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【いま、求められる人材】これからのプロジェクトマネジメントとは?★PMBOK® GuideとKKDの融合が成功のコツ

[2012年3月22日]

こんにちは!富士通ラーニングメディアの城(じょう)です。

毎週木曜日は、「これからのプロジェクトマネジメントは?」というテーマでお話をしています。

3回目となる今日は、プロジェクトマネジメント関連コースなどの講師を10年担当している私が、PMBOK® GuideA Guide to the Project Management Body of Knowledge)を現場で使いこなすためのコツについてお話しします。

PMBOK® Guideを使いこなすために必要なもの>

前回お話ししたように、PMBOK® Guideはプロジェクトマネジメントのグローバルスタンダードで、素晴らしいフレームワークです。

しかし、PMBOK® Guideだけ知っていれば、いつでも、誰でも成功できるのか、というと、そうではありません。

PMBOK® Guideはあくまでもフレームワークですから、自分の業界や、目の前のプロジェクトに合わせてアレンジし、使いこなすことが必要になってきます。

では、PMBOK® Guideを使いこなすには、何が必要なのでしょうか?

その一つの解としてKKDが挙げられます。

<KKDは、現場の知恵>

KKDとは、「勘(K)と、経験(K)と、度胸(D)」のことです。

『○○の仕様は、未確定要素が多いため、リスク対策として、費用を考慮しておこう』
とか
『○○の作業は時間がかかる傾向があるので、バッファを長めに確保しておこう』
などといった、

言わば、昔から培われてきた「現場の知恵」のようなものです。

PMBOK® Guideというフレームワークに、現場の知恵であるKKDが融合することで、それぞれのプロジェクトに最適なマネジメント方法が見つかってくる、というわけです。

20120322_

<KKDが現場で身に付かなくなっている>

「勘」「経験」「度胸」「現場の知恵」という言葉が示すとおり、KKDは属人的な側面が大きい経験知です。

以前は、業務経験を積む中で、先輩プロジェクトマネージャの背中を見ながら、後輩に受け継がれてきました。

1つのプロジェクトが、年単位で進み、時間をかけることができていたため、KKDがスムーズに後輩へ受け継がれていく環境が整っていたのです。

ところが、現状はこんな感じです。次の、経営者A氏と私の会話をお読みください。

  『業務と人材育成のどちらを優先していますか?』
A氏 『今年は厳しいからね。人材育成よりも、目先の業務が大事でしょう』
  『では、来年はどうですか?再来年は?』
A氏 『それは・・・うーん。人材育成が大事なのは分かるけれど、やっぱり、この先もずっと、業務優先になるだろうなあ』

「業務が優先」と話してくださったA氏のお気持ちもとてもよく分かります。

実際に、人材育成には時間も手間も必要だからです。

プロジェクトの進行が早い今、以前にくらべ、人材育成に時間も手間もかけられない、というのが、多くの職場の現実です。

■大きく職場環境が変わる中でも、確実にプロジェクトを成功に導くプロジェクトマネージャを育成するには、どうすればよいのでしょうか?次回はそのポイントをお話しします。
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PMBOKは、プロジェクトマネジメント協会(Project Management institute,inc.)の登録商標です。

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