: 978-4817160331

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