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2014年3月記事一覧

 ブログをご覧の皆さん、こんにちは、富士通ラーニングメディアの野口です。

今回は、多くの企業が注目しているOSS(オープンソースソフトウエア)をテーマに、その製品の1つであるPostgreSQLを中心に語っていきたいと思います。
OSSに注目が集まるのは、商用の製品に程近い機能を有していながら、安価に導入できるというのが一番の理由です。

そんなOSSの中でも私が愛するPostgreSQLをいろんな方へ広めたく、今回筆を取らせて頂きました。「名前だけは聞いたことがある」という方は、どんな製品なのかを知るきっかけになれば幸いです。

 

野口講師

ちなみに私はこんな人

第二ラーニングサービス部:野口 耕佑

Linux系コースで講師デビューを果たし、OSS絡みでPostgreSQLと出会い、
データベースの世界へ足を踏み入れる。
Linuxのマスコット(ペンギン)とお腹周りが似てきたと先輩講師に揶揄されて、週末に妻とジムへ通う。

 

<OSSってそもそもナンダ!?>

OSS(オープンソースソフトウェア)はソースコードがインターネット上に公開され、ある条件を満たせば自由に改良や再配布が認められているソフトウェアです。世界中にいる有志の技術者たちが、メーリングリストなどでやりとりをしながら、機能拡張やバグ修正を行ってくれています。
今、この瞬間にも進化を遂げているかもしれません。故に、商用の製品を凌駕する可能性を秘めているとも言える、期待に満ちた存在なのです。

 

<PostgreSQLってナンダ!?>

PostgreSQL(ポストグレエスキューエル)は、OSSのデータベース製品です。よく「ポスグレ」と略されます。UNIX/Linux や Windows などさまざまなOSで動作し、基本的なSQLは他の製品と同じように使えます。
PostgreSQLは無償で使えますが、企業向けに、ベンダー独自の機能やサポートサービスを追加した商用のPostgreSQLもあります。

近年では、大規模なクラウド環境に用意するデータベースとして、PostgreSQL の採用事例が増えています。

 

<どうして近年PostgreSQLが採用されるのか>

コストを理由に採用されるケースが多いようです。
商用のPostgreSQLは多少費用がかかりますが、機能やサービスも充実してきており、他の商用データベース製品よりもずっと安価です。

商用のデータベース製品としてシェアの大きい「Oracle Database」は、高い性能・信頼性・拡張性のある製品ですが、その反面、ライセンス費用が高いという特徴があります。
クラウド環境上に何百台とデータベースサーバを構築しようとすると、それだけライセンス費用が積みあがってしまいます。(それはもう、何千万、何億という世界に。。。)

クラウドほどの大規模環境でなくとも、コスト削減が一層求められる昨今、システムの要件によっては、「PostgreSQLの持つ機能で十分」という場合もあり、一昔前に比べると、性能改善や機能拡張もされているため、さまざまな企業の業務システムへの採用事例も増えています。

 

<PostgreSQLはどれくらいお得?>

では、どの程度のコスト削減が見込めるのでしょうか?
一概には言えませんが、事例はいくつか公開されています。たとえば、EnterpriseDB社が販売している「Postgres Plus Advanced Server」は、商用の製品でありながら Oracle Database よりも安価に導入し、運用することができます。同社のWebサイトでは、80%以上のコスト削減が実現できるという試算を見ることができます。

http://www.enterprisedb.co.jp/solutions/oracle-postgresql-business-case

商用の製品には、SRA OSS社と富士通が開発した「PowerGres Plus」もあります。コストの比較について明確な情報はありませんが、それでもかなりお安いです。

 http://powergres.sraoss.co.jp/s/ja/product/product.php

 

<PostgreSQL と Oracle Database>

この2つの製品の比較は、講習会でよく要望として挙がるのですが、類似している点の1つとして、プロセスの構造があります。
たとえば、両製品ともクライアントの接続要求を受け付けて子プロセスを生成する親プロセスがあり、PostgreSQL では postmaster、Oracle Database ではリスナープロセスと呼びます。そしてクライアントのSQLは、子プロセスが処理します。その他、メモリ上のテーブルデータや更新後ログの書き込み、更新後ログファイルのコピー(アーカイブログの取得)を行うバックグラウンドプロセスも、似たものが存在しています。

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このような特徴から、Oracle Database を知っている人は、PostgreSQL を習得しやすいという特徴があります。
さらに、コスト削減などの理由から、Oracle Database → PostgreSQL への移行を考えている企業も増えています。
そういった背景もあり、PostgreSQLの講習会では Oracle Database の経験者の方が多いです。

