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【いま、求められる人材】自ら考え、気づいて学ぶ『新ラーニングモデル』★危機感の醸成。自分ごとへの落とし込み。

[2012年6月14日]

こんにちは!富士通ラーニングメディアの宮田です。

先週木曜日より、自ら考え、気づいて学ぶ『新ラーニングモデル』をテーマに4週連続でお届けしています。
前回は、知識修得型eラーニングの課題と、課題に対する当社の挑戦についてお話ししました。

今回は、課題に対する当社の取り組みとして、富士通のコーポレート部門など、複数の企業で取り入れられ、当社においても実施しました、新しいスタイルのeラーニング教材についてご紹介します。
本教材(「クラウド時代の仕事の捉え方 あなたにできることは」)のカリキュラムの特徴として、以下の6つが挙げられます(今回と次回の2回に分けて詳しくご紹介していきます)。
 ●プロローグ
 ●掛け合い型
 ●クイズとアンケート
 ●Webコミュニティ
 ●進化する教材
 ●事例Movie

<動機付けや危機感を醸成できる「プロローグ」とは?>

知識修得型である従来のeラーニングは、たとえばクラウドがテーマの場合、「クラウドとは何か?」といった言葉の定義から始まるものが一般的です。このスタイルは、クラウドに対する知識がほとんどない受講者に対して、難しい印象を与えがちです。
そこで、当社が力を注いだのが、「プロローグ」です。

プロローグでは、情報システム部門の若手社員と先輩社員の会話から、外資系クラウド企業の動向をご紹介しています。アマゾン・ドットコム、セールスフォース・ドットコムといった、クラウドを提供している外資系企業の取り組みを具体的に取り上げました。
さらに、クラウドの登場によって求められる、「ビジネスにおける新しい発想」のモデルケースとしてアメリカン航空の事例をご紹介しました。

本カリキュラムの狙いは、以下の3点です。
・クラウドと自分の業務の関連性に気づき、自分ごととして考える
・日常生活の身近なところにクラウドがあることに気づき、関心や興味を持つ
・クラウドの登場によって、ITビジネスが大きく変わっていく可能性があることに気づき、危機感を醸成する

<「掛け合い型」が、一方通行を解消する>

従来のeラーニングは、講師が解説する、一方通行のスタイルが主流です。
このような一方通行を解消するために、本教材は、掛け合い型を採用しました。

掛け合い型とは、受講者が疑問に感じそうなことを、聞き手が受講者に代わって質問し、講師が答えていくものです。受講者と同程度の知識レベルの聞き手が理解できる言葉で解説することで、専門用語を分かりやすく伝えるように工夫しました。

その結果、受講者からは、「テレビの解説番組を見ているような雰囲気で、分かりやすかった」という声があがりました。

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<「クイズとアンケート」に取り組むことで、"自分ごと"にできる理由>

「受講者の理解度を確認するために、随所に以下のようなクイズやアンケートを入れる」というのは、今までのeラーニングでもよく取り入れられている手法です。
・「どのくらい理解できましたか?」と、理解度を聞き、5段階で自己評価させる
・「クラウドとは、どのようなものですか?」と定義を聞き、選択肢の中から選ばせる
・「気になったことを書いてください」といった自由記載欄を設ける

このようなクイズやアンケートでは、受講者は講義の中から答えを見つけ出すことだけを目指してしまうため、単なる知識の修得になってしまうことが多いようです。

そこで、本カリキュラムでは、クイズやアンケートを以下のように変えました。
「あなたの会社でクラウド事業の売り上げは、現在どのくらいですか?」
・「5年後、あなたの会社でクラウド事業の売り上げはどのくらいだと予想しますか?」
・「クラウドの技術を、
今のあなたの業務、どう活かせると思いますか?」

受講者が所属する企業や担当業務にあわせてカスタマイズした問いかけをしたのです。

従来のeラーニングでありがちな問いかけを予想していた受講者は、このような問いかけを見て、驚いたようです。
そして、回答をする過程において、自社や自分の業務について具体的に考えたことで、クラウドを身近に感じるようになったり、自分の業務に活かす方法を模索するようになったりしました。
また、知識の修得に留まりがちなeラーニングでも、受講者の業務に踏み込んだ問いかけを行えば、より深い学習効果が期待できることが示されたのです。

次回は、本教材のカリキュラムにおける6つの特徴のうち、残りの3つの「Webコミュニティ」「進化する教材」「事例Movie」についてご紹介します。

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