とはいえ、当然製品による違いも存在します。
たとえば、データベースなどのオブジェクトは「スキーマ」という単位で管理されますが、PostgreSQL と Oracle Database とでは管理の仕方が少し異なります。

PostgreSQL は、デフォルトで public スキーマというものが存在し、
ユーザが作成するオブジェクトは1つのスキーマに格納されます。それに対して Oracle Database では、ユーザを作成するとユーザ独自のスキーマが割り当てられ、ユーザが作成するオブジェクトはそれぞれのスキーマに格納されます。
(PostgreSQL のsearch_path というパラメータを変更すると、ユーザ独自のスキーマに格納することも可能です)
この点は、講習会でもよくご質問を頂きますね。


<最近のPostgreSQLの動向>

現在 バージョン 9.3 がリリースされていますが、バージョン 9.2 から大幅な性能改善が行われ、1~2年前ぐらいにニュースになりました。たとえば、次のようなものが話題になりました。

 ・CPU64コアまでスケールアップ可能
 ・Index Only Scan の追加
 ・カスケードレプリケーションの追加 など

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では、実際にどのぐらいの性能が出るのか、気になる方もいると思います。
そんな方は、「PostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアム」という団体が公開している資料が参考になります。

 https://www.pgecons.org/

「PostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアム」は、2012年に発足した、PostgreSQLの普及を推進する団体です。
富士通も理事企業として参画しています。定期的にセミナーも開催しています。

なお、ベンチマーク結果は「WG1 活動報告書」という形で公開されています。

 https://www.pgecons.org/download_main/

皆さんも参考にしてみてくださいね。
さて、色々な情報をこれまでお伝えしてきましたが、こうした知識を身に付けるのも一日にしてならずで、やはり苦労しました・・・・そこで、どうやって勉強したか実はコツがあるんです。驚く方もいらっしゃるかもしれませんがこんなことやってました・・・

 

<PostgreSQLの勉強方法>

いろいろな書籍で勉強しましたが、なにより実機検証を何度も行いました。

自宅にあるノートPCにフリーの仮想化ソフトを入れて、その上にLinuxやPostgreSQLをインストールして、データべースサーバを構築していました。
(すべて無償なので、とてもお得な気分でした)

構築した後は、コンセントが使えるカフェを探し、カフェラテを飲みながらSQLを何度も打って勉強していました。また、仮想環境なので2台目のサーバもさっとコピーして、レプリケーションを試しクラスタ構成の勉強もしていました。(カフェにいる他のお客さんからすると、不思議なことをやっている人に見えたでしょう。。。)

最近だとVPSサービスを利用して、インターネット上にPostgreSQLサーバを立てたりしています。1日何十円で環境を借りられるサービスもあるので、かなりお安いです。

それでは、名物コーナーのオススメ書籍コーナーです。

【基礎を学びたい方へ】

PostgreSQL徹底入門 第3版
笠原 辰仁 (著), 北川 俊広 (著), 坂井 潔 (著), 坂本 昌彦 (著), 佐藤 友章 (著), 石井 達夫 (監修)
出版社: 翔泳社; 第3版 (2011/2/2)
言語: 日本語
ISBN-10: 4798123358
ISBN-13: 978-4798123356

【内部構造など詳細を学びたい方へ】

PostgreSQL全機能バイブル
鈴木 啓修 著
出版社: 技術評論社 (2012/11/16)
ISBN-10: 4774153923
ISBN-13: 978-4774153926

【その他】

インターネット上の日本語マニュアルが充実しています。
http://www.postgresql.jp/document/

 

<最後にPostgreSQLコースのご紹介>

最後に、私たち講師がご提供しているコースたちをご紹介します。

PostgreSQLのインストールから運用管理の基礎まで!学びたい方は
PostgreSQL導入トレーニング

データベース管理とパフォーマンスチューニングを実習で習得!したい方は
PostgreSQL運用管理トレーニング

受講者の皆さまとお会いできる日を楽しみにしております。

こんにちは。富士通ラーニングメディア 中村です。またまた2週間ぶりの登場になります。
今ご覧いただいているこのブログは、計4回の連載記事として執筆したのですが、ブログ担当のたくらみ(?)で隔週になっています。
というわけで、皆さんとは1ヶ月間のお付き合いの予定が、合計2ヶ月に延びています。もう少しの間、こんな ↓ おじさんにお付き合いくださいね。

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中村 和人

2014年現在、四捨五入すると五十路という事実から目をそむけ続けている。若く見られたい一心で、40歳から 年甲斐もなくインラインスケートのトリックスラロームという X-SPORTに取り組み、今なお現役選手。2013年、 まさかのこのトシで東京国体出場を果たし、第4位にランクイン。 しかし、スケートを滑っているとき以外は体を動かすたびに 「あいたたたた・・・」と口走る、年相応のおっさんである。

さて、今回は私が実際に見てきた階層別の人材の特徴を、"次世代リーダー・課長クラス"にフォーカスをあててお話をしてみようと思います。


【次世代リーダー・課長クラス向けサービス】
ビジネスリーダーのための行動実践ワークショップ~将来像を描き、成果を生み出す~」(UAF10L) 2日間

このコースでは、新商品・サービス創出の基となる自社の強みを分析し、外部/内部環境分析を行い、ご自身が本当にやりたい新商品・サービスを検討していただきます。また、それを実現する上で恐らくは最大の障壁となるであろう、ステークホルダーの抽出と攻略方法を検討していただきます。

このコースの演習は、全てご自身の実務を題材として進めていただきます。
したがって、オンサイトトレーニング(お客様先での個社別研修)でのご要望が多いコースです。自社の新商品・サービス創出を本気で考えられますからね。
もちろん、定期講習会としても実施していますが、定期講習会は研修サービス、オンサイトトレーニングでは実務支援サービスという要素が強まります。

図1:新商品・サービス創出の大まかなプロセスの例イメージ図

この演習をやっていただいたところ、多くの次世代リーダー・課長クラスには以下のような特徴が見られました。

 

<まだまだプレイングマネージャー的な人が多い>

お世辞抜きで、有能な方が多いです。ご自身の経験や専門力に自信とプライドがあり、ご自身の力でお客様からお仕事をいただいているというのがよくわかります。結局、企業のカンバンを支えているのは、そういった一人ひとりのプロの方々なんですよね。
一方、今担当されている業務や、そのステークホルダーのことはよくご存知なのですが、競合他社や、市場全体のことに関する意識が不足している様子がうかがえます。
厳しいことを言えば、「あなた方がやっていることは後進に任せ、あなた自身はもっと"ビジネス"で力を発揮しなければならないのでは?」と感じます。

 

<経営的な観点を知れば軌道修正が早い>

コア・コンピタンス、PEST分析、3C分析、SWOTマトリクスなど、経営戦略的な知識について解説すると高い興味を示し、演習でそれを取り入れて検討しようとします。
いろいろな仕事を通じて、ビジネス的な視点が身についている表れでしょう。

ただ、経営戦略に関して事前にきちんと勉強をされた方は少なそう。「用語は知ってるけど、実務でどう使うのか・・・」という感じ。正しく理解すれば検討に適用できる方々だから、なおのこともったいない!
このクラスの方々にこそ、経営戦略の知識をしっかりと身につけ、それを実務で活用していただきたいと思います。

図2:ビジネスを意識するなら身につけたいアンテナイメージ図

さあ、次回は最終回、部長クラスの特徴についてです。お楽しみに!


最後に、今週のオススメ書籍のコーナーです。
 「ビジネスプラン策定シナリオ」

HRインスティテュート(著)  野口吉昭(編)
出版社:かんき出版
(ISBN-10: 476125954X、ISBN-13: 9784761259549)

ブログをご覧の皆様、初めまして。
富士通ラーニングメディアの抜山と申します。
さて、最近はモバイルデバイスが大躍進ですね。
HTMLの世界でも、それらに対応してきています。
そこで、今回は、今話題のHTML5についてお話したいと思います。

 

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第二ラーニングサービス部:抜山 雄一

私はWebシステム全般(Windows Server、IIS、SQL Server、ASP.NET、HTML5 etc...)の研修講師を担当。
技術関連のことはとりあえず齧ってみるタイプ。
資格取得が得意技で、今年に入って既にMCSA(Windows Server2012)と
PHP5技術者認定初級試験、HTML5プロフェッショナル認定資格レベル1を取得済み。
初級試験ばかりで物足りないので、次の資格も物色中。

 

<そもそもHTML5ってナンダ!?>

皆様はHTML5というと、どのようなものを思い浮かべるでしょうか?

「新しいタグが追加されてビデオなどを簡単に公開できる」、「CSSが機能強化されてアニメーションを実装しやすい」、「通信系のAPIで双方向通信などが実現できる」など様々な考えが浮かぶかもしれません。

これらはどれも「正解」ですが、「正確」ではありません。HTML5はバズワード化していて、以下の仕様をまとめて指している事が多いです。
一度、知識を整理しておきましょう。

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正確な意味でのHTML5はHTML Semantics Elementなど、つまりタグだけです。それ以外のものは、新しいWebの標準技術ですが、正確にはHTML5ではありません(広義のHTML5)。

なお、HTML5の標準化を行っているW3C(World Wide Web Consortium)は2014年中にHTML5の仕様を勧告するとしているので、実用段階に移りつつあります。
それ以外の技術の仕様に関しては策定段階がまちまちなので、W3Cのサイトなどで確認してください。

<HTML5でできること>

それでは、広義のHTML5を使用するとどのようなことが実現できるでしょうか?
たとえば、HTML5タグの<video>タグを使うと、Flash Playerなどのプラグインがなくても動画を公開できます。そのため、スマートフォンのようなプラグインを使用できない環境でも動画を閲覧できます。

また、CSS3のMedia Queriesを使用すると、画面サイズなどに応じて適応するCSSを切り替えることができます。そのため、1つのWebページでも柔軟にアクセスするデバイスに応じて表示を切り替えられます(レスポンシブルWebデザイン)。

このように、様々なことが実現可能なHTML5ですが、講師の私が注目しているのは、JavaScript APIsです。JavaScript APIsは文字通り、JavaScript用に追加されたAPI(Application Programming Interface)です。その中から勧告段階で仕様が固まっているWeb Storageの1種であるlocalStorageを例に特徴を見てみましょう。

localStorageはブラウザに情報を保存するAPIです。これだけだとCookieと同じ
と思われるかもしれませんが、いくつかの違いがあります。

・Cookieと比較して容量が大きい
・明示的にJavaScriptで送信しない限り通信に載らない
・有効期限がない

特に容量の点で考えて見ましょう。Cookieの容量は4kbとかなり小さいです。
一方、localStorageは、Cookieよりも多くのデータを格納することができます。

技術知識として押さえておいていただきたいのは、localStorageの容量です。
localStorageの容量を超えるとエラーが発生して格納できませんので正確な値を知っておく必要があります。
仕様ではどのように規定されているでしょうか?

W3Cのサイトを確認する、容量のことは一切書かれていません。
そのため、容量はブラウザ依存になります。ちなみに、Internet Explorer10やFirefox、Google Chromeでは10MB程度入ります。

W3Cのサイトで仕様が確認できたら、実際にコーディングして動作確認をしていきます。
JavaScriptは生産性の高い開発ツールがないと言われて久しいです。
ですが、動作確認やデバッグという用途であれば、各ブラウザに備わっている開発者ツールが有効です。たとえば、Google Chromeならば、[メニュー]-[ツール]-[デベロッパーツール]からツールを起動できます。[Resources]タブの[Local Storage]タブを選ぶと、そのサイトで使用しているlocalStorageの値を確認できます。

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せっかくなので、弊社のWeb技術者のためのHTML5 APIプログラミング(UJS35L)で文法も紹介いたします。実機でコーディングして試したいという方は、ぜひ、ご受講してください。

 

<HTML5を習得するには>

【学習ポイント1】
・仕様はW3Cのサイトで確認する
→前述の通り、HTML5の仕様は策定段階です、そのため、ブラウザの挙動が異なっている場合には、仕様なのか、ブラウザ依存か判断しにくいです。個人サイトや書籍で確認することもできますが、古い仕様に基づいて書かれている可能性を注意してください。そのため、W3Cのサイトを直接確認することをお勧めします。

【学習のポイント2】
・コーディング時には開発者ツールの機能を活用する
→開発者ツールでは、自分が作成しているサイトだけでなく、インターネットで公開されているサイトのlocalStorageを含めた HTML5のタグやJavaScriptのコードを確認できます。気になる見栄えや動作をするサイトがあったどんどん開発者ツールでどのような技術が使われているか確認してみてください。

 
<講師オススメサイトと書籍>

最後に名物コーナーのオススメの書籍のコーナーです。今回はオススメのサイトもご紹介してしまいますよ。

W3C
HTML5などの仕様を策定している標準化団体であるW3Cのサイトです。正確な情報を知りたい場合には、必読のサイトです。

MOZILLA DEVELOER NETWORK
Firefoxを開発しているMOZILLAのサイトです。MOZILLAは標準化を推進しており、記事が中立的で信頼できます。InternetExploreやGoogle Chromeなど、他ベンダーのブラウザの実装状況も載っているため、効率的な調査ができます。

HTML5プロフェッショナル認定試験
特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)が主催している認定試験です。HTML5の知識を広く正確に身に付けるきっかけになります。ちなみに私は試験開始の初日に取得しました。

『入門HTML5(オライリー・ジャパン)』(ISBN:978-4-87311-482-8)

HTML5の入門書です。HTML5のタグを数多く紹介しています。また、クロスブラウザ対策も豊富に紹介しています。ブラウザのHTML5実装にはばらつきがあるため、クロスブラウザ対策は必読です。

『JavaScriptパターン(オライリー・ジャパン)』(ISBN:978-4-87311-488-0)

JavaScriptの実装パターンを紹介しています(HTML5の書籍ではありません)。今後HTML5の普及に伴って、JavaScriptによる実装がより高度化する可能性があります。
中級者以上向けの書籍ではありますが、ぜひ一読してみてください。

 

 

こんにちは。富士通ラーニングメディア 中村です。2週間ぶりの登場になりますが、皆さん覚えていますか?さて、今回からは私が実際に見てきた階層別の人材の特徴についてお話をしてみようと思います。

初めてこのブログを読む人にために、もう一度プロフィールを(笑)

 

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中村 和人

2014年現在、四捨五入すると五十路という事実から目をそむけ続けている。若く見られたい一心で、40歳から 年甲斐もなくインラインスケートのトリックスラロームという X-SPORTに取り組み、今なお現役選手。2013年、 まさかのこのトシで東京国体出場を果たし、第4位にランクイン。 しかし、スケートを滑っているとき以外は体を動かすたびに 「あいたたたた・・・」と口走る、年相応のおっさんである。

 

私はこれまでたくさんの講習会の講師を実施してきました。その中でビジネスリーダー関連コースの実施や、新規事業創出の実務支援サービスなどを通じて、リーダー・サブリーダークラス、次世代リーダー・課長クラス、部長クラスに見られる特徴がわかってきました。

それを紹介するにあたって、まず私たちがどのようなサービスを提供しているのか、その概要を最初に述べますね。

【リーダー・サブリーダークラス向けサービス】
ビジネスリーダーのための行動実践ワークショップ~お客様を理解し、仕事を動かす~」(UAF08L) 2日間

ステークホルダーを巻き込んで、自分が主体となって仕事の局面を動かすことに重きを置いた研修です。特に、ご自身が担当しているお客様を分析することと、新しいことをするときに必ず直面する障壁をどう乗り越えるかの2点にフォーカスを当てており、ご自身のテーマで検討する演習と、リアルな事例企業をもとに新サービスを検討する演習を行います。

さて本題です。この演習をやっていただいたところ、多くのリーダークラスには以下のような特徴が見られました。

 

<良くも悪くも提供製品やサービスのプロが多い>

お客様からの信頼を、企業の看板ではなく各個人のプロとしての経験と専門力でち取っている方が多いです。そういう気概を持った方々が、企業のビジネスを支えているんだなぁと、いつも感服しております。
一方、「いいものを提供すれば売れる!」という考えが深く身に染みついてしまっている方も多いような気もします。残念ながら、いいものを提供しても売れるとは限らないのが現実・・・。だからこそ、若いうちからビジネス的な感覚とその行動(どうすれば売れる?どうすれば利益が出る?など)が必要なのです。

 

<意外と(?)素直な方が多い>

新しいことをするためには、いろいろな障壁を乗り越えるしたたかさが必要です。障壁の例としては、上司が反対するとか、他部署が反対するとか、お客様のOKが得られないとか。やはり人に関することが多いと思います。
それに対して、正論を伝えれば各種ステークホルダーが納得してくれるという検討で終わるグループもチラホラ・・・
そんなわけはないって、現場で痛感しているはずですよ!(笑) 良くも悪くも正面突破型の思考ですね。

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中には、「いや、研修だから正面突破で考えたんですよ。」という方もいらっしゃるのですが、実務で泥臭い対応を経験されている方は、研修だろうがなんだろうが、その検討の幅は広いです! たとえば、「上司の上司をどう味方につけるか」、「提案のタイミングをずらせばどうか」、「既成事実を先に作れないか」、「そもそも上司の承諾って必要なのか」など・・・。
 
いかがでしょうか? 次回は、次世代リーダー・課長クラスの特徴についてご紹介しますね。

では、今週のオススメ書籍のご紹介です。
戦略シナリオのノウハウ・ドゥハウ
HRインスティテュート(著)野口吉昭(著)
出版社:PHP文庫
ISBN:978-4-569-67253-3

 

 

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